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#15 聞くこと、書くこと、伝わることを考える

こんにちは、北海道深川市 地域おこし協力隊 いしたです。

先日、北海道空知地域創生協議会が主催する
「地域人材による情報発信 説明会・研修会」に参加してきました。

この協議会が運営するウェブサイト「そらち・デ・ビュー」の記事を作成するため、ライターとしての心構えやインタビューの方法を習得することを目的とした説明会・研修会です(全3回+取材体験)。

私自身はライターとして活動しているわけではありませんが、
地域の情報を発信していることもあり
参加させていただくことになりました。


空知地方ってどこ?


まず、空知と書いて「そらち」と読みます。
「空知地方」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、
北海道のどこらへんなのか、あまりピンとこないですよね。
(私は全くピンときていませんでした)


空知地方ってココ!(出典:そらち・デ・ビュー)

空知地方は北海道の道央エリアにある10の市と14の町からなる地域のことです。
深川市は空知地方のなかで北側に位置しています。
空知地方の中央を石狩川が流れ、
南西部にかけて豊かな石狩平野が広がっています。
「空知」という地名の語源は、「滝をくだる」という意味のアイヌ語「ソーラップチ」に由来しています。
空を知ると書いて「空知」ですが、
とっても素敵な名称だなと思っています。
(北海道にはアイヌ語が語源のものがたくさんあります!)

初めての岩見沢

6月末に、第1回の説明会が岩見沢でありました。
実は初めての岩見沢でした!
駅前にバラがたくさん植えてあったり、ベンチがあったり、
ゆったり過ごせるとても素敵な駅でした。

岩見沢駅のばん馬像|深川~岩見沢は特急電車で約40分です
いわみざわ公園バラ園のボランティア「トムテ」の皆さまが育てている素敵なバラ


聞くこと、書くこと、伝わることを考える


森の出版社ミチクル編集者の來嶋路子さんが講師を務め、
聞くこと、書くこと、伝わることを考える」と題して
インタビューの仕方や記事の作成方法について学びました。

説明資料が手書きのスライド資料だったのですが、
よく手紙を書く身として、この時点でとても感動していました。

私はよく手紙を書きます。
相手のことを考えて便箋や封筒を選ぶ時間が好きだし、
こだわりの万年筆・インクで言葉を綴る時間が好きです。

地域おこし協力隊になることも、家族や友達には手紙で伝えました。
このご時世、LINEを使えばすぐ伝えることができるけれど、
私は手書きの文字だからこそ伝わる温度感が好きで、
手紙にこだわっています。

なので、來嶋さんの手書きの資料にぐっと感動したのです。

講座のタイトルは「聞くこと、書くこと、伝わることを考える」でした。
「伝える」じゃなくて「伝わる」なんです。
來嶋さんは、
伝わるとは、その場で起こった出来事を感覚や感情も含めて伝えること
とお話ししてくださいました。

このお話しを聞いて、
情報を受け取るとき、感覚や感情も含めて受け取ることができたら、
心にぐっと届くなあと、とても納得したのを覚えています。

私にとって、感覚や感情も含めて伝えやすいのが「手紙」だったので、
タイピングした文字(SNSやWebサイトの文章)で伝わるようにするということに、難しさを感じました。
手書きかそうじゃないかの違いでも、
私にとってはとても大きいことでした。

今は苦手だけれど、この説明会・研修会を通して、
伝わる文章が書けるようになれればいいなあ。(頑張ります!)

たぶん「言葉」が好きなんだと思う


この講座を受けて感じたことは、
ああ、私って『言葉』が好きだー!!」ということです。
・誰かとお話しすること
・誰かの思いを聞くこと
・自分の思いを伝えること
直接会話することで伝えたり、手紙に言葉を綴って伝えたり、
言葉が好きで、言葉を大切にしたいという思いがあります。

地域おこし協力隊として情報発信したいという思いの原点は、
言葉が好きだということだったんだなと今になって思いました。

実際にこうやってnoteを更新していても、
何度も読み直して何度も文章を修正しています。

私の書いた文章はまだまだだけれど、
言葉を大切にして、伝わる文章が書けるよう努力したいです。

みる・とーぶフェスティバル


第1回の説明会はインタビューの心得てきな内容で、
それに加えて取材体験に向けた説明等がありました。
取材体験は、7月末に岩見沢市の旧美流渡中学校で開催される
「みる・とーぶフェスティバル」で行います。
あくまでも体験なので私が書いた記事が世に出回ることはないのですが、
インタビューを受けてくださる方のことを十分に引き出せるのか、
今からドキドキしています。
取材体験させてもらえる大切な機会なので、
しっかり準備して臨みたいと思います。


ちょっとだけ、美流渡(みると)のこと


「美流渡」と書いて「みると」と読みます。
(初めてこの地名を見たときは全く読めませんでした)

美流渡は、岩見沢市の中心地から少し離れた、
かつて炭鉱で栄えた山あいのまちです。
そして、「みる・とーぶ」とは、
美流渡とその周辺地域で活動をする地域PR団体のことです。

この美流渡地区にあった美流渡中学校は、
過疎化の影響で2019年に閉校になりました。
2023年7月28日~30日に旧美流渡中学校で開催される
「みる・とーぶフェスティバル」では、ライブイベントやワークショップだけでなく、フード・雑貨等のお店も並びます。
地域の作り手だけでなく、道内・道外からもみる・とーぶに思いを寄せている方々が参加されるフェスティバルです。

https://note.com/mirutobu/n/n04703d0d27ee


おまけ:岩見沢でランチ・カフェ


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