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#14 移住してどんな家に住む?深川のお家事情 -わたしのお家編-

こんにちは、北海道深川市 地域おこし協力隊 いしたです。

今回は、深川のお家事情についてお話しします。
移住するうえで、「家」って本当に大事ですよね。

先日、今年の1月に深川へ移住された戸川さんへ
お話を聞く機会がありました。
戸川さんは空き家バンクでタイミングよく今のお家を見つけ、
深川へ移住することを決められたようです。
移住相談会でも、「丁度良いお家があれば移住したい」という方も多く、
移住するうえでお家の善し悪しが占める割合は大きいと思います。

私が今住んでいるお家事情をベースに、深川のお家事情をお話しします。


選べるくらい賃貸はたくさんあるが、
安いわけではない


移住することが決定したら、
できる限り早く家を決めちゃいたい!と思い賃貸を調べ始めました。

まず、お給料や家賃補助、
毎月かかるお金(食費、公共料金等)等を整理して、
「いくらの物件にするか」を決めました。
高くても6万円までと上限を設定し、
安けりゃ安いほど良いということで、
実際は5万円程度で探していました。

スーモやホームズといった不動産サイトの他に、
市内の不動産会社のサイトを利用して賃貸を調べました。
深川市の不動産会社(協和ハウジング

調べて気づいたことは、
深川市って選べるくらい賃貸あるじゃん」ということでした。
新しいお家、綺麗なお家も多くて、
「この賃貸しかない、、、、」みたいな状況ではなかったです。

ただし、大都会に比べると家賃相場は安いのですが、
実は札幌と同じくくらいの家賃感です。
田舎だと家賃が安いと勝手に思っていましたが、
そんなことはありませんでした。
(私が以前住んでいた仙台よりは安いですが)

家決めの条件


私は以下の条件で物件を探していました。
【絶対条件】
・2階以上
・独立洗面所がある
・円柱型の温水器がない
・駐車場がある
【できれば満たしたい条件】
・畳がある

円柱型の温水器がない」と書きましたが、
私にとってはすごく重要なポイントでした。
円柱型の温水器、めちゃくちゃ大きいのです。
(ヒトが一人はいりそうなくらいのサイズ感です)

近年は箱型の温水器がほとんどだと思うのですが、
昔は円柱型の温水器が多かったようで、
円柱型の温水器が付いているお家が結構ありました。
北海道ならではということでは無さそうなのですが、
私はこのタイプの温水器を初めて見たので
その大きさにとてもビビりました。

私はお家でのんびりまったりするのが好きなので、
円柱型のめちゃくちゃ大きい温水器が家にあるという非日常感が受け入れられず、「円柱型の温水器がないこと」は絶対条件としていました。

留意したこと:
住む場所の自然災害リスクを把握する


「重ねるハザードマップ」を使って、洪水時の浸水深を確認していました。
自分が住む場所のリスクを知り、
できる限りの対策はしておきたいという思いがあるからです。
深川には一級河川である石狩川と雨竜川が流れています。
石狩川が氾濫してしまった場合、市街地は広範囲で浸水します。
そのため、浸水した時の深さや家の階数を踏まえて検討していました(最悪の場合、垂直避難ができるように)。
浸水深0.5~3mの場所であれば、3階以上で検討するなどしていました。

垂直避難とは:建物の2階以上のなるべく高層階へ移動する避難方法のこと

近年は、これまでに発生してこなかった局地的短時間豪雨が増えています。
過去に水災害があまり起きていなかったとしても、
水災害が起きない可能性がゼロではないので、
自分でしっかり考えて防災対策できればと思います。

「避難」の考え方は人それぞれで、浸水深が高くても高台に行きやすい、避難所が近くにある、といった視点もあると思います。
深川市に限ったことはではありませんが、お家を決める際にはその地域の自然災害リスクも踏まえ、検討いただけたらと思います!

■深川市ハザードマップ
市街地拡大図(深川市ハザードマップ) | 北海道深川市 (fukagawa.lg.jp)

■重ねるハザードマップ
重ねるハザードマップ (gsi.go.jp)


掲載情報で一番気になっていた家に決定!


条件を設定したり、
重ねるハザードマップを使って浸水深を確認したりした上で、
内見をして最終的には一番気になっていたお家に決めました!

こんな家に住んでいます|図形を駆使して手書きで書いたざっくり間取り
キッチン側から撮影するとこんな感じ

少し妥協したところはあるのですが、
数ヶ月住んでみて、
「この家にしてよかった。。。。!」と思えるくらい気に入っています。

ちなみに、以下のことを妥協しました。
畳の部屋がカーペットになっていた(洋室6間の部屋が元々は和室だった)

レトロな赤いカーペットなのですが、
私は赤が似合わないタイプなのでどうしようと思っていました。
ですが、住んでいくうちに生活がこの赤いカーペットに馴染んできて、
「意外と良いじゃん////」と今では結構気に入っています。


赤いカーペットと飛騨さしこの座布団が良い感じに合う

洗濯機の蓋が開かないかも!?事件


引っ越し業者さんに荷物を運んでいただき、
別途洗濯機の取り付けを深川の電気屋さんにお願いしていました。
洗濯機パンのサイズと洗濯機のサイズは事前に確認していたので
パンには問題なく置くことができたのですが、
ある事件が勃発したのです。。。。。
(ここからは紙芝居っぽくお話しします)


「そんなことあるんかい」と突っ込んでしまうような出来事でしたが、
深川に来てすぐに人の温かさを実感した出来事でした
いまだに、板を切ってくださった電気屋さんを思い出します。
今度改めて、お礼を伝えに電気屋さんに伺いたいと思います。

このお家にして良かったところ・工夫が必要なところ


このお家に住んでみて、良かったなと思うところと、もっとこうだったら良かったなというところをまとめました。

気に入っていることも、
もっとこうだったら良かったなと思うこともありますが、
トータルで大満足です!


深川市のお家事情を総括すると


「選べるくらいのお家はあるけれど、家賃相場はそんなに安くない」
ですかね。

私は好んで古いお家に住んでいますが、
意外と築浅の物件が多いことに驚きました。

マニアックなお話もありましたが、少しでも参考になると幸いです。

深川市では、移住・定住をご検討されている方に向けてセミナーやツアー等を企画しています!いつでもご相談をお待ちしておりますので、少しでも気になるなという方は気軽にご相談ください!
深川市移住定住サポートセンター
メール:iju_support@city.fukagawa.lg.jp


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