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「問題解決プロフェッショナル」これで解決できないことはない!?

こんばんは。フカドクです!
右脳派プランナーのじゅんです。最近は左脳もちゃんと使えるようにならないとと思い、ちょっとお固めの本を読んでいます。

今回は、そんな中でもこちらの本。
斎藤義則さんの「問題解決プロフェッショナル」をフカドク!

筆者について

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この本の著者は齋藤嘉則さん。
1979年に東京大学工学部卒業後、大手建設会社に勤務。そしてロンドン大学で経済学修士を取得されました。
その後、マッキンゼーに就職してあらゆる事業の経営コンサルティングを経験されています。
1992年にアメリカの大手家庭用品メーカーの日本法人のゼネラルディレクターを勤め、1995年に独立されています。

この本自体は1997年に執筆され、「問題発見プロフェッショナル」や「戦略サファリ」と言った本も執筆されています。

僕がこの本を読もうと思ったきっかけは、前回紹介した本

こちらの中で、オススメの本として紹介されていたためです。

本の内容

この本では、基本的な問題解決の方法として以下が丁寧に解説されています。

- 2つの思考法:ゼロベース思考、仮説思考
- 2つの技術:MECE、ロジックツリー
- 1つのプロセス:ソリューションプロセス
  ・課題設定
  ・解決策の仮説
  ・解決策の検証・評価

どれも基本的な内容ですが、事例や演習問題も所々に入っており、読みながら実践の場で使えるようなインプットの仕方ができる本になっています。

今回大事だと思ったポイント

この本の内容は、ビジネススキルの基本としてぜひ全員の方に読んでいただきたいと思っていますが、特に今回読んでいて自分の改めて学びとなったところを紹介します。

・必ずアクションに繋がるところまでやり切る
MECEやロジックツリーなど、作って満足してしまう人が多い(僕も含めて。笑)と思いますが、そこで絶対終わらせないということが重要。
具体的になっていなかったら、もっとブレイクダウンしたり、優先順位をつけたりして、次の具体的アクションに繋がるまでを1セットにすることをクセにすることが大事だと思いました。

・制約を取っ払って顧客価値だけを考えてみる
既存の考え方に囚われないために、他の縛りを一切取り除いて顧客の本当の価値をゼロベースで考えることが重要で、そう言ったことをしていかないと、変化の流れについていけず、衰退していくとのことでした。
確かに、目の前の制約ばかりを考えて、実現できないと動けていないと、いつかその制約を掻い潜るような動きが出てきたときに置いていかれると思いました。制約が将来なくなることが多いというところを前提に動くというところは、新たな気づきでした。

おわりに

この本は1997年に書かれた訳ですが、自分の会社の新入社員研修で習ったことがそのままカバーされていたイメージでした。忘れていることも多く、何よりも思ったことは、問題解決のスキルは不変で、絶対に身につけなければならないことだと思いました。

改めて問題解決について勉強してみると、実際のビジネスで自分が使えているところがかなり少ないと思い、フレームワークなどこれから積極的に取り入れていこうと思いました!

今回はここまで!

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