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夫婦こそ、記念日に手紙をプレゼントしよう

付き合いたて、結婚当初の記念日は、贈る方も贈られる方もとにかく楽しい。誕生日、クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー、結婚記念日など、相手がその時に欲しいものを会話や行動から探って、いかに相手が喜ぶものをプレゼントできるか、サプライズ合戦が繰り広げられる。

我が家も例に漏れず、私からだんなには、コインケース、ペアグラス、好きなブランドのバッグ、財布、おそろいの茶碗などをプレゼントしたし、だんなからもネックレス、財布、カバン、名刺入れ、キーケースなどいろいろなプレゼントをもらった。

しかし、つき合いが長くなり、結婚して生活を共にしていると、プレゼントのネタも尽きてくる。次第に、一緒に買い物にいって欲しいものを買ってあげるスタイルになったり、普通に食事を奢ったり、場合によっては相手が好きな料理を作ったり、とサプライズというよりは、一緒の時間を楽しむようなプレゼントにシフトしていく。

ここ数年だと、私はだんなにちょっといいドレッシングの詰め合わせとか、飲むお酢ドリンクの詰め合わせとか、デイリーでは買わないちょっと高価な日用品を選び、一緒に楽しめるようなプレゼントを贈っている。

最終的にはプレゼントをあげ尽くして、お互いなしにしようなんていう協定が結ばれ、数ある記念日もなんでもない1日になっていく家庭も少なくないだろう。

そういう風になっていくものかもしれないが、私がずっと続けているのは、記念日にだんなに手紙を贈ることだ。

うちは日頃から割と気持ちを言葉にして伝え合う仲良し夫婦だが、改まって気持ちを紙にしたためることで、だんなへの感謝の気持ちを再確認する機会になる。

一緒に暮らしているからこそ日付が変わった瞬間に、一番に面と向かって「おめでとう」を言い合えるしあわせを忘れないようにしたい。

そんなわけで一昨日寝る前に、だんなに誕生日には「手紙が欲しい」とリクエストした。「いつも言ってるようなことしか書けないよ」と言いながら「何を書こうか考え出したら眠れない」とはしゃぐだんなが可愛すぎた。どんなメッセージをくれるのか楽しみで私も内心ワクワクしてすぐに眠れなかった。

いつも一緒にいて、改まって手紙を贈るなんて……という相手にこそ、記念日に「言葉」をプレゼントしてみませんか?それはあなたにしか贈れない、世界でたった一つの特別なギフトになります。

結局、日付が変わる前に、眠そうな私にフライングバースデーと言って、手紙をくれただんな。読んで思わず嬉し泣き。貴方と出会えて、貴方と結婚できて、本当によかった。いつもありがとう。

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