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スタートアップ企業の「General Affairs/Office Manager」の仕事とは?

この記事は Monoxer Advent Calendar 2023 23日目の記事です。

こんにちは!モノグサ株式会社で、Office Manager(オフィスマネージャー)として働いています、藤下と申します。
スタートアップに長らく在籍しながらも、初めてAdvent Calendar企画に参加できて嬉しいです!

せっかくの機会なので、簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は、新卒入社のタイミングで、インターンをしていたスタートアップ企業に創業メンバーとしてJoinし、立ち上げ期の事業企画・人事やバックオフィス・カスタマーサポート等を経て、2023年2月にモノグサ株式会社にOffice ManagerとしてJoinしました。

「Office Manager」というと、特に日本ではあまり聞き馴染みがなく、「どんなことをしてるの?」と聞いていただくことも多いので、今日はこの場を借りて、Office Managerの仕事について、ご紹介したいと思います。

※会社によってポジションの定義は様々かと思いますので、あくまで一例として、ご参考にしていただけますと幸いです!

Office Managerの仕事とは?

当社では、Office Managerというポジションは、
Corporate部門 > General Affairs(総務)
の中のポジションとして整理されています。
現在はGeneral Affairsは1人体制なので、General Affairs(総務)領域全般=Office Managerの業務領域です。

Missionは「従業員の生産性向上に寄与するあらゆる課題解決」。
オファー面談や、入社後の1on1等を通して、もう少し細分化した

  • 従業員が成果を最大化できる環境づくり

  • Valueを体現できる人を増やす

などのテーマをいただきました。

具体的な業務の例としては、以下のようなものです。


  • 働きやすいオフィスづくり、オフィス移転の検討

    • どんなオフィスを作ることが自社らしいのか?

      • フリーアドレスなのか?固定席なのか?

      • 立地は?レイアウトは?内装は?

    • ”モノグサらしさ”をオフィスでどう表現するのか?

  • 安心して働ける環境づくり

    • BCPの設計

    • 防災計画の策定

    • 健康をモチベートする福利厚生の検討

      • ex.社食、ヘルスケアサポート

  • 情報流通の改善

    • Slack・Notion・Google Driveなどの社内ツールの整理

    • 社内情報の検索性の向上

  • 文化浸透

  • 「来たくなる」「仕事がはかどる」オフィスづくり

    • 整えられた機能的なオフィスの維持

    • 「モノグサらしい」制度の企画運用

    • コミュニケーションの促進


こうして書き出すと、一般的な総務業務全般、と言ってしまうこともできるのですが、それぞれのテーマをどこまで深く取り扱えるか、クリティカルに解決できるか、は担当者の腕の見せ所になります。

「大切な人たちの幸せを考える仕事」だから面白い

General Affairs(総務)領域の仕事は、ともすれば「何でも屋」となってしまい、手元の仕事をこなしていくことに精一杯になりがちですが、モノグサという会社は、「Corporateは会社の器である」という考えのもと、General Affairsの領域は、会社のValueやCultureを拡める・維持する領域の1つとして非常に重きを置いています。

担当者として業務に取り組んでいると、どうしても施策ベースでのメリット/デメリットにフォーカスしてしまうことも多いのですが、マネージャーから受けるフィードバックは、常に「みんなにとって幸せな選択は何か」「この施策はみんなの生産性向上のためにどう役立つと思うか」という大きな目線からのものばかりです。
手法ベースではなく、それが本当にメンバーにとって有益なことか?モノグサらしいやり方なのか?から考え、裁量を持って施策に取り組めることは、今の自分の力量ではかなりストレッチがかかることもありますが、非常に面白く、やりがいを感じる部分です。

そして、突き詰めると、Office Managerの仕事は、自分の身近な大切な人=一緒に働いているメンバーの幸せについて考え続けることができる仕事だと感じています。

モノグサで出会った方々は、みんな本当にアトラクティブで、少しお話するだけでたちまち好きになってしまう方ばかりです!(会う方、会う方が魅力的で、入社時驚いたほどでした!採用へのこだわりが垣間見えます)

この人たちを幸せにしたい、と本心で思えること、そしてそれが自分の仕事そのものであることが、何より嬉しいことだと思います。

みんなを毎日応援できる仕事、だから面白い

「オフィス移転」などは、コストも時間もかかる、会社へのインパクトも分かりやすい大玉の仕事ではありますが、本当に小さい、言ってしまえば地味な施策が、意外とみんなの生産性に関わっている、と感じられることもまた、面白いです!

私がお気に入りの「地味施策」の1つが

  • コピー機の紙の収納順を変えた(A3が上→A4を上にした)

ことなのですが、
これは、メンバーがメモ用の紙が欲しい時、
一番上の引き出し(※図)を開け
→「あ、デカい紙だった…」という顔をして
→下の段を開け直し、A4の紙を取る
様子を1日に数回見ていたので、こっそり(?)順番を入れ替えました。

※図

誰でもできることに違いないですし、たった3秒の節約ではあるのですが、ちょっとしたことであっても「手戻りがない」ことは「なんか仕事の調子がいい」と感じてもらうきっかけになると思いますし、メンバーの「生産性向上」の小さな小さな1歩を積み重ねられることが、Office Managerがいる意味なのではないか、と考えています。

言うならば、自分の「成果一覧」には書けないほど小さなことであっても、メンバーみんなの生産性を0.01%でも上げることができるのであれば、オーナーシップを持って取り組むこと、そこにパワーを配分することを良しとされていることが、モノグサでOffice Managerとして働いていて、面白いなと感じることです。

「なんかいい感じ」のきっかけは、コピー機が紙切れで止まらないこと、ホチキスに芯が補充されていること、ふと手に取ったペンのインクがカスカスではないこと、などなど、色々あると思っており、一連の流れが途切れないように設計することは、バックオフィスとして小さいながらも貢献できることかと考えています。
ともすれば「雑用」と分類されてしまう仕事を、メンバーへの「応援」として取り組めることが、とても面白いです。

モノグサという会社が、面白い

最後に、Advent Calendarは会社の広報も兼ねているので、モノグサという会社についても語っておきたいと思います。

モノグサに入社して約1年。
たった1年ではありますが、「感動」した瞬間がいくつもあり、とても心に残る、いい時間を過ごしています。
「感動」というのは、プロダクトの新機能や改善のリリースであったり(社内のメンバーが”すごい!”と沸き立つ機能リリースが年に何回もあることは稀有なことだと思っています)、ふと聞こえてくる隣のチームの会話であったり、Slackでの温かいメッセージであったり様々ですが、本気で事業を良くしたいという気持ちが社内に溢れていると感じますし、合わせて、同じ船に乗っているメンバーのことをリスペクトし、大切にするという気概にも溢れていると感じます。

私は、ふと社内で聞こえてきた「いい言葉」があると、Slackで自分宛てにDMしてメモに残しているのですが、1年間で100件以上、お気に入りのフレーズがたまりました。これらは時々見返しては、嬉しい気持ちになっています。

モノグサという会社は、プロダクトやお客様に対して本当に一生懸命なメンバーばかりです。その反動なのか、自分自身のことがちょっと後回しなのではないかと思うこともあり、Office Managerとして、とりあえず困ったときに相談してみよう・聞いてみよう、と思ってもらえるよう、メンバーの生活の大部分である「週5日」を少しでも底上げできるよう、引き続き頑張っていきたいと思います。

終わりに

ここまで読んでいただいた方には伝わったかな?と思うのですが、間違いなく、「いい人」と「いいプロダクト」の会社です!
少しでも会社に興味を持ってくださった方は、以下の採用ページから、ぜひカジュアル面談に申し込んでみてください。
お知り合いの方は、もちろん私に直接のご連絡、大歓迎です。気軽にご連絡くださいね!

Monoxer Advent Calendar 2023

Monoxer Advent Calendar 2023では、開発、ビジネス、コーポレートの様々な職種のメンバーが毎日1つずつ記事を公開していく予定なので、是非明日以降もチェックしてください✏️

またモノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひお話しましょう!


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