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最も大変だったのは、産後何カ月目だったか?[R]

2022年10月スタートの産後パパ育休。
子の出生後8週間以内に4週間まで取得可能。
育児はいつもそれぞれ大変なことばかりです。
私の8カ月の育休の中で、産後何カ月目が最も大変だったかを考えてみました。
(1)出産から10日目まで
(2)11日目から1カ月目まで
(3)1カ月目から3カ月目まで(前編)(後編
(4)3カ月目から5カ月目まで(前編)(後編
(5)5カ月目から6カ月目まで
(6)6カ月目から7カ月目まで
  (離乳食編)(マミーブレイン編
(7)7カ月目から8カ月目まで

8カ月の育休を振り返ってみると

長男の時には育休を取っていないので、平日の夜と週末しか一緒にすごすことができませんでした。

長男と妻の二人きりの生活での出来事は、私の勤務中に妻からのラインで送られてきていました。
勤務が終わると、すぐに妻からのラインをチェックし、送られてきた画像やムービーを観て、一人でニヤニヤしていました。

長男の成長を観るのは嬉しいことでしたが、自分の子なのに、知らない間に成長していっている感じでした。

育休を取った次男の8カ月間を振り返ると、目の当たりにした次男の日々の変化が鮮明に思い出されます。

長男へも次男へも変わらぬ愛情を抱いていますが、次男とは産後8カ月間の日々の思い出が加わり、これまでに経験したことのない感情を抱くことができています。

生まれたての3000g程度のあの頃は、もう戻らないかと思うと、淋しく、もったいなく、懐かしく、嬉しく、可愛らしく、ほほえましく、たくましく思えてきます。

字に表すと、こんな感じですが、普段は同時に用いない副詞を使って表現しています。
どこか矛盾を感じるような表現です。

それぞれの期間で様々な出来事があり、トラブルや問題が生じ、解決したような、しないような日々を送ってきました。

最も大変だったのは・・・

どの期間にも言えることは、次男の成長に応じて生活の仕方を変化させていかなければならない大変さがありました。

これらの期間の中で、私が最も辛く大変だと感じていた期間があります。

それは「出産から10日目まで」です。

出産経験のある方ならば、すぐに気付かれたかもしれません。
もう一度、「出産から10日目まで」のところをご覧いただけると、気づいていただけるかもしれません。

そうです。
産後10日目までは、妻も次男も入院中でした。
まだ、私が次男の育児に関わっていない期間なのです。

なぜ、この期間が最も辛く大変だったのか。
それは、家事育児のすべてを一人でやらないといけなかったからです。

妻と二人で家事育児を分担することで生じるトラブルや問題もあります。
未熟な私は、妻を傷つけてしまうこともたくさんありました。
そして、ストレスが長男に向かってしまうこともありました。
でも、妻がいて二人で家事育児を担えば、一人では抱えきれないことを分かち合うことができるのです。

たぶん、妻も同じだと思います。

家事育児を一人でやらないといけないことが大変なのです。
何よりもワンオペ育児が大変なのです。

誰にも話を聞いてもらえない。
誰にも代わってもらえない。
泣き続けるわが子をどうあやしても、泣き止まない。
どこか痛いのか。
何かの病気じゃないか。
全然、分からない。
もし、自分が大きなミスをしたら、判断が違ったら、この子の命に関わる。

自分がすべての責任を負っているワンオペ育児。
ものすごいプレッシャーを感じていました。

ワンオペの辛さを身にしみて感じた私

妻と次男の退院の日。
病院に迎えに行った私が、二人を車に乗せて家路についた時に感じたことを今でもはっきりと覚えています。

それは「ようやく解放される~」です。

次男の育児の始まりの日に、解放されると思ったのです。

客観的に見れば、これは、おかしいことでしょう。

もちろん、妻の退院で家事育児の手が抜けると思ったわけではありません。
産後11日目以降、私が家事育児の手を抜いていないことは、これまでの記事を読んでいただいた方からすれば、明らかだと思います。

それぐらい、一人ですべての家事育児を担うことに辛さを感じていたのです。

8カ月の育休を取ったからと言って、何かすごいことができたわけではありません。
正直、私には、大したことはできませんでした。
でも、ワンオペ育児の苦しさを身にしみて感じることはできました。

いつも読んでくださってありがとうございます。 もしよかったら、もう少し私のnoteにお付き合いくださいませ💘 【全記事一覧】 https://note.com/fujiwaratakahiro/n/nd102e99cfc35