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【知ってる?】AIがフリーキックを詳細に測定する時代らしい【体験レポ】

おそらく、この記事が公開される頃には明治安田生命Jリーグ2024シーズンも折り返し地点近く、一層の熱気を帯びている頃であろう。

欧州ではチャンピオンズリーグ決勝が終わり、UEFA EURO 2024開幕戦がまもなくということもあり、筆者は6月を勝手にフットボール月間と命名することにした。(尚、本記事において、以降この件に触れることはない。)

6月2日(日)、天気は曇りのち雨。筆者が向かったのは川崎市の「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」。言わずもがな、川崎フロンターレのホームスタジアムである。リーグ戦第17節、ホームで迎え撃つ名古屋グランパス戦について熱いレポートを書きたいところではあるが、それはまたの機会として、この日は宮城天選手の誕生日…についてもまたの機会として、試合前に行われたファンイベント「かわさきSDGsランド powered by FDK」が本日の目的である。試合開始5時間前だというのになんと会場は大盛況である。

すごいたくさんの人だ。

筆者が向かったのは "スポーツ×IT「AI画像認識技術を活用したキック力測定体験!」" のブース。

ここではなんかすごいAIによって自分のキック力やキックフォームがなんかいい感じに測定できるらしい。急にIQが下がった気がする。

手前のスマートフォンで専用のアプリケーションを使って撮影し、分析するようだ。

詳しく話を聞いてみると、体操競技の採点に活用されている高精度な姿勢認識AI技術により、人の動きをデジタル化する富士通のデータ解析プラットフォームHuman Motion Analyticsをサッカーに応用し、ボールのスピード、足のスイングのスピード、インパクト効率などが分析できるらしい。何やらすごそうなのは分かったが、やはり体験してみないことにはピンとこない。

ということで筆者も体験させてもらうことにした。

筆者はここ数年間食っちゃ寝生活をしていた身ではあるが、これでもサッカー王国静岡で6歳からサッカーを始め、過去には地域トレセンまで選ばれた経験とプライドがある。

結果はこちら。

筆者の結果(抜粋)

まずまずであろう。って、ええええええぇぇぇ!?小学生平均以下なの!?ボール速度にいたっては電動キックボードの最高速度くらい差があるじゃん……。

ぜ、全力じゃないもん!!

いじける筆者。フロンターレのユニフォームまで着て気合十分だったのに……

実際に体験してみて感じたのはやはりスポーツ科学の進展が一番であろう。

今回は小学生に負けたが、筆者が小学生の頃にこの技術が普及していればきっと今頃、日の丸を背負っていたことであろう。強がりではない。非常に悔やまれるばかりである。


というかこの技術、もしかすると今後テレビとかYouTubeとかの企画でめっちゃ使えるのでは?(ご連絡お待ちしています)


筆者が体験し終わる頃にはなんと整理券配布が終了していた。大盛況!

こんな下手っぴおじさんが一枠使ってごめん!

実際に体験した小学生に話を聞くと「面白かった」、「写真を見てもう少し前に蹴りだした方がいいなという課題も分かった」、「雨でいつもよりうまく蹴ることができなかった」などの声が上がった。結果はもちろん筆者よりも高い数値であった。雨が降り始める前に体験したのに負けた筆者の面目が保てないからもうそれ以上やめて!!

体験会の様子。きれいなフォームだ!

それにしても、今日お話を聞いた子供たちは本当にサッカーのレベルもモチベーションも高かった。日々の努力と高いモチベーションにこうしたテクノロジーが掛け合わさることで相乗効果が生まれるのだろうなと感心した。川崎フロンターレ、そしてサッカー日本代表の未来はますます明るいものだと確信したのである。

デモ動画も必見だ!


文:富士通広報 オーシマ


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