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「Fujitsu Uvance」の最新の取り組みとサービスを一挙紹介!Fujitsu Uvance Demo Day Vol.3

こんにちは、富士通広報note編集部です。
全3回にわたって紹介しているFujitsu Uvance Demo Day、3回目となる今回は「働きやすい環境の推進と労働力不足解消」、「QoL(生活の質)向上に向けた医療ヘルスケアの推進」、「顧客・生活者体験の向上」の出展テーマからピックアップします。(Fujitsu Uvance Demo Dayの詳細は第1回目の記事をご覧ください)

※過去の記事はこちら

ブース紹介①
「社会の安全安心を実現するAI映像解析と最適な自動要員派遣」(働きやすい環境の推進と労働力不足解消)

こちらのブースでは、Trusted Societyの公共の安全とエッセンシャルワーカーの業務効率化を実現し、市民の安心と安全を確保するオファリング「Connected Front-line Worker」をご紹介します。

警察、消防、救急、警備など、社会の安心安全を最前線で支えるエッセンシャルワーカーの人手不足は大きな社会問題となっています。

「Connected Front-line Worker」は、世界No.1の精度*を誇るAI映像解析技術(行動認識技術)により、監視カメラやウェアラブルカメラの映像を通して、トラブルや事故などのインシデント(事象)の発生や予兆をリアルタイムに把握し、安全を確保しながら素早い事案への対応を可能にするエッセンシャルワーカーを支援するサービスです。

*富士通研究所方式 精度世界一を達成(2020年3月)
 基本動作認識のベンチマークNTU RGB+Dで世界一の精度を達成 (2020年)
 AI・映像認識のトップ会議 CVPRが主催するコンペで2年連続 上位入賞(2020年、2021年)

!ここがPoint!
例えば、監視センター側のソフトウエアに、どの場所のカメラで、どんな事案が発生したかが表示され、その内容に応じて最も適切な現場対応者を自動で選定するとともに、該当者に自動で現場対応の要請が通知される。さらに、現場対応者向けの画面では、どこで何が起こっているかが通知され、内容を確認して現場に急行するアクションが速やかに行える。2024年に、監視員による映像監視業務にAI映像解析を活用する実証実験をお客様と実施した結果、既存監視員の人数を7名から4名に削減!

ブース紹介②
「自分らしく活躍できる健康でウェルビーイングな社会の実現」(QoL(生活の質)向上に向けた医療ヘルスケアの推進)

こちらのブースでは、心身ともに健康で、自分らしく活躍できる暮らしをデジタルでサポートする「Prevention&Well-being」のオファリングをご紹介します。従業員が心身の健康を保ち、パフォーマンスを最大化できるよう、疾患の予防や早期発見、生活習慣改善に向けた行動変容などの支援をするとともに、成果の見える化と改善をデータドリブン型で支援するものです。

超高齢社会の到来や突然発生する疾病リスクがある昨今、医療費の増大や医療従事者のリソース不足などの課題が深刻化しています。また、健保組合の財政悪化や、従業員の雇用期間の延長、テレワークなどの多様な働き方の普及に伴い、身体活動量の低下や孤立感の高まりなどの新たな健康課題が発生する中、健康経営の必要性が高まっています。

本オファリングは、AIを用いて健康データや働き方、ストレス、運動習慣などの多様なデータを集約し、分析することにより、健康経営に取り組む企業の意思決定や、健康改善に関心が低い従業員の行動変容をサポートします。

!ここがPoint!
・把握が困難だった健康投資の効果をAIにより分析・評価し、費用対効果を最大化
・行動変容による従業員の健康活動の継続率14%増*
*富士通における社内検証の結果

ブース紹介③
「販促の高度化とリアルタイム化による​ロス削減と利益の最大化」(顧客・生活者体験の向上)

こちらのブースでは、Consumer Experienceの「Personalized Marketing Services​」を紹介します。

消費者接点における行動データ(スマートフォンやECサイト、ソーシャルメディアなど)や購買情報を元にAIが利用シーンに応じてレコメンドすることにより、最適な購買体験を提供します。また、店舗における商品ごとの価格パフォーマンスをリアルタイムに把握し、AIが最適価格を自動的に提案するダイナミックプライシングが、変更後の商品価格における未来の売上シミュレーションを可能にします。これにより、売上拡大と需要喚起による廃棄ロス削減の両立を目指します。

様々な業種の消費者行動データから行動特性をパターン化した500種類以上の”タグ”という独自ロジックで、消費行動の類似性や変化をわかりやすい言葉で可視化。富士通のAIサービス「Fujitsu Kozuchi」の生成AI技術と、このタグを組み合わせて、パーソナライズされた販促コンテンツを自動で生成することが可能です。

また、新たに富士通グループに加わった「GK Software」のサービスと連携し、ダイナミックプライシングによる価格最適化や消費行動に合わせたリアルタイムなレコメンデーションによるパーソナライズされた購買体験を提供。消費者の需要を喚起することで、売上拡大と廃棄ロスの削減を実現します。

!ここがPoint!
・高度な販促による、顧客体験の向上と機会損失の最小化、サステナブルな小売事業運営
・海外の食品ネットスーパーのお客様では、注文数25%増加、売上10%改善!

ブース紹介④
「データを繋ぎ、顧客と繋がり、顧客体験価値の向上を実現」(顧客・生活者体験の向上)

こちらのブースでは、富士通と長年強固なパートナーシップを培ってきたSalesforce社と推進しているオファリングをご紹介します。

デジタル化が進む中、企業が取り扱う顧客データは増大、散在してしまい、より魅力的な顧客体験の提供を阻んでいます。それを解決するアプローチは、顧客データを統合管理し、顧客ニーズの解像度を上げることです。また、不足するマーケティングや顧客対応の要員を補完するのに、生成AIと予測AIを活用することが重要です。

散在する顧客データをつなぎ、顧客データプラットフォームに集約するとともに、顧客との接点を効率化します。富士通ではいち早く、Salesforceのマーケティング領域の生成AIと予測AIの実証実験を行い、セグメンテーション作成作業を50%削減、メール開封率22%向上という有効性を確認できました。

生成AIによるセグメンテーション生成とは、指定した複数の条件に合致する方を抽出しメール送付の宛先一覧リストを生成するものです。例えば、働きながら子育てをしている30代女性で過去に自社のAというブランドの化粧品を購入した方の一覧を、日本語テキストで問いかけるだけで作成できます。また予測AIによるメール送信の最適化により、過去の開封履歴を参照して、お客様がよく開封する時間帯に合わせてメールを送信することができます。

さらに、不足するデジタルマーケティング要員や顧客対応を、生成AIと予測AI で補完します。富士通は、生産や物流などのサプライチェーン計画を最適化した上での、顧客一人ひとりに合わせたパーソナライズされた体験の提供で、消費者、サプライヤー、小売の「三方良し」を実現し、長期的なビジネス成長につなげていきます。

!ここがPoint!
・富士通において、生成AIと予測AIを組み合わせた実証実験を行い、対象市場の潜在顧客のセグメンテーション作成時間を50%削減
・予測AIと自動送信による最適化でメール開封率を22%改善

3回にわたってFujitsu Uvance Demo Dayのブースを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
本日は、メディア、投資家、アナリストの皆さまにも、「Fujitsu Uvance」の進捗をお伝えする説明会を実施しました。
本日ご紹介したデモンストレーションも、今後の記事の中でお伝えしていきます。
どうぞお楽しみに!


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