やっと始まった感じ

１１日からの次男の検査入院。
大人でも躊躇しそうなくらいのけっこうハードな長時間の検査とか、最新式のいろんな検査。
全部受け終わった。

次男、がんばったなあ。

明日、結果を聞いて退院。

入院の付き添いで、私も家を空けてた間は、家は夫と長男の二人。

この７年間、ほぼほぼ会話がなかった二人。

夫婦で決めた不登校対応で、夫は息子たちとできるだけ何か言わないことに決めていた。
夫は、つらかっただろうに、それを徹底してくれた。

だから、長男ともめったに話してなかったけど、長男も夫を避けていた感じだった。

その状況に変化がおきたのも、昨年の次男のてんかん再発の入院がきっかけだった。

その時も、家は夫と長男の二人だった。

その時と今回は、二人の様子がまた違ってるみたいだ。

引っ越しをきっかけに、さらに家族の中のコミュニケーションが変化した。

いつも私と息子たちでの外食だったのが、引っ越しで必要に迫られたのもあったけど、四人で外食に行くようになった。

長男だけ自室でご飯を食べてたのが、四人で食卓を囲むようになった。

長男が家事を色々手伝ってくれるようになってたから、この留守中は、なんか、だいぶ二人で協力してくれてたみたいだ。

引っ越しは、お金の不安があったけど、こんなたくさんの変化が起きて、思い切ってよかったなあ、ってすごく思った。

引っ越さなかったら、もしかしたら、次男も検査をまだ嫌がってたかもしれないし、

そしたら、この状況もなかっただろうし、

何がいいことか悪いことか、わからないけど、

全部、いい方向に進んでるって、私は感じてる。

私自身は、仕事先には、ものすごく迷惑をかけてばかりだけど、

私自身のことも、この入院期間で、深く見つめ直す時間をもらえた感じがしている。

私自身の傲慢さや依存の強さ、不安や怖さに向き合わざるを得なくて、

一人でオエオエ言いながら、たくさんの気づきがあった。

だいぶ成長したかと思ってたのに、まだまだまだまだまだまだまだまだ未熟すぎて、がく然とした。

言ったら、自分をもっと掘り下げるには、時間が足りないくらいだった。

家を留守にするとき、今までは、夫に対して、長男に家事を押し付けて偉そうにしてたら嫌だなあ、とか思っていたこともある。

でも、今回は、引っ越しでも二人に任せておいたら協力していたことをみてきたので、そんな心配は薄らいでいた。

なんかね、やっと、家族が始まったのかな、って感じてる。

次男は、辛かったと思うけど、そのがんばりを無駄にしない、って思いで家族みんながつながってる気がしてる。

明日、退院。

またここからスタートだな。

またまとまりがなくて、記録になってしまったけど、私の思いも色々変化したので、それもまた書いてみたい。

では、おやすみなさい！