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正のスパイラルを生み出す側になろう

こんにちは。fujitakuです。
突然ですが、私は今、人生の中でもかなり幸せな瞬間を迎えていたりします。(※結婚したわけではありません。)

なぜかというと、1日の3分の1を占める仕事を通じて、興味のある領域・やりたいことを思い切って取り組めているからです。そんな当たり前のこと言われてもって感じですよね。。。

誰だって、どんなことも楽しみたいという価値観って、基本的に持ち合わせているのではないかと思います。しかし、どんなことを行動するにしても、面倒だなと思うことがほとんどなんじゃないかとも考えているんです。

行動を変えるデザインという書籍に出会い、何事も手間をかけてでも行動したいと思えることって奇跡なんじゃないかと思い始めると同時に、それって対象はプロダクトだけの話じゃないよなって。何気ない日常生活においても同じようなことが言えるだろうなと。

究極の速読法という書籍では、本を読まないのではなく、本を読めないのだという考え方を示してくれていて、日本人の8割は難読症であると言っています。そして、日本人が本を読めない理由の1つとして、自分にとって難しい文章を読むとき、苦痛を伴うことが説明されています。

何かと行動していく中で「面倒くさいな」、「嫌だな」、「辛いな」とか、思ってしまう瞬間って、ジブリの名監督である宮崎駿でも日常茶飯事のことなのに、一般人である自分が思わないわけなくて、楽しめるポイントがないのに、面倒な仕事なんてやっていけないよなと気づきました。

そんな気付きもあり、働き始めて3年間、他人と比べてどうこうという話ではなく、自分にとってどうかという観点を大切にしたうえで、「今以上に業務を楽しむためには、どうしたらよいだろうか?」という問いに向き合っているのですが、ひとまず主張をすること・情報発信することに行きついております。

前回の記事から想像できるかと思いますが、私自身は元々情報発信が苦手なんですよね。基本的に慎重なタイプであれこれリスクばかり考えてしまうので。特にSNSでの情報発信は、最近だとNetflixの木村花さん自殺の一件もあり、とても消極的にまだまだなりがちなんですよね。

上記のような消極的なパーソナリティであるにも拘わらず、主張をすること・情報発信し続けたい(し続けるべきだ)と考えている理由について、書いていければなと思います。

興味が興味を呼ぶ。

何かに興味を持ったものの、自分と近い興味を持っている人が目の前にいるかというとそんなことはなく、自然と行動をやめてしまっている。そのような経験はないでしょうか?

そんな時、「近しい興味を持った人と繋がりたい」と思ったことがある人って、結構多いんではないかなと。よくSNSのハッシュタグとかでありますよね。#カメラ好きな人と繋がりたい。みたいなやつです。

しかし、一度繋がってから深い関係性を築くことって結構難しいですよね。例えば、コンスタントにお互い連絡を取り合ってるような状況等を意味しています。それを難なく、実現しているDesigner's HYGGEというコミュニティは本物だなと思っております。

こちらのコミュニティにて、積読消化会という営みをしています。詳しくはこちらの記事をご参照ください。こういう営みって、結構企画倒れしちゃうんですが、飽きもせずに継続できています。また、こちらのコミュニティ内で積読消化会をしていることが話題に上がり、「ビブリオバトルをやっても面白いのではないか?」なんていうコメントをいただけたりもしているんです。

主張や情報発信をすると、上記のような素晴らしいコミュニティに呼んでいただけたり、巡り合いたい方に出会う確率を上げることが出来るのではないかと、最近は考えています。予期せず、身を置きたい環境になっている実感があります。主張していると、興味が興味を呼び、コミュニティがコミュニティを呼ぶということです。

チームビルディングで必殺技を考える話を書いたときは、社内で普段話さなかった方から「是非、1 on 1お願いします!」みたいなお誘いが無名な私宛に来たりしました。同じような悩みを抱えてたり、協力していきたいと思える方に出会い、今ではプロダクトをまたいでお互いのチームを巻き込み、週1で話しあう場を作る程の関係性になれていたりもします。まあ、だから今楽しいんだと思います。

プランド・ハップンスタンス理論というキャリアの考え方をはじめて聞いたとき、全く良さがわからなかったんですよね。しかし、情報発信をしていると多様な人とのコミュニケーションパスが増え、刺激を受ける機会が生まれやすくなって、自分自身の興味の幅が広がっていける。それゆえ、業務内容が変化しても興味を持ちやすく、内発的動機が存在している状況を創り出せるんだろうなと思ったりもします。よく「自分は環境が恵まれてただけで、運が良かっただけです」なんていう人がいると思うのですが、そういう人は無意識に適した環境を作れてるんだろうなと思うようになりましたね。

一人で抱え込まない。

最近、プロダクトマネジメントに興味があり、以下のスライドを見つけました。

プロダクトに適用している技術最高!って人は見るけど、プロダクトを愛している人は見かけないという背景説明から始まり、組織が大きくなるにつれて、プロダクト開発に携わるプレイヤーに与えられる権限が狭くなったり、誰にも相談できない状況がダークパターンを生み出してしまうのだそうです。

こういった負の側面を回避するためにも、情報発信することでコミュニケーションパスを増やすことはとても大切だなと考えております。

情報発信の根底にありたいエッセンスを見直す。

前回の記事では、周囲の方から影響を受け、勢いで書きすぎたなと反省。苦手なことは極端に取り組む癖が出てしまったので、再度落ち着いて整理することにしました。「なぜ」、「誰に」、「何を」の3つの観点からまとめてみました。

情報発信の根底にありたいエッセンス

しばらくは、プロダクトマネジメントに関連することであれば発信・主張していこうと思います。プロダクトの三権分立という概念もあり、関連範囲は広いので何でも発信ということになっちゃいそうなんですけどね。(笑)

今はまだ、経験も知識もないので正のプロセスに巻き込んでもらう側になることが多いです。ただ、私自身が興味関心の領域にて助けてもらった経験だったり、悩んだ経験もあるので、「出る杭は引き抜く」ことを大切にしてます。なので、生意気すぎるなとは思いますが、積極的に頑張ろうとしている方にこの記事が届き、少しでもチャレンジの後押しになれば嬉しいなとも思っています。マイペースではありますが、引き続き発信していきますので宜しくお願い致します。

さあ、正のスパイラルを生み出す側になろう。

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