#2 27歳が思う「会社を経営すること」の現在地
こんにちは。
fujitacaリノベーション・藤孝建設株式会社 阿部です。
2023年7月より、fujitacaリノベーションは新体制に切り替わり、ミッション・ビジョン・バリューに基づいて、組織をより強くしていく取り組みをスタートしました。
その一環で、僕が副代表という肩書きで活動を広げることになりました。
堅苦しい就任挨拶はあまり好きではないので、改めて仕事に対する思いや今後の進め方をまとめたいと思います。
”副代表の仕事”とは
”阿部さんは普段どんな仕事をしているのですか?” と訊かれることが多いのですが、主な仕事は「経営戦略を立てる」「お金をコントロールする」「サービス提供をスムーズにする」「その他人事総務の仕事」です。
一番ウェイトが大きいのは「経営戦略を立てる」こと。
年間の目標数値を設定し、それらに合わせて営業を行ったり、広報活動を行ったり、関係各所との調整を行ったり。日々の7割がこの仕事です。
あとは、「サービス提供をスムーズにする」こと。
お客さんとの初回打ち合わせは僕が担当し、なんでリノベーションをしたいのか?とか、ご要望やスケジュールの調整を行ってから設計スタッフに引き渡して対応をしてもらいます。これがあるとないとでは顧客満足度が変わってきます。
これらの仕事を、より責任を持ちつつさまざまな場面で話し合いや交渉をスムーズに進めるべく、新たに役割を与えてもらったという感覚が近いです。
副代表が思う”組織にいる理由”
実は、ミッション・ビジョン・バリューを決めようと提案したのは僕でした。きっかけはさまざまですが。
僕が入社したのは2021年、当時のfujitacaリノベーションはこれまでの知見を活かした領域で、スタッフそれぞれがリノベーションに取り組み、仕事をして。ある意味不自由なく過ごせている会社だったと思います。
ただ、厳しく言えば「組織にいる理由」が見出せる状況とは言い難かった。
日々起きたことに対応して、顧客の要望に沿って仕事をして、の繰り返し。
なんとなく、スタッフの顔を見ていると「いまの状況をどうにかしたい」という気持ちはどこかに眠っていたり、それぞれが今の環境に飛び込んだ理由が少しずつ薄れていたり。
そんな環境をポジティブに変えていきたい。ビックな夢でなくてもいいから、それぞれのスタッフが小さな自己実現を達成できる会社に変革したいなと。
「人間らしく過ごせる」会社にしたかったのです。
何かに素直に喜べたり、悲しんだり、怒ったり。そして最後は笑顔になる。
そこから試行錯誤を重ねて、毎日がむしゃらに突っ走っていたら、お客さんに必要とされていることが見えてきたような気がしているのです。
その気持ちをどうにか言語化したい。
そこから生まれた「ミッション・ビジョン・バリュー」です。
ありがたいことに、さまざまな助言や指摘をいただくことが多く、わたしたちはもしかしたら「美しい会社」を創ることができていないかもしれません。外部からの意見をちゃんと受け止め、さまざまな領域で「美しく」施策を立案していく必要があるのかもしれません。
僕は、「スタッフが自ら考え、つくりあげていくプロセス」に価値があると思っていて、自分の手と足をつかって、本質的なサービスをつくりあげていくことに重きを置いて、会社を創っていきたいのです。
多少見栄えが悪くても、ダサくても、自分たちでつくりたいのです。
頑固だね、若いね、と言われてもいいのです。
遠回りしたって構いませんし、間違ってもいいですし、思い付きで仕事に取り組んでもいいんです。
それでも、スタッフを信頼して、自分たちの手でつくりあげて、気付きを得て、また新たなアイデアが生まれて。という好循環を見守ることが経営者としての役割だと考えています。
その状況を継続できるように、自分の責務を全うすることが、僕がfujitacaリノベーションに求められている役割だと理解しています。
代表の思い。副代表が担うのは「”徹底的な”お客さん目線の会社づくり」
そして、代表から副代表へのエールとして、コメントをもらいました。
副代表が思い描く未来は「人生を豊かにできるサービスを生み出す」
少しサービスの話をすると、これまでのfujitacaリノベーションでは、マンションリノベーションに特化したサービスを磨き上げてきました。
まだまだ道半ばではありますが、わたしたちがなんとなく辿り着いた答えは「ちょっとオシャレで暮らしやすい」リノベーション。
そして、このプロセスをしっかりと商品の魅力とし、リノベーションのプロセスから新たな気付きや体験を生み出せるサービスにしたいと。
これからも、その考えを大切にしつつ、それらをもっと分かりやすい体系に落とし込んでいくことが、ここ数年での経営テーマになると考えています。
既存のリノベーション会社のサービスでは生み出されていない、アナログだけれどもどこか「リノベーションをやって良かった」と思える仕組みを絶賛構築中です。
これからも、リノベーションを通じて「気づきや発見」を得て、わたしたちとの出会いが人生を豊かにするきっかけに繋がるサービスを提供していきます。
(スタッフ阿部)
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