【2024年最新版】日本人が出店できる世界のECモール35選
『商売を大きくする秘訣は、自分自身を世界に知ってもらうことだ』
アメリカの建国の父の一人であり、偉大な発明家でもあるベンジャミン・フランクリン(100ドル札の人)が言ったそうです。
「広い門を持つ者は、多くの客を得る」
「多くの鍵を持つ者は多くの扉を開ける」
どっかの偉い人が言ったとか言わなかったとか。
これら名言は、所有する窓口とコンタクト方法の数とチャンスは相関することを表しています。
売られていなければ誰も買わない……
当たり前だろ!バカみたい!と思いましたよね?
仰るとおりですが、歴然たる事実ではあります。
(認知獲得と販路拡大はだいぶ別の筋肉が必要ですが)
こんにちは、藤田です。
海外8ヶ国の22ケ所のECモールに出店しています。
以前執筆した「日本人が出店できる世界のECモール30選」にご好評いただき、誠にありがとうございます。
あれから2年経ち、色々と変更がありましたので、2024年版を執筆しました。
各国のEC市場分析は、前回noteをご覧ください。成長は続いていますが、精力的にはそんなに変わっていません。
前置きが長くなるので、今回は割愛させていただきます。
読むのが面倒な方向けに、結論だけまとめると、
一番売れててEC利用者も多いのが、中国
一番ECにお金を使っているのが、イギリス
一番伸び率が高いのが、東南アジア
どの項目もバランスよく高いのは、アメリカと韓国
です。
本noteは、前回版に加筆・修正させていただいているので、変わっていない部分はそのまま記載してあります。
前号をご覧下さった方は、読み飛ばして気になるところから見ていただければと思います。
「興味はあるけど、まぁ国内ECしかやらんよね」
そう思った、そこのあなた!
ちょっと待った!
ヴァージン・グループ創始者のリチャード・ブランソンは、こう言ってますよ。
「僕が冒険を好むのは事実だ。しかし、冒険をやる前の学習が一番魅力的なんだ」
別に出店しなくても良いんです。調べて学んでいる時間がワクワクするんです。そうですよね?違いますか?
満場一致かと思います。
出店する方もしない方も、お待ちかねの一番楽しい時間をご満喫ください。
それでは参りましょう。
国別 日本人が出店できるECモール
アメリカ
Amazon
言わずとしれたAmazonさん。
イギリス、フランス、ドイツ、カナダ、日本、中国、イタリア、スペイン、ブラジル、インド、メキシコ、オーストラリア、オランダ、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)にあり、日本人も出店可能です。
(以下、他の国の項では割愛させていただきます)
eBay
アメリカ版ヤフオク。
元々はエンジニアのピエール・アミオダが趣味で作ったサイトでした。
インターネットのプロバイダーが管理費用を請求されたことを期にやむなく利用料を課すことに。
その後、ドットコム バブル期に成長。
フリマサイトですが、広告機能や定額販売とオークションの選択販売、値引き交渉など幅広い売買方法があります。
アメリカでは、消費者がAmazonにない商品を探しに行く傾向。
登録制ですが、日本支社による販売サポートも受けられます。
Walmart
創業55年目を数える世界15か国に進出している老舗食品スーパー。
1972年にNY証券取引所に上場。
アメリカではAmazonの次にユーザーが多いECモールでもあります。
アメリカではドローン配送が普及しています。
これは各地域の規制問題はありますが、大枠で未来のECを示唆してますね。
「ひよこ食い」が問題になったりもしています。
地元の小規模スーパーや個人商店しかない郊外に次々出店し、誰もマネできん"クソ安い価格"で大量販売。
結果、地元店はガンガン潰れて、経営者は生活できないので、ウォルマートの従業員へ。(地域に何もないので行くとこない) 売上も従業員も総吸収。
え、最後はどうなるかって? 「採算合わねーな」ってなって、早々にウォルマートが撤退するのが通例という暴挙。笑
それだけ資本力はもとより、販売・仕入れパワーが強い証明でもありますが。
出店(売上入金)にはpayoneerの利用が必要です。
http://tracking.payoneer.com/SH3JT
Etsy
クリエイター作品、ハンドメイド、製造から20年以上経過したビンテージに限って販売可能。
出店は無料、商品一つに対し20セント、手数料は3.5%を手数料。
販売者の多くは20~30代の女性。
2021年4月から日本国内から新規出店ができなくなりました(日本人セラーのみ申請制で再販可能)が、2023年11月より新規出店が再開になりました。
出店(売上入金)にはpayoneerの利用が必要です。
http://tracking.payoneer.com/SH3JT
アフリカ
JUMIA(ジュミア)
ジュミアは2012年にマッキンゼーの同僚だったフランス人2人(ともに38歳)がナイジェリアで創業。
その後、エジプト、モロッコ、コートジボワール、ケニア、南アフリカの5ヶ国に拡大しました。
2014年、同社はチュニジア、タンザニア、ガーナ、カメルーン、アルジェリア、ウガンダに、2018年までにアフリカの14ヶ国に支社を設置。(2019年11月にカメルーンは事業停止)
2022年現在は14ヶ国で利用可能です。
2016年、時価総額10億USドルを超え、アフリカ大陸初のユニコーン企業へ(2022年1月現在3つ存在)成長しました。
さらに2019年4月、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に新規株式公開(IPO)。
ホテル予約サービス「Jumia Travel」、フードデリバリー「JumiaFood」電子マネー「Jumia Pay]、Androidアプリ「JumiaOne」など独自のインフラ経済圏を構築。
同じくナイジェリアで、2012年7月に設立した「Konga.com」とはライバル関係にありましたが、2018年に経営難に陥りZinoxに買収され、同社は小売と通販の企業であるYudalaと合併しました。
表記言語は英語で問題ありません。
モロッコ、アルジェリア、チュニジア、エジプトなど北アフリカ圏は、英語に加えアラビア語、さらに植民地だった関係でフランス語も浸透しています。
・出典:JETRO、Ventures Africa、The World's Top 10 Most Innovative Companies of 2015 in Africa、AFRICA BUSINESS PARTNER、pitchbook
・2012年のテレビCM
「アフリカなんて売れるの?」って思った方もおられるかと思いますが、
お金持ちが多い
スマホ普及率が高い
人口が多い
という非常にポテンシャルが高い市場です。
中心となるナイジェリアの市場概要はこんな感じ。
仮想通貨の保有率は以下の通り。
スマホの普及状況
人口はと言いますと
JETROデータ…2050年に世界人口の約25%に到達
日経新聞データ…2050年に21億人、2100年に38億人
と、なんと後28年で世界人口の2割超3割近くに迫る勢いです。
出典:日本経済新聞、JETRO
▼JUMIAの出店方法はこちら。
UAE(アラブ首長国連邦)
UEAの通販市場は、2017年に38.2%と国内最大シェアを誇るSouq.comを10.5%のAmazonが買収して、最大手化。eBayは8.7%。(2017年当時)
現在では、当時サービス未開始だったnoon.com(UAEとサウジアラビアの企業が共同出資)は、UAEとサウジアラビア両国においてAmazonに次いで利用されています。
noon.comはUAE/サウジアラビア/エジプト/中国の事業者のみ販売者になれます。
zid store、salla.saなどの独自ドメイン系ECカートサービスも人気で、前者はアラブ圏6ヶ国、後者はサウジアラビアの電話番号を持つ事業者のみ利用可能。いずれも日本人は出店不可です。
noon.comは直接交渉しましたが、販売者が直接話ができる担当者レベルでは、決裁ができないようでダメでしたが機会を伺い再挑戦、出店に成功した際にはnoteに追記させていただきます。
・出典:JETRO
遅くなりましたが、Amazon以外の日本人が出店可能なECモールは以下の通りです。
いずれも小規模の専門モールです。
Namushi(ナムシー)
Namushiは、ファッション専門サイトです。
月間ユニークユーザーは1,500万人、うち120万人が実際に購入。
利用者は20歳代の若い女性が中心で、アラブ人、特にサウジアラビア人が多いのが特徴。
服、靴、アクセサリー、化粧品などの約600ブランドを扱い、男性用女性用ともにアクセサリーが常に人気。
注文に応じて国内やGCC諸国※に発送することが可能です。
全て本社か国内の代理店から直接購入し、利用者は模倣品や品質の劣化などを気にすることなく安心して購入できる仕組みです。
購入価格の20%が成果報酬になるアフィリエイトプログラムあり。
・出典:JETRO、公式サイト
※サウジアラビア,アラブ首長国連邦(UAE),バーレーン,オマーン,カタール,クウェートによって設立された国家間の連携体制
・出典:Global Partners
Bashracare
Bashracareは、スキンケア商品など専門サイトです。
UAE政府へ登録済みの商品のみ取り扱い可能になっています。
中国(中華人民共和国)
主な中国の越境EC売上市場シェア以下の通り。(2021年予測値)
その他フィンガーショッピング(fingershopping.com)、ヤフー香港や専門店モールも含めると20ヶ所以上になりますので、今回は主な総合モールに絞ってご紹介させていただきます。
日本人が出店できる主要モールは、Amazon、天猫(Tmall.com)、網易考拉海購(Kaola.com)、京東(JD.com)、唯品会(Vip.com)、蘇寧易購(Suning.com)、国美在線(Gome.com.cn)、1号店(YHD.com)、当当网(dangdang.com)、聚美優品(jumei.com)、易迅網(Yixun.com)
SEOは百度(バイドゥ)です。
2種類の販売モデル
中国向け越境 EC には他の国と違った
保税区2モデルと直送モデルの 2 つのモデルがあります。(以下、JETRO「中国 EC 市場と活用方法」より抜粋)
【保税区モデル】
中国政府が指定した保税区内にある保税倉庫にあらかじめ 商品を保管しておき、受注後に保税倉庫から出荷、通関・検疫を経て、消費者へ 配送する方法(図 2)
<メリット>
・輸送コストの低減(一括運送)が可能。
・リードタイムを短縮できる。
・通関手続の安定性が確保される。
<デメリット>
・倉庫保管などのコストがかかる。
・賞味期限、使用期限などによる在庫リスクがあり、期限切れ商品の廃棄処分コ ストもかかる。
・返品された商品は保税倉庫に戻すことができず、別の返品用倉庫で扱う。再販 売はできない。
【直送モデル】
直送モデルは、受注後に日本もしくは海外の倉庫から出荷し、通関・検疫を経 て、中国国内の消費者へ配送する方法(図 3)。
<メリット>
・ 中国保税倉庫に保管するなどの工程、手間、コストがかからない。
・ 在庫リスクが低い。
・ 新発売の商品を試験的に販売でき、より豊富な商品の品揃えが実現する。 <デメリット>
・ リードタイムが長くネットで注文してから手元に届くまでに時間がかかる。
・ 行郵税がかかり、費用の増大や通関時間の長期化の可能性がある。
・ 海外に返品する場合、国際物流費用、運送時間、通関コストがかかる。
・日本の倉庫かた発送する場合、仕入れ値に掛かる消費税の還付を受けられない。
天猫国際(TMALL GLOBAL)
1999年創業アリババグループの越境EC用プラットフォームです。
1688(BtoB)、タオバオ(CtoC)の、スピンオフBtoCプラットフォームとして事業開始。
87の国と地域から29,000以上の海外ブランドがTmall Globalで販売中。
ユーザーは、安全と品質にこだわる「中間所得層」に加え、1990年代生まれのいわゆる「90後」と呼ばれる若者世代が、売上全体の約40%。※出典:ecbeing、JETRO
アリババの倉庫に納入して売れたらそこから発送&カスタマーサービスしてくれる、アマゾンFBAのようなフルフィルメント・サービスに加えて、主に以下の2プランがあります。
海外直送:ブランドステーション(TDI)
月額出店料無料、出品可能数3SPU、日本の倉庫へ発送しあとはお任せ。
退会時に返金してもらえる保証金が必要で、累計売上50万元まで1,000元、50万元以上で30,000元。旗艦店:
月額出店料4.2万円、出品可能数(SPU)が無制限、中国の倉庫へ発送し、あとはお任せ。保証金は5~30万元。
正確には企業の種別ごとに6つの出店形態があります。各保証金や条件の詳細は、以下のサイトに分かりやすく解説されています。
・INSIGHT
網易考拉海購(Kaola.com)
2015年に創設以来、天猫国際と越境モール2強でしたが、2019年にアリババに買収されました。
中国、アメリカ、ドイツ、イタリア、日本、韓国、オーストラリア、香港、中国、台湾に支社を構え、全世界で1000以上の有名ブランドと既に提携しています。
日本での主な提携メーカーは、花王、カルビー、カシオなど。小売では、キリン堂、ニトリ、ヤマダ電機、羽田空港など。
出典:MBA Think Tank、Live Commerce
京東国際(JD Worldwide)
実店舗にて小売事業を始め、2003年よりネット通販を開始。2014年5月、米国のNasdaq証券取引所に上場。
チャットアプリWeChatを運営するテンセントグループ。
家電売上が全体の50%。海外からは約20,000のブランドが販売し、約1,000万のSKUを保有しています。
2018年7月30日、JDグローバルは日本の近鉄百貨店グループと戦略的協力協定を締結。
bloomberg(JD.comIncの戦略、展望、618フェスティバルについて)
HKTVmall
香港発のECのモール。ユーザーは25~44歳が全体の6割以上。
売れているカテゴリーは商品カテゴリーをみると、スーパーマーケット取扱商品(食品、掃除用品、シャンプーなど)が全体の約8割。
取り扱い商品数は15万点超(2017年8月時点)で、香港、日本、韓国などの約1,000社が出店登録もしくは卸取引。
闲鱼(Xianyu)
中国版メルカリです。
TaobaoとTmallに続くAlibabaの30億ドル規模のプラットフォームです。
最大の中古取引プラットフォームで、アイドルグッズの取引から発展した個人間フリマサイト。
ユーザーは80~90年代生まれの比較的若年層が中心。
中国国内で仕入れて販売するのが一般的ですが、コンサル、チャット、占い等、無形商材を販売できるのも他のモールとは異なります。
日本のフリマサイト同様、広告がないので閲覧数を買う必要はありません。
2021年メルカリと連携しています。
POIZON(ポイズン)
中国向け販売でもっとも手軽なのが、この「POIZON」です。
世界で3億人が利用するブランド品のファッション雑貨専門のECプラットフォームであり、日本では販売者のみ・中国では購入者のみが利用できる仕組みです。
理由は主に以下3点。
初期費用無料
国際発送不要(品川倉庫に送ればOK)
個人は出品から受注・発送まですべての操作がスマホアプリで完結(法人はPC)
大手配送会社(郵便局、ヤマト運輸、佐川急便)とシステム連携されており、手軽に発送することができます。
無在庫販売できるうえ、先に入庫しておいて35日間上限の倉庫保管も可能です。
アプリのダウンロードはこちら。
今なら、合計4,030円分の手数料割引クーポンが獲得できるキャンペーンを実施中。
POIZONの始め方は、別記事で詳しく解決しています。
SNSの活用
別件ですが中国市場は、中国版TikTok「抖音(ドウイン)」※、中国版インスタグラムと言われる小紅書、京東(JD.com)のWechat内でEC販売可能なミニプログラムなどにて、SNSアカウント内にECショップを構築することができ、ライブコマースなどを活用した購買が非常に盛んです。
前者アプリは2020年時点で年間流通金額8兆円に登ります。
中国マーケティングの上で欠かせないアプローチとしてSNS戦略を見据えたプラットフォーム選定が必要です。
TikTok Shop
中国では「抖音(ドウイン)」と呼ばれているTikTokのアカウント内でEC販売ができる「TikTok Shop」は2022年まで中国・イギリス・インドネシア3国での実装でしたが、2023年に9ヶ国まで拡大しました。
アメリカでは急速に普及し、米国WEBマーケターの間でもTikTokでバズを狙ってTikTok Shopで成約を狙う手法が広がっており、早くも有力な販路の1つと認識されています。
※抖音:Instagramにて解説していますので、よかったらご覧ください。
▼抖音(中国版TikTokのインストール方法▼
台湾
Pinkoi
台湾版minneと言ったら分かり易いかもしれません。
アジアを中心とした個人のハンドメイド作家やデザイナーが登録・販売しています。
出店時に審査があり、写真の品質が原因で落ちることがあります。
ショップ数5万、商品点数230万点を超え、5言語、12通貨に対応しています。
日本支社があり、日本語サポートが受けられる特徴があります。
韓国(大韓民国)
▼【2022年】韓国EC市場の最新動向▼
海外販売者は「購入代行」と呼ばれる注文が入ってから買い付けて発送する無在庫販売の形式が認められています。
購入者はモールUIにて、海外直送を意味する「海外直球」の表示で海外セラーによる出品を知ることができます。
個人事業主は開業届、法人は履歴事項全部証明書を英訳し、公証役場で翻訳承認してもらったものを提出することでアカウント登録ができます。
Amazonはセラー登録がカンタンで、真贋調査や資金留保など販売後に厳しいですが、韓国ECはその逆でアカウント登録が難しいですが、販売活動に関しては規約が優しいです。
日本の大学みたいですね 笑
ユーザー傾向は以下の通り。
スマホでポチる率世界2位
各ECグループの決済金額
各ECグループ企業の決済金額はこんな感じ。
伸び率1位はクーパンで28%増。2位のNAVERはフリマ「中古の国」、ASPカート「スマートストア」、電子決済「NAVERペイ」など電子取引の合計値です。
eBay korea(Gマーケット/Auction/G9)は3位のSSG傘下。
主要総合モールアプリ利用者数(アプリユーザー数)
10-20代は専門モール、40-50代は総合モールの利用が活発です。
全世代でcoupangが1位。
日本人が出店可能な韓国のECモールは11ヶ所あります。
SEOはNAVER(ネイバー)で分析ツールは、
NAVER Analytics(analytics.naver.com)
NAVER Date Lab.(datalab.naver.com)
です。
「もっと詳しく韓国市場が知りたい!」
「韓国では今何が売れてるの?」
そんな疑問をお持ちの方はこちらをどうぞ。
韓国市場分析ツール19選の紹介と使い方を解説しました。
▼韓国ECモールについては、動画にて丸ごと解説しました。
同じ韓国輸出セラーさんが集まった交流できるコミュティを運営しています。
ご気軽にご活用いただけると嬉しいです。
■オープンチャット「⭐️韓国輸出ゆる交流室」
https://line.me/ti/g2/WS8h__7UBRqEX2BFhyH-d_BLcEsdGKcz0pCevQ?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
クーパンのアカウント登録に関するご質問・ご相談のみこちらのLINEオープンチャットにて、受付させていただいております。
(無料グループのため質問回答は1週間間隔くらいで、クーパンに関することのみゆる~くさせて頂いています)
参加メンバーさんにも色々教えてもらえますよ。
「即レスで質問・相談しまくりたい!(クーパン以外も)」は、オンラインサロンへお越しください。
■貿易サロン「Crooborder戦略室」
https://fujit-freelife.com/salon-lp
coupang
ユーザー数・売上ともに韓国No.1ECモールです。
韓国では2000年代から2019年まで長らくGマーケットが最大手でしたが、2020年からクーパンがトップへ。
グループの決済額ランキングも2021年はNAVERに次いで2位でしたが、翌年2022年には1位に。
破竹の勢いで成長中です。
2018年11月、ソフトバンクから20億米ドルの投資を受け、2021年3月11日にニューヨーク証券取引所に上場しました。
「Uber Eats」の様な出前アプリ「coupang EATS(クーパン・イーツ)」やAmazonフレッシュの様な「Coupang Flex(クーパン・フレッックス)」等の充実したサービスが特徴。
「ロケットワウ」という月額4,990ウォン(約500円)のAmazonプライムの様な、オリジナル番組を見られるOTT・送料無料・高速配送などのサービスが受けられる会員制度もあります。
韓国ECモールの出店には、基本的に残高証明書は英語版を提出し、英語に翻訳したり公証役場で認証してもらうプロセスが必要なんですが、
クーパンは日本語原本のみでOK。
お金もかからず非常に手軽です。(初期費用数百円のみ)
定期セミナー、日本語電話サポート、日本人セラー向け限定で様々な販売サポートプログラムも用意されており、非常に販売しやすいのが特徴です。
日本人が活用できるクーパンのサポートと、クーパンの概要についてはこちら。
海外セラー担当の責任者ジェラルド・ホーさんとの対談です。
▼coupang(クーパン)の出店方法▼
▼クーパンの出店アカウント登録はこちらから▼
https://coupang.force.com/row/s/signup?recordId=a1B5i000003i0CM
お手軽とは言っても、一歩踏み出すには
「未経験なのに、アカウント登録や販売できるのか不安!」
「無在庫輸出って本当にリスク無いの?」
「簡単に販売できるもの?」
色々聞いてみたい方も多いはずですよね。
そこでオープンチャットを開設しました!
クーパンのアカウント登録に関するご質問・ご相談はこちらのLINEオープンチャットにて、受付させていただいております。
(無料グループのため質問回答は1週間間隔くらいで、クーパンに関することのみゆる~くさせて頂いています)
参加メンバーさんにも色々教えてもらえ、情報交換できますよ^^
同じ韓国輸出セラーさんが集まった交流できるコミュティですので、ご気軽にご活用いただけると嬉しいです。
■オープンチャット「⭐️韓国輸出ゆる交流室」
https://line.me/ti/g2/WS8h__7UBRqEX2BFhyH-d_BLcEsdGKcz0pCevQ?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
クーパン無在庫輸出用の大量ツールはこちらから、無料プレゼントしています。
「質問・相談しまくりたい!(クーパン以外も)」
「独立まで支援してほしい!」
「何で売れないのか分からない…」
「ZOOMで相談したい!」
「目標設定と伴走支援してほしい!」
「最短ルートが知りたい…」
そんな方は、是非以下のオンラインサロンへお越しください。
■貿易サロン「Crooborder戦略室」
https://fujit-freelife.com/salon-lp
11番街
・会社名:11番街株式会社(SKは1953年)
・設立:2008年
・本社:
・売上:5,949億ウォン(2019年)
・月間アプリユーザー数:6,763,368人(2019年9月)
・サイトURL:https://www.11st.co.kr/
韓国の通信・石油系財閥企業「SK」が運営。
SKは韓国の企業グループとしては総資産2位の大企業。
親会社のSK製スマートフォンには、『11番街』のアプリが標準装備されており、使いやすいスマホアプリをいち早く導入してシェアを広げてきました。
活発なセール、キャンペーンやクーポン配布による集客力が高いのが特徴。
売上を上げる販売テクニックや知らないと大変なリスク管理について、詳しくはこちら。
11番街の海外セラーチームの責任者イミョンホさんに直撃インタビューしました。
11番街の販売アカウント登録方法はこちら。
▼ 11番街の出店方法(動画)▼
Gmarket
2000年4月、Interpark Gmarketとして設立。
元々韓国初のECモール「インターパーク」の社内ベンチャー企画として発足。
チームリーダーはその後の代表であるク・ヨンベ氏(元Qoo10代表)
2006年6月にニューヨーク株式市場NASDAQに上場、2009年4月eBayに12億ドルで買収され、eBay koreaとして子会社化。
その後、eBay koreaは2021年にNAVERとSSG(新世界)に買収され統合しました。
eBay koreaはAuction、G9も同グループとして含まれます。
2018年まで売上・利用者ともに韓国No.1のECモールでしたが、coupangや11番街に圧されて現在は順位を下げていますが、新世界グループ傘下となり巻き返しを図っています。
Gマーケット・オークションの海外セラー担当責任者チョンソミ チーム長との対談はこちら。
TVCMなどのプロモーションに韓国アイドルを積極起用しており、近年はBrave Girls、Red Velvetが登場しましたが、You Tubeなどにはアップされていません。
・2010年TVCM(G-DRAGON)
・2019年TVCM(IZ*ONE)
Gマーケットに出店したい!という方は、こちらをどうぞ。
▼Gマーケットの出店方法(動画)▼
Auction
・会社名:eBay Korea
・設立:1998年
・本社:韓国ソウル市江南区
・売上:1兆954億ウォン(2019年)※eBay Korea全体
・月間アプリユーザー数:2,171,857人(2019年9月)
・サイトURL:http://www.auction.co.kr/
元々はヤフオクの様な、オークション形式で中古品の個人間取引を行うサイト。現在はしんピンの販売も可能。
Gmarketと共にeBayに買収されています。
サービス内容はGマーケットとほぼ同等です。
▼AUCTIONの出店方法▼
※2023年1月よりGマーケットとほぼ同じ方法に、一時変更されています(社員さんのコロナ在宅勤務の影響)
G9
※G9サービスを2022年12月27日にサービスを終了しました。
Gmarket/Auctionと同様eBay korea傘下のECモールですが、前者2モールを比較して非常に小規模です。
Qoo10
2022年9月にティモンを買収し、2023年3月にインターパークショッピング部門を分割買収(旅行/チケット販売事業はヤノルジャ)し、2023年4月にウィメプの全株式を順次買収しました。
ナスダック上場が有力なQoo10持株を分配する条件で取引。
三社を総称して「ティメパーク」と呼ばれています。
これにより、インターパークのチーム長であり、Gマーケット創設時の代表ク・ヨンベ氏が立ち上げたQoo10がインターパークを買収したことで、20年余りでク・ヨンベとインターパークの関係が逆転しました。
インターパーク社員としてチーム長まで昇進し、Gマーケットを立ち上げ、eBayに売却した後、シンガポールにわたりQoo10を設立し、インターパークを買収するという韓国EC界の王とでも言うべき、凄まじい活躍ぶりです。
さらに、財政状況が難しい3社の企業を6,000億ウォン水準に買収したという点で、買収タイミングがかなり優れていたと韓国現地の業界関係者・投資家界隈では評価されています。
近々Qoo10グループ4モールが連携販売できるシステムの実装も明らかになっており、Qoo10を主軸として4モールの効率的な連動販売が可能になります。
Qoo10は系列会社である配送代行サービス「Qxpress」と協力し、ティモン・インターパークコマース・ウィメプ3ECモールと連携した、フルフィルメントサービス「Qxプライム」をローンチしてサービスを提供しています。
これはモールとAPI連動しており、受注が入ると数クリックで配送会社の手続きが完了する仕組みです。
3つのモール、各社の会社名頭文字を取って、それぞれTプライム、Iプライム、Wプライムと名付けられています。
消費者もクーポンやポイント、インフラサービスなどの横断利用ができるようになる見込みです。
買収した3つのオープンマーケットのシェア合計が8.35%(ティモン4.60%+インターパークコマース0.85%+ウィメプ2.90%)にとどまり、11番街に遅れを取りますが、韓国経済界において、3期連続赤字の11番街を買収するのではという話題が度々上がっています。
(2022年の営業損失は▲1515億ウォンと2020年の98億ウォンから大幅に膨れ上がっています)
状況としては、業績悪化により、早期退職者を募集しています。(2023年12月8日〆切)
早期退職者には給与4ヶ月分が、手当として支給。日本の平均2000万円と比較して、かなり少額で切羽詰まった様子が伺えます。
▼韓国Qoo10の出店方法はこちら。
TMON(ティモン)
2022年9月にQoo10に買収され、現在、海外セラーの新規出店を一時停止していますが、Qoo10との連携システムが完成次第、再開予定です。
韓国の販売管理ツール「PIB(ポッピンボーダー)」経由では、随時出店可能です。
私経由のオリジナル特典で
\初期手数料が50%OFFになるキャンペーン!/
月額300USD~、初期手数料1,000USD⇒500USD
現在のプランは「一般バージョン」のみ。リファラルコード「fujita17」で50%OFFが適用されます!
※「ライトバージョン」は廃止済み。申し込みページが月額800ドルの旧プランになっていますが、現在は300ドル~で間違いないですので、ご安心ください。
元々は2022年より海外セラーの出店が可能になりました。
それまでは断られていたのですが、何度もアタックしていたら門戸開口のタイミンに出店できました(笑)
韓国ECモールあるあるで、海外セラー導入期は「出品リミット無限」との神対応でしたが、当初同年9月現在は1アカウント10,000品まで制限が加わっています。(PIB経由では30,000品まで)
同社は、米国ペンシルバニア大学・マッキンゼー出身のシン・ヒョンソン氏が2名の仲間と設立。
定価の50%以上割引される飲食店用クーポンを販売する事業モデルを韓国で最初に導入し、2010年初めに韓国に吹き込んだソーシャルコマース熱風を起こしました。
2019年12月にローンチした「100秒アタック」をはじめ、時間ごとに様々な特価商品を提供する「タイムコマース」を韓国で初めて導入。
2017年3月、メディアコマースチャンネルでTVONを立ち上げ、2020年9月には新車ローンチングショーを披露しました。
2014年3月7日、2011年に113万人に達する大規模な個人情報流出が発生した事実が明らかになりました。
ハッカーは逮捕されましたが、会社は3年間この事実を知りませんでした。
筆頭株主はモンスターホールディングスで、98.38%の株式を所有でしたが、現在はQoo10。
買収と連携状況については、詳しくはこちら。
We Make Price(ウィメプ)
生鮮食品については、お客様が満足していなければ100%返金保証してくれる 「生鮮食品品質保証プログラム」
2016年、業界初の商品販売遮断システムの導や最短10分以内に出荷可能な「今買うとすぐ到着」
2018年には仮想通貨で決済できるシステム
など革新的なサービスを加えることで話題になり顧客を増やしました。
海外セラーが出店できるのはウィメプ本体ではなく、「ウィメプ2.0」というサブプラットフォームで、本体より売れにくいですが、出品リミットは無限です。
2023年4月にQoo10に買収され、現在、海外セラーの新規出店を一時停止していますが、Qoo10との連携システムが完成次第、再開予定です。
韓国の販売管理ツール「PIB(ポッピンボーダー)」経由では、随時出店可能です。
私経由のオリジナル特典で
\初期手数料が50%OFFになるキャンペーン!/
月額300USD~、初期手数料1,000USD⇒500USD
現在のプランは「一般バージョン」のみ。リファラルコード「fujita17」で50%OFFが適用されます!
※「ライトバージョン」は廃止済み。申し込みページが月額800ドルの旧プランになっていますが、現在は300ドル~で間違いないですので、ご安心ください。
INTER PARK
1995年にプロジェクトが発足した韓国初のECモール。旅行券、ホテル予約など全カテゴリーに渡る旅行サービスを提供する総合旅行会社。
韓国国内では、ショッピングモールとしてより、主に「書店」「チケット前売り」などの用途で認識されています。
海外セラー担当のトップ、海外プラットフォーム・チーム総括チョンピルさんへとの対談はこちら。
2023年3月にQoo10に買収され、現在、海外セラーの新規出店を一時停止していますが、Qoo10との連携システム「インターパーク PLUS」が完成次第、再開予定です。
韓国の販売管理ツール「PIB(ポッピンボーダー)」経由では、随時出店可能です。
私経由のオリジナル特典で
\初期手数料が50%OFFになるキャンペーン!/
月額300USD~、初期手数料1,000USD⇒500USD
現在のプランは「一般バージョン」のみ。リファラルコード「fujita17」で50%OFFが適用されます!
※「ライトバージョン」は廃止済み。申し込みページが月額800ドルの旧プランになっていますが、現在は300ドル~で間違いないですので、ご安心ください。
▼INTER PARKの出店方法▼
smart store(NAVER)
・会社名:ネイバー株式会社
・設立:1997年 12月
・本社:
・売上:5兆5869億453万ウォン(2018年)
・月間アプリユーザー数:人(2019年9月)
韓国版Google「NAVER」が運営するECカートサービス。
他のモールと異なり、shopifyやBASEのような「独自ドメイン」のショップです。
「独ドメサイト」は通常広告などで集客が必須ですが、NAVERにて同社サービスはSEOが強いアルゴリズムのため、出店から一定期間が経てばオーガニックでも売れます。
NAVERについて詳しくは、コチラをどうぞ。
▼smart storeの出店方法▼
SSG.SOM(新世界)
※SSG.COMは2022年、eBay korea買収を機にオープンマーケット事業を停止。日本人販売者の出店はできまくなりました。
韓国No.1百貨店モール。1930年に創業した三越京成店が発祥。
韓国では「SHINSEGE」と表記されます。
2021年に「出店し、1ヶ月経った位から毎日1万PV位アクセスがありました。
韓国のECグループの決済金額ランキングでも3位の規模です。
現在は、海外セラーが販売できるオープンマーケットは閉じたものの、韓国人セラーの売場「総合モール」に関してのみ、韓国の販売管理ツール「PIB(ポッピンボーダー)」経由で、随時出店可能です。
2024年現在、出品数「無制限」!無在庫セラーにとってのユートピアでもあります。
私経由のオリジナル特典で
\初期手数料が50%OFFになるキャンペーン!/
月額300USD~、初期手数料1,000USD⇒500USD
現在のプランは「一般バージョン」のみ。リファラルコード「fujita17」で50%OFFが適用されます!
※「ライトバージョン」は廃止済み。申し込みページが月額800ドルの旧プランになっていますが、現在は300ドル~で間違いないですので、ご安心ください。
・2020年のTVCM(コン・ヒュジョン)
[SSG.COM] 압도적 쓱케일 (feat. 공효진과 공유들)
ロッテON(롯데 ON)
韓国No.2百貨店モール。「お口の恋人」で有名なロッテが運営。
①ロッテドットコム、②ロッテフレッシュ、③ロッテマート、④ロッテデパート、⑤ロッテホームショッピング、⑥ハイマート、⑦ロプスの7社のサービスが1つのサイトで利用可能です。
韓国のECモールに関する詳細は以下のブログに書きましたので、興味のある方は見てみてください。
総合モール
百貨店モール
GS SHOP
1994年12月に韓国ホームショッピング設立。1995年10月ハイショッピングとして、正式ローンチ。1997年にはLGショッピングとなり、2021年に現在のGS SHOPとなりました。
韓国の主要ECモール中ユーザー数は7位の規模です。(2023年上半期時点)
1~6位までのECモールは2010年代から海外セラーを誘致しているため、出店者の窓口を広げたら、さらに売上・利用者が伸びそうです。
韓国の販売管理ツール「PIB(ポッピンボーダー)」経由では、随時出店可能です。
SSG同様、2024年現在、出品数「無制限」のユートピアです。
2024年2月現在、出店セラーを実績に応じた審査制にしようとする動きがあります。というか担当者がそう言ってました。笑
出店するなら早めが良さそうですね。
私経由のオリジナル特典で
\初期手数料が50%OFFになるキャンペーン!/
月額300USD~、初期手数料1,000USD⇒500USD
現在のプランは「一般バージョン」のみ。リファラルコード「fujita17」で50%OFFが適用されます!
※「ライトバージョン」は廃止済み。申し込みページが月額800ドルの旧プランになっていますが、現在は300ドル~で間違いないですので、ご安心ください。
韓国にはその他、CAFE24がありますが、自社ECサイト用カートシステムのため、割愛させていただきます。
自動車メーカーで有名なヒュンダイの「Hmall」、サムスン物産が運営する「SSF SHOP」や「LFモール」などのファションモールも出店可能でしたが、2023年後期に受付停止になりました。
個人さん向けの内容にはなっていますが、「韓国輸出の始め方」の概要はこちらにまとめています。
ロシア
自国発のECモールも複数ありますが、EC消費の1/3~1/4程度はAliexpress(アリババ)といった外資系依存の側面もありますが、自国のECモールからの販売
通関に難がありますが、FedExなど一部の配送会社にて発送可能です。
SEOはyandex(ヤンデックス)で分析ツールは、
Yandex.Metrica(metrica.yandex.com)
Yandex.Webmaster(http://webmaster.yandex.ru)
です。
OZON
ロシアのAmazonと言われる国内最初のEコマース企業の1つ。
ロシアで2番目に大きいECモール。
1998年にオンライン書店として設立、2020年11月にナスダック上場しました。
ラトビア
Joom
2016年発の若年ECモールでありながら、2018年に開始した物流インフラ「Joom Logistics」、電子マネー「Joompay」、BtoB卸取引の「JoomPro」などの独自インフラを完備しています。
フランス
通販市場の売上金額ベースで3割以上が越境EC依存です。
フランス市場の概要は、以下の通り。
この内、日本人が出店できるモールはAmazon、C discountと圏外ですがeBayです。
基本的にはAmazon
電化製品ならC discount
中古ならeBay
が良さそうです。
よく昼休みが2時間などと、日本と比較してお休みをシッカリ取得する文化が取りだたされますが、年末は20日頃からモール担当者と一切連絡が取れなくなりますので、注意してください。
C discount
フランス版ビックカメラです。
フランス、スペインなど在ヨーロッパの出品者が多く
2016年よりパリ首都圏で、注文から1時間半で配達される食品デリバリーを開始。出品者数は8,400社。出品される商 品数は2,360万点。
フランス、、ドイツ、スペイン、イタリア、ベルギー、ルクセンブルグ、ブラジルで運営されています。
出典:JDN
ドイツ
ドイツは人口8,200万人、国民1人当たりが通販に使用する金額も世界5位(前述)と、欧州はもちろん世界的にもオンラインショッピングが盛んな国です。
Otto
OTTO(オットー)はAmazonに次いでドイツで売上シェア2位の、ファッションおよびライフスタイル製品を取り扱うECモールです。
世界のオンライン売上高は78億ユーロ弱で、年間10%以上の成長を遂げています。(2018年)
ドイツの全世帯の約45%がオットーで買い物をしてます。
・出典:tameba、OTTO group
オランダ
Catawiki
オランダ版ヤフオクです。
高級&レア物のみのオークションサイトです。
実際に販売されている商品は、クラシックカー、ダイヤモンド・宝石、アクセサリー、時計、アンティークジュエリー、ファッション、酒類(ワイン/ウイスキー/ブランデー)など。
タイタニック号の遺産やミイラまで出品されています。
Catawikiブログ
ハイブランドのみ日本語が分かる担当者による販売サポート可。
この方の管轄はハイブランドのみ、例えば時計でもCASIO/SEIKOなどはダメで、パテックやロレックスのレア物ならOKです。
販売者登録および購入両方にアフィリエイトプログラムあり。
東南アジア
shopee
シンガポールで創業。マレーシア、フィリピン、インドネシア、台湾、タイ、ベトナム、ブラジル、メキシコの9ヶ国で展開中。
2017年にはアメリカNASDAQに上場。
2019年時点でプラットフォームは2億ダウンロード。
BLACKPINKなどの有名人やインフルエンサーを活用したプロモーションで顧客を拡大しています。
当初は販売・閲覧・購入ができるモバイルを中心とした、CtoCフリマアプリでしたが、現在はCtoCとBtoBとして利用されています。
日本支社があり日本語で無料サポートが受けられるのが特徴。
シンガポール、マレーシア、タイ、イン ドネシア、台湾向けの発送する場合、EMSで購入者に直送するか日本国内集荷センターに送るかの2つのオプションがあります。
▼shopeeの概要と出店方法▼
LAZADA
マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシアの6ヶ国で展開。
フルフィルメントサービスあり。越境セラーは香港にある Lazada の集荷センターに商品を送らなければならない。
Lazada、Shopee ともに、
個人でも企業でも一般的な基本情報の提供による申込と審査で登録 可能なモール(ノンブランド商品向けのモール)
販売されている商品が著名ブランドの正規 商品であることを保証したモール
を分けています。
出典:JETRO フィリピン国における越境 EC 市場(B to C) の最新動向と今後の可能性について
・特にこだわりがない
・何からはじめて良いか分からない
などの手探り状態で東南アジア進出される場合は、以下の理由から、まずはshopeeからが良いかなと思います。
日本語サポート
情報の多さ
配送の選択肢
カバーしている国が多い
まとめ
大局論としまして、前号での市場分析と今まで見てきたECモールの特徴をあわせますと、
一番売れててEC利用者も多いのが、中国
→天猫国際(販売数で勝負したい)一番ECにお金を使っているのが、イギリス
→Amazon(高単価を売りたい)一番伸び率が高いのが、東南アジア
→shopee(今後の種まき/低単価)どの項目もバランスよく高いのは、アメリカと韓国
アメリカ
→Amazon
韓国
→coupang、11番街
といったところでしょうか。
(結論、根幹は2年前と変わってないw)
本noteを販路や進出国選定の参考にしていただけたら嬉しいです。
国やモール、商材との相性なども含めて出店先を検討してみてください。
最後に
「できるだけ遠くへ行こう。そこに着けば、もっと遠くの景色が見えるはずだ。」
モルガン財閥創始者、ジョン・ピアポント・モルガンの言葉を持って締めくくらせて頂きます。
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございます。
この記事が、少しでも皆さまの越境ECビジネスの参考になれば幸いです。
今後も、越境EC/海外SNS/補助金など越境ビジネスに役立つ知識を発信していきます。
ぜひフォロー、いいね(♥マークをポチッ)をしていただけると、今後の執筆に励みになり嬉しいです!
韓国進出や海外ECモールの開拓のサポートは、公式LINEにてお気軽にお問合せ下さい。
また以下の公式LINEより、ご登録者さま全員に、越境ECガイドブックや韓国輸出に役立つ12の資料を「無料プレゼント」しています。
https://page.line.me/776yhbdr
海外ECモールを始めとした越境ECが学べる、限定コンテンツ見放題&質問し放題のオンラインサロン「Cross Border戦略室」も運営中です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?