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Qoo10王国!韓国第3の巨大ECグループ「ティメパーク」の未来|Qoo10・インターパーク・ティモン・ウィメプ

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クーパン台頭以前より、2019年まで韓国でNo.1のシェアを誇っていた「Gマーケット」の創業者のク・ヨンベ代表が率いるシンガポール法人Qoo10は、2022年にウィメプ、2023年上期にはティモン・インターパークを買収し、クーパン・NAVERに次ぐ第3の巨大な韓国ECグループになりました。

■タイトル回収
韓国では、Qoo10を除くティモン+ウィメプ+インターパーク(ECショッピング事業のみ)の3つを合わせて「ティメパーク」と呼ばれています。

Gマーケットは、インターパークの社内ベンチャーとして始まった子会社事業で、ク・ヨンベ代表は、その後Gマーケットを売却し、2010年にシンガポールにQoo10を設立。韓国ECの業界の立役者でもあります。

公正取引委員会は、国内EC市場シェアが8.35%である点などを考慮し、グループ企業の統合が価格の引き上げなど独占市場につながる可能性が少ないと判断し、承認しました。

公正取引委員会によると、2022年基準の韓国国内オンラインショッピング市場でティモン(2.53%)、ウィメフ(1.6%)、インターパークコマース(0.47%)を合わせたシェアは4.6%。
取引額規模では、ティモン3兆8000億ウォン、ウィメフ2兆4000億ウォン、インターパークコマース7000億ウォンを合わせて約6兆9000億ウォン規模。

出典:お金の日

Qoo10は、一連の買収によって韓国国内でのオープンマーケットと海外直球事業(海外からの越境EC)を強化する計画です。

詳しい経緯はコチラの記事をご覧ください。

Qoo10はまず海外セラー販売、オープンマーケットのプラットフォームとして他社との差別化施策として、フルフィルメントサービスを強化しています。

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