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家を水浸しにする愛猫に勝利した話


猫最高ですよね

私は1匹、猫をお迎えしている。
実家でも猫がいるような人間だったので流れるようにお迎えしたのだが、まぁひたすらに可愛い。

流行り病なので家にこもるのが続き、リモートワークが続き、鬱々とした気持ちにはならなかったのだが(家大好き人間)、まぁ生活が鮮やかになるというか、可愛い。

ご飯食べてえらいね、うんちできてえらいね、毛づくろいまで出来るの!?天才じゃない!?ともうバカ親全開である。

ただ1点、どうしても許せない過ちがあり死闘を繰り広げてきた。
今日はその歴史を少し書こうと思う。

デカさゆえの過ち

猫自体についてあまり触れなかったが、猫種は「メインクーン」という子である。
ググっていただければ分かるのだが、まぁーーーー非常にデカい。

イエネコの中でも最大クラスで、うちの子も7キロ位ある。
通称『ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)』と言われるほどである。

そんなうちの子、どうしても私が許せなかった過ちを頻発していた。

ニャァ!!

飲み水がはいった入れ物をひっくり返すのである。
(氷は実際入ってない、ありがとういらすとや)

「あぁそれはねコウコゥくぁwせ…」
「そんなことで怒るなんでくぁwせ…」

わかった落ち着いてくれ愛猫家の皆さん、気持ちはわかる。
私だって色々と頑張ってきたんだ、まぁ聞いてほしい。

まず、私の特性の話をしたい。
私は水滴恐怖症というか、濡れている状態があまり好きではない。
なので家でも珪藻土などのコースターを使うし、シンク周りや洗面台は使うたびに拭いてしまう。
挙げ句、飲み会などでジョッキやグラスなどの下や底を無意識におしぼりで拭ってしまう癖があるほどである。
(お酒飲むお仕事してたんですかレベル)

そんな私と暮らしているうちの子の飲み水は2箇所設置してある。
残念ながら裕福ではないので部屋も広くないため、1つは部屋のど真ん中においてある。
(ちょっと伝わりづらいかもしれないが、置くところがそこしかなってこと…あるよね!)

最初はいわゆる可愛らしい子猫用ボウルに入れていて、その飲み水を「カシャン」と倒してしまっていた。

「あらあらごめん、のみづらかった?」

なんつって入れ直しつつ、色々とボウルを変えてみたりした。

…変わらない。
相変わらずガッシャンガッシャンひっくりかえす。

のみづらいのかな…高さか?と思いちょっと高さのあるボウルや、100均などで買ってきた木の台みたいなのに載せたりしてみた。

…変わらない。
高さがあるせいで東京サマーランドのバケツみたいに盛大にひっくり返され、部屋の真ん中が水浸しになってしまう。
ありゃプールだから許されるんやで。

シクシクなきながらスマホで情報を集めてみると
「水がキレイじゃないのがダメ」
みたいなことが書いてあった。

んーそういうこと?変えてるけどなぁ
なんとか毎回新鮮な水が出るようなものないかなぁ…

ガジェット大好きおじさんである私は、あの商品を買うことにした。

自動給水器パニック

自動給水器である。
これならちょっと割高だが新鮮な水がでて、噴水みたいだし楽しく飲んでくれそうじゃないか。

1つ目、ガシャン。
2つ目、ガシャンガシャン。
3つ目、ガシャ(ry

どうしたお前、つらいことでもあったか?
というくらいひっくり返しまくった。

結局数種類買ってはダメ、買ってはダメを繰り返した。
何がダメなんだろう、何がひっくり返しにつながるのか…

そのとき、ハタと気付いた。

「あ、そもそもでかすぎて体重かけるとひっくり返っちゃうんじゃね?」

というわけで、これに行き着いた。

重さ1.43 kg、入る水の量1.35 Lである。
どうだ、これならひっくり返さないだろ!よかったなぁ!!

私はニコニコしながら眠りについたある日であった。

ガッ

ガッガッ

カカカッ

ソイニャ!!!!!!!

時刻は深夜。
真っ暗な部屋のなかで1.35Lをひっくり返す愛猫の姿がそこにはあった。

池ができました、池。
ご本人もビビり散らかしておりました。

さて、どうしようかな…
そこでついに私は勝利に向かって歩きはじめるのです。

そういう生き物なんよ

ググったら出てきました。

「あれ遊んでるの、しゃーない」

あ、そうですか。
もうそうね、しょうがないよねここまで来たら。

というわけで、だいぶ私の水滴恐怖症も緩和されたこともあり
「ひっくり返したあとにどうするかを考えよう」
という対処療法にシフトチェンジ。

タイルパネルを敷いてみたり、タオル敷いてみたり。
そして現在の最終形態がこのような形になりました。

  • 床:洗えるおしっこ用ペットシーツ(ワンちゃん用)

  • 水:ペットキット給水器(さっき貼ったやつ)

  • その他:スイムタオル、バケツ

完璧です…私は勝利しました。
給水器はMAX最重量、それをひっくりかえしてもある程度はペットシートでカバー、そのうえでダメだったところはスイムタオル+バケツで速攻吸水。
(通常タオルだと何回も吹けないのでスイムタオルになりました)

奥さん、ペットシーツ良いっすよ

というわけで私はついに勝利を収めたのでした。
ご清聴ありがとうございました。

同じような状態で悲しんでいる皆さんがいましたら、ぜひペットシーツを買ってみてください。

捨てれるのじゃなくて、洗えるやつですよ。乾かせるので。
意外と猫飼いの皆さんは行き着かないんですよねココに。

結局なんであんなにひっくり返してたのか分かりません。
多分楽しかったのか、ストレスなのか、うちの子のみぞ知るって感じです。

というわけで少し人のためになりそうな記事を書いたので寝ます。
皆様たのしい猫ライフを!!

ニャァ!!

…。
うちの子との死闘は、まだまだ続きそうである。

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