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『アスリート×ブランド』を読んで

僕は「ジュニアトレイルラン」と題して子どもたちが主役の子どもたちのためのイベントを各地で行っている。

昨年で10周年を迎え、延べ1万人が参加している。

僕は26歳から山を走り始めた。大人になって山を走るようになって知った楽しさ。その楽しさを伝えたくて始めた企画。

大人になってから出逢うなんでもったいない、子ども時代から多様な経験をして欲しくて始めた企画だ。

くどいようだが、ジュニアトレイルランではあくまで子供達が主役だ。僕自身の各国を転戦したレースでの体験を通して、同じような喜びやエキサイティングな経験をして欲しいと思い日々試行錯誤しながら企画している。

僕は競技者としても走り、その事をとても大切にしているが、目指すところはスポーツの普及。

僕が今まで飛び出して転戦した経験はジュニアたちが育った時にチャンスを掴む手伝いになると思うし、ジュニアの育成はスポーツを長期的に成長させるためには欠かせないと思っている。

大会主催者として、競技者として、そしてスポーツ普及をするための活動家としてと複数の側面をもつ僕としてはこの本は刺さるものがあった。

レッドブルのマーケティングに関するものなので主にブランドの視点からではあるが、ブランドのミッションとして「シーン」を作ることを大切にしている。

この視点はいわゆるスポンサーとしてでなく、一緒にカルチャーを育てていこうという気概であって、こういうブランドと一緒に取り組むことができたら間違いなくやりがいのある活動になるので幸せなチャレンジになると思う。

アスリート、スポンサー企業、イベント主催者どの立場からも参考になる内容なのと、これからはもっともっとこうした視点にたってイベントに取り組むべきだと思っている。そうすればスポーツはもっともっと盛り上がるし、ニッチなジャンルでもその特異性を磨いて勝負できる。結果、多様なスポーツのあり方が認知され、スポーツ全体の底上げになるはずだ。

僕の活動は決して大きなものではない。けれど、たくさんの子どもが楽しみにしてくれているのは事実だ。この本を読んで高まった思いをイベントや様々な形で実現したい。

もっともっと彼らが夢中になれるものを作ろう。


今後の予定 

1/31(日)ジュニアトレイルラン横須賀田浦大会(満員御礼)
4/14(日)第6回KANAGAWA Jr TRAILRUN in 逗子・神武寺


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2017-04-28 18.07.02 のコピー


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