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「山を走る」ことを通じて、子どもたちの未来を育てたい。

トレイルランニングを通じて、強く優しい人になって欲しいと思って、子どもたちが主役の大会「ジュニアトレイルラン」を立ち上げて12年。気がつけば干支が一周し、当時と周りの環境も変わったし、我が家は2人の子どもを授かり家族環境も大きく変わった。

最近は、今後この活動を今後どう続けていくかを考えることが多い。大切にすることは大切にし、変えるべきは変える。その為には「なぜこの活動を行うのか?」という僕の想いが大切になる。


ジュニアトレイルランで大切にすること

大会ルール
「強く優しいトレイルランナーを目指そう。」
として、3つの柱を設けている。

①出会った人には元気よく挨拶を!
*すれ違う時も追い越す時も元気よく笑顔を忘れずに
思いやりの心を持つ。
*困った人がいたら声をかけよう。
矢印は自分で探す。
*どこへ行くのか?自分で探し、考え、判断する力を養おう。
⇒トレイルを走る時にはこの3つを胸に「人にも自然にも優しいランナー」を一緒に目指そう!

上からの一方的な伝達のようなルールの決め方はなかなか受け入れ難いが、遊びを通じてその中にルール(マナー)を盛り込むことで、楽しみながらルール(マナー)を実践しながら走ってくれる


大切なのは原体験

何事も入り口が肝心だ。最初に教わったことは後々まで印象に残るので、
なるべく初めにきちんと伝えるべきことを伝えた方が良いと思っている。つまりジュニアトレイルランは大会ではあるけれど、教育要素を盛り込んだ入り口作りを行っている。

育てたいのはレーサーではなく、楽しめる心と力。

大会ではあるけれど、速い遅いは二の次で良いと思っている。自分がベストを尽くせたなら最高だし、景色や自然を楽しんだり、友達ができたり、花や生き物に関心を持ってくれたらどれも大成功だと思っている。

速さだけを追い求めると、自分の勝てない相手が出てきた時に挫折してしまうけど、好きや好奇心きちんと育てていけば、困難はあれど、多様な楽しみ方を見つけたり、その壁をきっと乗り越えられるから。そして、そのことはトレイルランニング以外にも生涯にわたって自分を支えてくれる。


裾野を広げることとしてのジュニアトレイルラン

現在、ジュニアトレイルランは関東をメインに年7大会程度開催している。
1つ1つの大会は数百人規模ではあるが長年続けていることもあり、述べ参加人数が15000人を超えている。実施エリアはどうしても僕の活動範囲に限定されるので色々な人と連携を図りながら、ジュニア期にトレイルランニングに親しむ子を増やしていきたい。


逗子ジュニアトレラン部

僕が逗子に住んでいること、逗子周辺は低山だけど山を走る環境があるので3年前から逗子ジュニアトレラン部として定期的な活動をしている。ジュニアトレイルランが愛好者人口拡大ならば、こちらはコアにトレイルランニングを楽しみたい子たちが多い。先日も大山〜鶴巻温泉のルート約15kmの道のりをこの子たちを連れて行ってきた。


今後に向けての課題

裾野拡大をしていきたいのが1つ。その為には、ジュニアトレラン以外にも体験イベントなどがあった方が良いと思っている。また、ジュニアトレラン部のようは的活動の受け皿ももう少し増やしたい。ただ、基本的にはローカルトレイルかつ早朝に走る方が他の利用者との接触機会も減りマイペースに楽しめるので、そうした部分を理解してもらいつつ何か企画したいと考えている。

何はともあれ、まずは「山を走る楽しさ」を知ってもらってこそだと思っている。以下のリンクから大会スケジュールご覧いただけますので、近くの方もそうでない方も是非ご参加ください!


【お知らせ色々】

・5/27(日)5/27(土)World Bee day in ZUSHI
 ~スロヴェニアの国際記念日を祝うコンサートとマルシェ~
(受付中)
9/24(日) 第8回NAGANO Jr TRAILRUN
 兼 U-15ジュニアトレイルランチャンピオンシップ in 富士見高原
(受付中)
・1
0/15(日)第15回TOKYO Jr TRAILRUN
 兼 U-12ジュニアトレイルランチャンピオンシップ
(受付中)
11/5(日) 逗子トレイル駅伝2023(受付中)

「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。

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【スロヴェニアに対する旅の記録】
◎スロヴェニア紀行(旅の記録色々)

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