見出し画像

「トレラン部」を作れないだろうか?


ジュニアトレイルランを続けていて、まだまだ課題がある。

21年も参加者の声をヒントに、あっというような企画や課題をクリアしてますます楽しい活動を実現していきたい。

その取り組みの1つとして今考えていること。


「学年が上がってもトレイルランニングを続けたい子たち」をこぼさない事

高学年になり、中学生になると塾や部活など様々な理由で忙しくなり、参加率が下がることだ。個々の事情もあるのである程度やむを得ない事ではあるのだけど、ここで僕がフォーカスしたいのは「学年が上がってもトレイルランニングを続けたい子たち」の存在だ。

幸いに、ここ数年ジュニアトレイルラン以外でも小中学生が出場できる大会は増えている。なので、そこを目指す子たちの受け皿を作りたいと思っている。

この辺りの課題は、ぜひ以前書いたnoteを参考読んでください。


目標を作ること

2021年ジュニアトレイルランの新しい取り組みとして、「ジュニアトレイルランチャンピオンシップ」を開催する。

学年が上がっても、活躍の場と目指すものがあるというのは走り続ける大きなモチベーションになる。また、チャンピオンシップである以上レース志向が強くなるのは当然なので、参加資格としてジュニアトレイルランの大切な思いを理解してもらうために当該年におけるいずれかの大会に事前に参加することとしている。

10月の青梅大会ではU-15,11月の逗子トレイル駅伝では駅伝とは別にU-12の選手権をそれぞれ開催する。細かなことは以下のnoteで触れているので興味のある方はぜひ読んでください。


ジュニアタイガーホール

年始から休日の朝に行っている。近所の子供達と一緒に行う朝練だ。

それぞれの走力に応じて、コースをいくつか分けてフィニッシュ地点まで走る。

4回開催して、毎回少しづつ人数が増えている。

今後どの程度広がりを見せるかは定かではないが、興味を持つ子は可能な限り受け入れたい。と同時に、早朝とはいえあまりに大人数で走ることになると通りすがりの方も驚かれるだろうから、どうするのが良いか考えていかねばならないと思っている。

画像2


逗子スカイランナーズの存在

地元の子ども達が立ち上げたグループだ。夏の大会にみんなで出場するために近所で日々トレーニングをしており、先日の横須賀大会にも出場してくれている。また、レース翌日にトレイルでばったり会ったのもこの子達だ。

秩父方面でチームを作り、先日の横須賀大会の駅伝の部に参加してくれた「プロングホーン」はさらにその先駆けだ。一番最初にジュニアチームとして立ち上げ、ジュニアトレイルにも参加している。プロングホーンは個人で走っている子たちに声をかけ、住んでいる地域を越えて、仲間を増やしている。

こうしたチームの存在はありがたい。そして、「トレラン部」を作れないだろうか?と考えるに至ったのはこうしたモデルケースがあるからだ。

画像3


なぜ、「トレラン部」か?

住んでいる地域や学年は様々だ。また、「機会がないことや存在すら知らない子の方がむしろ多い」という保護者の声もある。普及啓発という立場に立つなら、なるべく広く知られるように、自然と情報が入るような存在になることは大切だ。

そこで今イメージしているのが「トレイルランニング部(トレラン部)」としてのあり方だ。

怪我のリスク、季節ごとに変わる日没時刻、練習場所や環境の確保、何を目指すのか?どの程度大会があるか?そもそも理解が得られるか?とニーズは本当にあるのか?

こういったことを1つ1つクリアしながら(半分くらいは実際にやりながらだと思う、その意味ではジュニアタイガーホールは良い実践の場だ)、ファンと理解者を増やしていけば実現できると考えている。ただ、想いはあっても、必要としている人がいなければ実現しない。その辺りの精査も必要だ。


実現のために

諸々の課題を考えると中学の部活あたりが良さそうだ。

とはいえ、僕の想いだけでどうにかなるものではないので、こうして僕の考えをオープンにすることで一緒にやろうと手をあげてくれる方や、良いアイデアが出ると思っている。

もしかしたら、部活のもう一歩外の課外活動、アフタースクール(もしくは早朝?)ならいいかもしれない。

試行錯誤の日々は続くが、一人でも多くの子たちが「山を走ることを楽しみ、そしてその経験を通じて豊かに育つ」その実現のために引き続き取り組んでいこうと思う。



【今後の予定】
4/11(日)第6回KANAGAWA Jr TRAILRUN in 逗子・神武寺


最後まで僕のnoteを読んでくださりありがとうございます!!

「スキ」「フォロー」していただけると励みになります。
過去のnote記事はこちら

2017-04-28 18.07.02 のコピー



この記事が参加している募集

スキしてみて

最後まで読んでくださりありがとうございます。僕の経験や感じていること考えをいろいろと書いていきます。noteの記事を通じて一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです!「スキ!」や「サポート」はとても励みになりますので、宜しければ応援の気持ちも込めてよろしくお願いします!