見出し画像

「第9回YAMANASHI Jr TRAILRUN in 武田の杜」開催

今年は4月開催。

今年の武田の杜での大会は昨年よりもスケジュールを前倒し4月に開催した。

コロナ禍で人々が外出を控えていた期間に動物たちの活動が活発になりヒルの生息範囲も広がったようで、コロナ前は見たことは一度もなかったヒルが出るようになったのだ。地域によっては畑作業などにも影響が出ているという。それを踏まえ、少しでも活動が活発になる前にとして開催時期を前倒す事にした。

天気にも恵まれたこともあり、トレイルはドライで走りやすく、レース前に3回コースに入ったが一度も被害に遭うことはなかったので、今回は安心して開催するっことができた(昨年最初のマーキングに入った時にだいぶやられたのと今までここではそんなことがなかったのでかなり驚いた)。

また、今年は旧UTMFと日程が重なったこともあり、参加者もボランティアもいつも以上に集まっていただくのに苦労した。ジュニアトレイルランは走るのは子供だけど、保護者がトレイルランニング大好きな方が多いので、ビッグイベントとと重なるとどうしても、集まりに影響が出る。

とはいえ、各地で大会が開催され、それらの日程がいつ決まるかわからないので、ある程度は仕方ないと考えた方が良いし、可能な限り早く情報を公開し、参加者に寄り添いまめな情報発信をするなど工夫をすることで、どんな状況でも選んでもらえるイベントに成長させることが改めて大切だと思っている。

大会の魅力であるコース上の素晴らしい新緑と僕の財産でもある素晴らしいカメラマンたちによる参加者にとっては他からもになる写真たち。


前日準備(土曜)のこと

あずさに乗って甲府まで。そこからレンタカーをして買い出しを済ませて会場入り。少しお休みを挟んだけど、ありがたいことに施設の方の顔ぶれも変わらずなので、事前に送った荷物を受け取ったりやりとりはスムーズに進む。

少し早いお昼ご飯を済ませて、コースマーキングへ。

お昼は甲府盆地を一望できるベンチで。

コースは3種類。未就学(1km強)、小学生(2.5km)、中学生・保護者(4km)で、それぞれ色を分けてマーキングをする。自分の該当するコースの色のついたテープに沿って試走できるようにするためだ。

今回なら赤が未就学、青が小学生、緑が中学生以上。
緑のみなのでここは中学生以上だけが通る。


前泊の醍醐味

マーキングやパンフレットの折り込みなど前日にやっておきたいことを夕方までに済ませて一息。仕事帰りやなんと富士山エリアでのボランティアをしてからきてくださる方、前泊していたトレラン部の面々が続々と集まる。

理由は甲府盆地の夜景を見ながら皆で楽しむためだ。

ここは本当に景色が素晴らしい。新緑のトレイルも素晴らしいが前日から味わってこその場所だと思っている。

眼下に広がる景色は最高


集まってくれた面々。レースだけでなく色々な経験をしてほしいので嬉しい。


明けて大会の朝

5時からコースチェックへ。前日にコースマーキングはしてあるものの間違いがないか、外れてしまった矢印はないかなどなどを実際にコースを回って確かめる。日の出を横目にコースを回る。少し肌寒いが動き続けるにはちょうど良い気温だ。

木々の隙間から朝日が溢れる

マーキング確認を終えたら、会場設営と駐車場受け入れの開始だ。受付も始まり、ここからは慌ただしく時間が過ぎていく。

スタートフィニッシュエリアはBLUETAG YKK FIELD SUPPORT PROJECTの全面的なバックアップを受けています。ありがとうございます。
受付と合わせて物販も。
安全ピン削減のためにゼッケンどめを作成販売。ゴミ削減への
協力ありがとうございます。
今年からの取り組み、ウォーターサーバー。サプリメントinウォーターMCMのめぐみさんによる協賛です。ありがとうございます!


第9回大会開始

9時半過ぎ、開会式。
共催である山梨県造園建設業協同組合依田理事長と来賓である樋口甲府市長から挨拶をいただく。樋口市長には第1回から毎回お越しいただくとともに開催にあたって甲府市からは毎回後援とともに大会を応援していただいている。皆さん、スーツなので短パンで走り回っていた僕もこの時ばかりは長ズボン。

樋口甲府市長
参加者集合写真。武田の杜は新緑がよく似合う。


レースは3つに分けて実施

開会式を終えたらその流れで、第1レースの未就学の部へ。ジュニアトレイルではいくつかのカテゴリーを設け、コースやレースをそれぞれ設定している。また、基本的には1つ目のレースで全員フィニッシュしてから次のレースを行うようにしている。理由としては、走るペースはそれぞれで、頑張っているのだからその全員のフィニッシュをきちんと迎えたいから。

レースである以上勝った負けたはあるけれど、それ以上にベストを尽くした全員にリスペクトの念を抱き出迎えたいから。そして、そのことを参加してくれた理解し実践して欲しいから。そう、ジュニアトレイルランはレースではあるけれど、トレイルランニングを通じてして強く優しい人に育って欲しいという思いで実践している。

未就学に続いて、小学生のレース。そして、最後に中学生と保護者のレースを行った。それぞれに力強く走り抜けそして楽しんでくれた。


今回嬉しかったこと

走り終えた子たちがコースに走って他の選手を応援してくれたことだ。自分のことだけでなく誰かのことを思いやる気持ち、そしてそのアクションは素晴らしい。トレイルランニングを通じて得た経験が彼らの成長の糧になるのはこの上ない喜びだ。そのためにジュニアトレイルランを続けているといっても過言ではない。


可能な限り全員の名前を呼んで賞状を渡したい

ジュニアトレイルランでは、以前は全種目終了後に全員の前で賞状・完走証を名前を呼んで手渡ししていた。1時間以上かかるし話し続けるので翌日はいつも声が出なくなっていた。コロナ禍を経て分散開催するようにしてから、そのスタイルからは離れたが、レースの合間合間に出来上がる賞状・完走証は可能な限り一人一人読み上げて渡している。特に武田の杜会場はスタート・フィニッシュと受付が同じ場所なので、イベント進行も兼ねる僕が行ったり来たりを頑張れば、どうにかなる。幸いにしてレースの方でトラブルがなかったこともあり、ほぼ全員に渡すことができたはずだ。


子どもたちに寄り添うこと。

僕はジュニアトレイルランを通じて、子どもたちにここでしかできない経験をしてほしい。勝った負けたを飛び越えてベストを尽くす素晴らしさを知ってほしいと思っている。子ども時代の経験が大人になった時いつか振り返ってくれたらそれはもう最高だし、植物でも生き物でもハイキングでもジュニアトレイルラン参加がきっかけにもし何かに興味を持ってくれたらそれはもう大成功だと思っている。

年内はあと3大会実施予定で2大会はエントリー受付中。もし、このnoteを読んでお子さんを参加させてみたいと思っていただけたら、ぜひエントリーしてください。特別な1日が待っています(東京大会は日程調整中)。

関係者の皆様、今回も無事に大会を終えることが出来ました。武田の杜大会は来年で10回目!ぜひ新緑の武田の杜で再開しましょう!ありがとうございました。


【お知らせ色々】

・5/27(日)5/27(土)World Bee day in ZUSHI~スロヴェニアの国際記念日を祝うコンサートとマルシェ~(受付中)
9/24(日) 第8回NAGANO Jr TRAILRUN 兼 U-15ジュニアトレイルラン
チャンピオンシップ in 富士見高原
(受付中)
11/5(日) 逗子トレイル駅伝2023(受付中)
*10月中頃(日程調整中)第15回TOKYO Jr TRAILRUN 兼 U-12ジュニアトレイルランチャンピオンシップ

「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。

Facebookページ
instagram
FUJIO PROJECT オンラインストア(BASE)

【スロヴェニアに対する旅の記録】
◎スロヴェニア紀行(旅の記録色々)

最後まで僕のnoteを読んでくださりありがとうございます!!
「スキ」「フォロー」していただけると励みになります。

この記事が参加している募集

アウトドアをたのしむ

最後まで読んでくださりありがとうございます。僕の経験や感じていること考えをいろいろと書いていきます。noteの記事を通じて一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです!「スキ!」や「サポート」はとても励みになりますので、宜しければ応援の気持ちも込めてよろしくお願いします!