【ストレッチ】柔らかすぎると腰を痛めやすいの?
「柔らかくなれば腰痛もなくなるよね」
なんて言葉をたまに耳にするんよね。
でも本当に柔らかければ腰痛はないん?そこを掘っていこう。
そもそもじゃけど、体が固いと確かに腰には負担が掛かりやすいんよね。
でも、柔軟性がある=腰痛知らずじゃない。
以前にもこんな記事を書いた。
もし柔軟性が正義なら、相撲取り・バレリーナ・体操選手とかは腰痛知らうのはずじゃけど、そうじゃない。
逆に腰を痛めとる人の方が多いよね。
もしかして、柔らかすぎると腰を痛めやすいんじゃろうか?
「そんなわけないでしょ!その人たちは練習のせいよ!」
いや、そうじゃないかもしれんよ。
そもそもじゃけど、腰椎(腰の骨)ってどれくらい動くか知っとる?
捻る動きだけで言ったら、【5度】しか動かんのよ。
5度よ!5度!(正確には5度~10度ぐらいかな)
こんなもん動いたうちに入らんでしょ?
それだけ腰って動かん場所なんよね。
逆に考えたら、安定力が半端ないってこと。
つまり、腰は安定性があって初めて機能する場所ってことね。
でも仮に柔軟性があり過ぎると、この安定性がなくなることがある。
腰椎の不安定性が出てくると、痛みや障害が生まれやすいんよね。
もし不安定になってくると、腰椎を中間位に保つことができんくなる。
どういうことかと言うと、日常生活のちょっとした動作で、
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腰を過度に反ったり、過度に丸めたりしやすくなる
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これは不安定な人によく見る光景。
さっきも言ったけど、腰は安定して初めて機能する場所。
だから日常生活の動作でいちいち反ったりしていたら腰への負担が半端ないんよ。
じゃけぇ、腰が慢性的に痛くなる。
もしかしたら相撲取り・バレリーナ・体操選手とかも腰椎の不安定性がある人が多いんかもしれん。
柔らかすぎるってのも腰にとっては罪かもね。
柔らかくなるのもいいんじゃけど、180度開脚までは目指さんでも腰痛はなくなるけぇ大丈夫よ。
適度にやってこうや。
ほいじゃ!
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広島の腰痛専門出張パーソナルトレーナーとして活動中
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