ミーツ_ザ_福祉-36

きっと、分かり合えないから、分かち合ってみる。

本年は本当にお世話になりました。楽しい一年が送れたのは、みなさまのおかげです。ありがとうございます。簡単に印象的なできごとを振り返ってみますので、お時間のある方はご覧ください。

【1月】
・宮城県に行った。
大川小学校を訪問。なんだか自分の仕事や人生について考えたら、泣けた。まだまだできることはあると。

【2月】
・企みがたくさんあった。
市民福祉のつどい(ミーツ・ザ・福祉)の初打ち合わせの日はこの月。そのほかもフェリシモさんやあそか苑さん、川西市さんやあしやきらくえんさん、納屋工房さんなど、市外の講演やプロジェクトの話が多かった。

【3月】
・ソトコト3月号の表紙になった。
「取材させてほしい」と連絡をいただき、掲載いただけることになった。僕たちを見いだしてくれた編集部の橋本さんに感謝。動きはじめてまだ2年ほどではあったが、一定の評価をいただけてうれしかった。

・「てらまちプロジェクト」がはじまった。
阪神電鉄さんと尼崎信用金庫さんが進める「てらまちプロジェクト」に関わらせていただくことになった。3月はCHANGE THE LOCALというトークイベントを開催。

・テラハに参加した。
尼崎の西正寺で定期的に開催しているトークイベント「テラハ」。この月は、福知山線脱線事故の話を聞いた。身近な人に当時のできごとで深く傷ついていた人がいたことを知った。「周縁にいる者として、想像力を働かせながら何ができるか」という視点が重要だと思った。

・五色町のワークショップを進行した。
淡路島の五色町で進む、洋上発電に関する計画のためのワークショップ。力不足でうまく進められなかったが、参加者への信頼や寄り添いが案外できているかもしれない、という自信を抱いた。

【4月】
・27歳になった。
誕生日の日はラジオに出演。お坊さんと神父さんと神主さんに誕生日を祝ってもらった。末にはインターンの学生たちに誕生日会を企画・開催してもらった。ありがとう。

・新事務所への移行がスタートした。
尼崎傾奇者(かぶきもの)集落内に、新しい事務所をリノベーションしはじめた。

・神社映画祭を開催した。
貴布禰神社で「映画とマルシェと音楽」のイベントを開催した。400人程度の参加があり賑わったが、進め方とコミュニケーションで大きく失敗した。一緒に企画していたメンバーと想いを共有しきれなかった。

【5月】
・ことはじめ学館を開催した。
地域のおっちゃん・おばちゃんと話し合い、新しい企画や活動をつくっていく「ことはじめかいぎ」。そこから生まれたイベントが開催された。80歳を超える方々と企画でご一緒できたのは大きかった。

・鳥取(智頭)に行った。
studio-Lの林さんにお声かけいただき、鳥取で講演をさせていただいた。尼崎出身の小池さんが地域おこし協力隊で活動しているようで、なんだかうれしかった。パーリー建築の宮原くんにも会いに行った。

・総合学習研究会に参画させていただいた。
姫路にある手柄小学校の三浦さんにお声かけいただき、総合学習の内容やあり方について考える研究会に入らせていただいた。ありがたいことに話題提供させていただく機会もいただいた。先生たちのネットワークも面白い。

【6月】
・すごいすとに掲載いただいた。
兵庫県さんが運営している「すごいすと」に掲載いただいた。活動もそうだが、尼崎というまちが「ええ感じ」で取り上げられるとうれしい。

・龍谷大学でお話しさせていただいた。
中平さんにご招待いただき、龍谷大学で講演させていただいた。宗教と福祉の話など。貴重な機会に感謝(来年はさらに色々な大学さんからのお声かけ、お待ちしています)。

・国際ヨガの日のイベントを開催した。
吉識さんと神庭さんを中心にヨガのイベントを企画した。尼崎の森で開催。延べ1,000名以上の方が参加した。鶴のポーズ!

・シチズンシップ育成プログラムの作成業務がスタートした。
上記の仕事に関わらせていただくことになった。中高生向けのプログラム・ツールを現在開発中。

・ミーツ・ザ・福祉実行委員会がスタートした。
月に一度の実行委員会がスタート。毎回50名ほどのメンバーで熱い議論を交わしたり、新しい視点を得たりする場となった。障害者や健常者という括りではなく、個人とどれだけきちんと向き合えるかが大切だと知った。

【7月】
・講演会がたくさん。
分野が結構異なるのだが、宅建協会の研修会にて「多様化する顧客との出会い方」というテーマで講演をさせていただいた。また、広島の大崎上島でお話しさせていただいたり、尾道でもお話しする機会をいただいた。

・カリー寺を開催した。
2回目のカリー寺。去年よりも準備に時間をかけつつ、交流の仕掛けをたくさんつくりつつ、開催した。やっぱり檀家さんや自治会のおっちゃんらと一緒にやっていくのが楽しい。

・夏越祭のお手伝いをした。
神道の伝統行事を盛り上げるお手伝いをした。学生らが大活躍。すばらしい。既存のものに入り込んでいく感覚は、とても楽しい。

【8月】
・市職員研修を担当した。
昨年に引き続き、3年目の尼崎市職員の研修を担当させていただいた。研修後に自主勉強会(飲み会?)が立ち上がって、とてもうれしい。

・郡上八幡にて徹夜踊りに参加した。
だけど、朝まで踊れる体力がなかった。

・森の自由研究フェスが開催された。
尼崎の森での企画。お手伝いさせていただいた。恒例行事になりそう。

・ばあちゃんが死んだ。
育ての親である(父方の)祖母が亡くなった。だけど、あまり寂しさは感じなかった。ありがとう、ばあさん。高校の頃家を出て行った父親との関係性が少し変わった。

【9月】
・あままままるしぇが開催された。
主婦メンバー主導の運営に変わって最初の回。小さな配慮やチャレンジを促す試みがたくさんあった。僕よりもきめ細やかに運営してくださってうれしい。

【10月】
・オトナテラコヤ祝100回。
気ままに開催してきたイベントが100回を迎えた。延べ参加者は1,300名程度。たくさんの方々と出会えたことが、なによりの収穫。

・高校生インターンを受け入れた。
あまりうまい関わり合いができなかった。少し一方的になりすぎた。関心を持ってもらうのは難しい。

・amare(あまり)が閉店した。
駅前商業ビル「さんさんタウン」の建て替えに伴って、引っ越しを余儀なくされた。ここで築いたご縁や価値観を大切にし、これからもやっていきたい。

【11月】
・「障害」と少し向き合った。
市民福祉のつどい(ミーツ・ザ・福祉)という事業に関わったことで、視野が少しだけ広くなった。気づいていなかったこと、無視していたことに対して、繊細になりたいと思った。

・たばこの条例策定に関するワークショップがはじまった。
今まであまり気を向けていなかった「たばこ」というテーマを与えていただき、市民のみなさんと議論していくことになった。バランスは難しい。

・ジーンズをリペアした。
中崎町にある素敵なリペア屋さんを見つけた。かっこいいジーンズやペインターパンツ、大切に履こう。

【12月】
・護美奉行復活プロジェクトがスタートした。
刀型になったトングでまちの美しさを護る活動がスタート。子どもから高齢の方まで楽しめるまちの遊びとして発展させていきたい。

・greenzに掲載された。
昔から読んでいたメディアに掲載されるというのは、うれしい。会員(ピープル)になれたご縁にも感謝。

・新事務所が完成した。
長きにわたって改装してきた新アジトがオープン。これからぜひたくさんの方にお越しいただきたい。

と、印象的なものだけでもかなり多い。ただ、それなりに充実はしているが、飽き足らず、ますますいろんなことをやっていきたい。

来年の目標やチャレンジについては、次の記事で書きます。どうぞ、お楽しみに。今年最後の食事は、やっぱりカレーだ!

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