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自分の中にある不確かなイメージを信じてみた先に

個展の展示作品が全て完成し、残すところ明日の展示作業のみとなりました!

やっとここまで来た。長かった。一時はどうなることかと思ったりもしましたがなんとか辿り着くことができました。応援してくださった皆さんありがとうございます!

1年前に話が持ち上がり、9ヵ月のひきこもり制作期間を経て丸っと1年かけてここまできました。間違いなく藤森愛としては1番のロングプロジェクトです。


目に見えて形に残る作品(イラスト)と、目に見えず形に残らない作品(音楽)の両方を作っている私には、イラストを描いている時も音楽を鳴らしている時もその両方が常に頭の中に存在しています。この頭の中のものをどうやったら再現できるんだろうと考えた時に、今回の個展に行きつきました。それを再現できるチャンスをいただけたのは、クリエイターとしてこの上なく幸せです。毎日作品を作り続ける日々もとても楽しかった。

あとは皆さんが個展を見てどう感じ取ってくれるのかをドキドキしながら待つだけです。もう半端なくドキドキしています(笑)

会場へはぜひ音楽を聴くためのイヤホンorヘッドホンをご持参の上お越しください!


自分が想像していることを形にするってやっぱり難しいです。10年前に想像していたことが今形になっているかと聞かれたらそうではないし、「人生で大事なことは必ず自分がコントロールできないところで起きる」というのを聞いて、確かにそうだなと思いました。そのコントロールできない中で、自分は一体どう形にしてどうイメージに近づいていくのか。自分でコントロールできることなんて本当にちっぽけで、狭い範囲だけです。

個展が決まったことも、絵や音楽を気に入ってもらえたことも、10年目を迎えられているのも自分だけの力ではなくて、そこにはコントロールできない何かがたくさん起きています。その一つ一つの何かがいつの日か大きな一つの何かとなって形に現れる。だから想像していることを形にするのは難しいけれど、一つ一つをイメージに近づけるために繋いでいくことはできる。

たくさんあるビルの窓の色一つで、その絵の世界観は変わります。一つの色は、その一つの色であるためにそこにあるわけじゃない。色んな色とのバランスを取りながら彩っています。その色がどんな役割を果たすのかは塗り終わってみるまで分からないんですけどね。人生と一緒だなあ、なんてね。

ようやく辿り着いたこの個展で、大きな一つの何かを形にできそうです。


出会ってくださった皆さん、応援してくださった皆さん、一つ一つの奇跡を本当にありがとうございます。

個展会場でお待ちしています!


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