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一度は自分でやってみた方がいい

何してる人ですか?って聞かれて言葉につまり、"シンガーソングライターやってます"って答えたけどやっぱり違うなって思った。


何でも一度は自分でやってみた方がいい。連絡が苦手だから、絵描きが苦手だから、英語が苦手だから、ビジネスが苦手だからといって最初から遠ざけてしまうのは世界を狭めてしまっているのと同じだ。

最初はとにかく連絡が嫌いで通知を全切りしていたし、ちょっと絵が描けるからって小学校ではチヤホヤされていたのに中学校で自分より上手な子がいてショックを受けたし、リスニングテストは意味不明すぎて問題を聴かずに勘で丸打っていたし、ビジネスなんてミュージシャンが考えるなんてナンセンスだと数年前までは思っていました。

私が最初から音楽以外のことはナンセンスだと世界を狭めていたら、藤森愛をしながらマネージャーとして連絡が出来るようにはならなかったし、絵は諦めた漫画家の夢のままだったし、一人でニューヨークへ行こうと思わなかったし、CDを売らないプロジェクトを始めようなんて思わなかっただろう。

私の場合は他に頼める人がいなくて自分でやるしかなかったという環境も大きいですが、今では意味がなかったと思うことは一つもない。

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人に任せるのは大切なことだ。でも本当に任せるべきことなのか、誰に任せるべきなのか、どう任せたらいいのか、それは本当に色々やってみてからでないと分からない。何も知らないまま最初からスタッフを付けてしまうとおかしなことになる。やり方が気に入らない、言った通りに動いてくれない、私の気持ちを分かっていないなどの愚痴が出てくるだろう。

私は一通りやってみたからこそ自分が出来ることと出来ないことは明確に知っていて、ここは任せる、ここは任せないという線引きもはっきりしています。任せる時はどんな結果になっても構わないという信頼の気持ちでしか任せません。なのでチームが上手くいかない時は、必ず任せた側の自分が原因だと思っています。

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色々やってみなければ今やっていることが本当に一番得意なことかも分からない。この人に任せたいと本当に思うことも出来ない。苦手だと分かったらそれは苦手なままでいい。得意なことを磨けばいい。

まずは一度本気でやってみてからだ。



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