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2021/1/18 哭声/コクソン

・韓国映画「哭声/コクソン」観ました。

・ジャンルはホラーなのかな?小さな韓国の田舎町が舞台。警察官のおじさんが主人公です。村の人たちが次々変死していくなか、山に住み着く日本人が犯人ではないかと思い、退治しにいくのですが……みたいな話。途中まではなんか雰囲気が「ひぐらしのなく頃に」っぽかった。

・結構怖かったです。怖いというか、重い?ちなみに血めっちゃ出てくるので、そういうの苦手な方は注意してください。

・あとキャストがすごくよかった。日本人役を、実際に日本人である國村隼さんが演じているんですが、存在感がすごい。全然しゃべらないんですよ。こちらから見ると、同じ国の人なのに、韓国映画として見ていると、國村隼の異質さがめちゃくちゃ怖い。言葉が伝わらなさそうな雰囲気。演技ってすごい……。

・同じくらいすごかったキャストとして、主人公の娘であるヒョジンを演じた子役のキム・ファニ。いやもう、本当すごかった。途中この子の様子がおかしくなり、まるで悪魔か何かに憑かれたようになるんですけど、もう本当怖くて。自分の子供があんなふうになったら、怖くてどうしたらいいかわからないだろうな。実際この子の両親も困惑してたし……。

・恥ずかしながら、見ている最中はあまり気にしていなかったんですが、見終わった後調べると、どうやらこの映画はキリスト教と大きく関わりがあるとのこと。日本人である國村隼さんをイエスになぞらえているんですね。そういう視点で見ると、また違ったふうに見えてきそう。

・それにしても、韓国映画の重い感じ、相変わらずすごい。画面全体に迫力があるというか。普段はほとんど洋画しか観ないんだけども、今年は韓国映画の量を増やしていこうかな。知ってる韓国映画の中だと、「グエムル 漢江の怪物」と「パラサイト 半地下の家族」が好きです。ってどちらもソン・ガンホ主演かい。

書いてみたいもんだぜ……いい文章、ってやつを、サ。