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私がふじらぼに入った理由 ふじらぼメンバーインタビューvol.1

【プロフィール】
門倉拓郎(カドクラタクロウ)

高校生の頃から、恩師の影響で子どもへの支援を志す。大学で公認心理師を目指しながら、学童施設などでのボランティアを経験し、大学3年5月からふじらぼでの活動を開始。ふじらぼでは、学習支援と渉外担当、公式LINEの運用を行なっている。

#わたしのハッシュタグ
#ポジティブ思考
#好きな食べ物はおにぎり
#子ども好きな人と繋がりたい
#遊び #高所恐怖症  #活力は人の笑顔

ふじらぼメンバーインタビュー

自己紹介や門倉さんの背景


原:「さっそくだけど自己紹介をお願いします!」


門:「はい!大学で心理学を学んでいる門倉拓郎です。たくろうって呼ばれるか、時々たくちゃんって呼ばれたりもします(笑)特技はお皿をたくさん持つことです。料理が乗っていても5皿くらいはいっぺんに運べるかな?って感じです(笑)性格は超ポジティブかな?なんでも楽しいです(笑)よろしくお願いいたします!」


原:「よろしくお願いします(笑)門倉くんは、いつからふじらぼにいるのかな?」


門:「去年の5月とか6月とかだと思います。」


原:「その頃か!大学3年生になりたてだったと思うんだけど、その時からこういう活動とかはやっていたの?」


門:「そうですね。大学の近くの中高の学童施設のボランティアをやっていたのと、地元の児童相談所のメンタルフレンドをやっていました。


原:「じゃあ大学生活はそこでずっと活動していたみたいな感じかな?」


門:「そうですね。大学生活の半分以上はそれをやっているといった感じですかね。」


原:「大学に入りたての一年生の頃は何をやっていたの?」


門:「二年生になった時に、というか20歳になる前にアメリカに行きたかったんです。だからそのための費用を稼ぐために、一年生の頃はたくさんバイトをしていました。」


樺:「そうなんですか!?なんでアメリカに行きたかったんですか?」


門:「すっごい海外かぶれで(笑)、めちゃくちゃ憧れがあったんです。20歳って節目感があったから、10代のうちに色んなものを自分の目で見て、どうして好きなのか?といったことを落とし込みたかったという思いがあったからです。


樺:「そうだったんですね!」


門:「でもコロナが拡大してしまったから、それができなくなってしまったという感じですかね。」


原:「へ~!アメリカか!アメリカを好きになったきっかけとかってあったの?」


門:「きっかけは、小学生の時に親が共働きで、家に一人でいる時間が長かったんです。そのときに、カートゥーンネットワークとかディズニーチャンネルをずっと見ていました。そこからアメリカ系のアニメとかドラマとかが好きになって、派生して洋楽なども好きになっていったという感じです。流れでアメリカにずっと憧れがありますね。」


原:「そうなんだ~。そういうアメリカ系のアニメやドラマのどんなところが好きなの?」


門:「日本のドラマとは違う人の絡み方があるというか、ある意味ストレートだったり、エモかったり、そういう部分がいいなと思う部分が昔からあったんだと思います。」

門:「あとは自分のことを告白する、自分のことを話すシーンが好きなドラマに多くあって、そういう部分にも憧れを抱いていたのだと思います。」


原:「自分を出していくというか、自分らしさが光るというか...」

門:「そうですね。”個”を大事にしているところがすごく素敵だなと思っていました。」

原:「たしかに。アメリカって清々しくぶつかり合うよね。(笑)」


門:「そうですね。ぶつかって仲良くなるみたいな、そういうのをいいなって思います。」


原:「ぶつかっていく中で混ざり合っていくという感覚がたしかにあるよね。だから個性ってなんだろうとか、どうやって人の心が動いていくんだろうとか、そういうのがきっかけとなって心理学科を専攻したのかな?」


門:「そうですね。大学に入りたての頃は子どもの支援をずっとしてみたくて、学校にいれて、かつ学校以外の世界を見せることができる立場ってなんだろうと考えたときに、たまたまスクールカウンセラーが浮かんだんですよ。そこで心理学科がすごく合っているし、いいなって思ったのが始まりだと思います。」


原:「じゃあその時から子ども支援を志していたんだね。」


門:「そうですね。子どもを大事にしたいなっていう想いはずっとある気がします。」


原:「そういう想いを持つのは、何がきっかけだったのかな?」


門:「一番のきっかけや、影響を与えられて今でもそれが自分の中に残っているということは、高校3年生のときに良くしてもらっていた先生に、先生になった理由を聞いたときに、政治とか日本を変えたいって思ったら、まずは子どもから変えないと変わらないと思っているんだといった話を聞いて、たしかにそうだと思って。」

門:「だからそういう意味でも、子どもになにかをしてあげたりとか、熱を投資するということは、未来のためになるというか、すごく良いことなんだなとその時思ったので、それがきっかけでずっと想い続けることになったのかなと思います。


原:「大学生活の中でアメリカに行きたいなっていう思いをもちつつ、生活していって、学童のクラブでボランティアをしていて...といった感じか。」


門:「そうですね。そこは中高生が対象だったので、フリースクールに通っている子どもたちがすごく多くて、かつ頻繁に来ることが多かったので、実際にそのような子どもたちと色んな話をすることが多い中で支援って本当に大切なのかなと思いました。」


原:「一番衝撃的だったというか、記憶に残っているエピソードはあるかな?」


門:「そうですね。精神疾患などの病気に対してもそれなりに勉強していたつもりだったし、知っているつもりでいたんですけど、その中にいた子がある精神疾患を抱えていて、その病気の話を打ち明けてくれたんです。」

門:「その病気のことはなんとなく聞いたことがあって、でも実際にその病気について聞いたからといってその子に何もしてあげられないとか、知識があっても使い方を知らなくては意味がないことを分かっていなかったのが一番衝撃的な経験というか、、」

門:「もっと色んなことをしなくちゃとか、色んな勉強をしなくちゃいけないんだなと思ったきっかけではあったと思います。」


原:「なるほどね。知識を貯めているだけじゃ意味がないということだよね。結構自分の中で無力感を感じたのかな。」


門:「感じましたね。仲良くなることはできるし、それもあの時の立場としては大事だけど、自分が求めている支援をこれからしていきたいと思ったら、それだけじゃだめだし、もっと何かをしなくてはいけないとすごく思いました。」



ふじらぼ活動について


原:「ふじらぼに申し込んだときのきっかけとかは何だったのかな?」


門:「一番最初のきっかけは、学童のボランティアやメンタルフレンドがコロナの影響で活動が全然できなくなってしまって、意欲はあるのに活動はできないなっていうのが続いたときに、せっかくだから新しいのを探そうかなと思って」

門:「ふじらぼを見つけて、近くだし始めたばっかりっていうのが新しい経験ができるなと思って...あとは地元に還元できるっていうのがめちゃくちゃいいと思ったからですかね。」

原:「実際に活動を続けて、2021年8月には青少年会館とのコラボ企画を開催して、活動が本格的に始まって...そのときの感情はどうでしたか。」


門:「久々に活動ができたこともあって、めっちゃ楽しかったです。実際に考えていたりするのとは話が違うわけで、というのも一人ひとりに個性があって、だめだったとかうまく行かなかったことすらも楽しかったです。」



原:「それって冒頭に話していたアメリカのドラマのキャラクター性と似ているね。そういう個性をごちゃまぜにした空間ではあるよね。あのコラボ企画の中でエピソードとかはある?」


門:「最後の2日間に子どもたちがたくさん来てくれて、あのときはゲームで遊んでしかなかったんですけど(笑)、年齢も性格も違う子たちだったのでゲームを説明するのも大変でした。数字を使ったゲームをやろうと思っても、そもそも数字があまりわかんない子がいたり、一人じゃゲームができない子がいたり、落ち着いていてそれを見守ってくれる子もいて...」

門:「全員にうまく関わってあげたい!と思っても、中々それは難しいし...自分の中で頭がごちゃごちゃになりそうな感じがすごく印象的でした。でも本当に楽しかったな~(笑)」


原:「なるほどな~。予測不可能なカオスな空間が好きなんだ(笑)」


門:「そうなんですよ。めちゃめちゃになっている~ってテンション上がっていました(笑)」



原:「でもきっとそれがおもしろいんだろうね。子どもと携わるっていうか、触れ合うっていうか、そういうのが醍醐味なのかな。」


門:「そうですね。そこまで遠慮しない感じとか逆に遠慮しちゃっているのか、人見知りなのかとか...そういうのが自分にとっては楽しいですね。」


原:「みんなが違うものを持っているのを見ていくのが楽しいんだろうね。」


門:「それが合わさっているとすごいことになるから(笑)」
原:「じゃあ処理しきれないのか!」


門:「そうなんですよ。誰にどのような声をかけていて、そんなことをしているのか自分でもあまりよくわかっていなくて(笑)」


原:「のまれているもんね、気づいたら(笑)」


門:「自分も巻き込まれて一緒にごちゃごちゃしているから(笑)でもその感じがいいんですよね。」

門:「理解しきれるわけがないから、それが出ているのがおもしろいんですよね。」

社会貢献マッチングサービスMeguriについて


原:「Meguriとか、ふじらぼが学習支援活動以外のいろいろなサービスを展開していく中で、その中での気づきとか学びとかはあったりするのかな?」


門:「メールなどを送ってみるが吉なんだなと思いました。言ってみるもんなんだなとか、やってみるだけでこんなに進んだり、変わったりするんだなっていうのをここまで実感することはないと思います。やってみるだけで、開けるものがあるというか...世界が変わります(笑)」


原:「やってみないとわからないよね(笑)あの経験から、これから活かせることとかってあるのかな?」


門:「なんでも直接聞いてみるのはアリなのかなって思いました。例えばふじらぼの公式LINEアカウントを運営させてもらってますけど、他の団体ですごく良いアカウントを作っているなと思ったら直接そこに聞いてみるとか...」

門:「検索機能とかを使って聞いてみるのももちろん大事なことだけど、自分がいい所だと思った場所に対して直接アプローチをしていくことで回りくどくないというか、簡略化できるというか...フットワークの軽さのようなものが大事だと思います。」


原:「ある程度調べて仮説を立ててから、すぐに直接聞いてしまった方が早いってことだよね。」


門:「そうですね。準備しすぎても意味ないかも(笑)というか、準備することも大事だけどそれだけじゃないというか、むしろ失敗しに行くくらいがいいのかもと思いますね。」


原:「確かに、門倉くんの行動力のおかげで、Meguriの開発準備が2年くらい加速したからね(笑)めちゃくちゃかっこいいね(笑)」


ふじらぼに入ってよかったこと


原:「ふじらぼに入ってよかったこととかはある?」


門:「ふじらぼに入ったから意味があったなって思うところは、何かにずっと頑張っている人達とか、自分より本当にすごいなって思う同学年とかに会えたことかなと思います。周りをみていてもっと頑張ろうとか、ふじらぼの仕事以外でももっと頑張ろうとか思えるんですよね。」

門:「刺激をすごく貰えるというか、大学とかだけだとその人たちしか見えないから、新しい場とか、同学年にもすごい人がたくさんいるんだなと実感したというか...それらに影響を受けて自分自身も行動できた部分があったと思うので、それが一番良かったところだと思います。」


原:「そう言ってくれて嬉しいな~。ふじらぼが1つのコミュニティというか、切磋琢磨できる場所にできたらなと思っていて、0から1を立ち上げるとか、この経験は門倉くんやその同期にしかできないことだからよかったなって思うな。」


今後ふじらぼでやっていきたいこと

原:「これからふじらぼで何かやっていきたいこととか、どういうことをやっていきたいのかな?」


門:「子どもたちって学校と家の往復しかなくて、世界がすごく小さいから、近くに意外と世界って広がっているんだよとか、いわゆる学習機会の損失を防ぐみたいな話になってくると思うんですけど...」

門:「そういうのを子どもたちに知らせることができるような活動がしたいと考えていたので、身近でこんな体験ができるんだ!と感じさせることができるような体験を提供できるような活動を積極的に取り入れていけたらいいなと思っています。」

原:「体験活動か!いいね!新しくそれも作っていこう!今日は、ありがとう!」

樺:「ありがとうございました!お疲れ様でした!」

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