パーソナルトレーナー藤井自伝208

朝食を習慣化すると劇的に体脂肪が落ちる7つの理由

ダイエットは生活習慣の改善が何より必要不可欠である。
その中でも非常に重要な役割を担っているのが朝食だ。
今回はこの朝食が持つ体脂肪を落とす理由についてお伝えしていく。

まず1つ目が体内時計のリセットである。
これは内臓の時計をスタートさせ、朝から代謝を上げ太りにくく消費しやすい体にしてくれるのだ。
基礎代謝の消費の大半は内臓の働きによるものだから非常に大きな影響があるのだ。

2つ目は体温を上げることである。
食事を摂取することで熱を産生し代謝する食事誘発性熱産生を上げるのだ。
昼食夕食と比べて特に朝食が最もエネルギーを消費すると言われている。

3つ目は肝臓の代謝を活性化することである。
朝食時が一番代謝が大きくなると言われている。
肝臓は基礎代謝の中でも最も消費の割合が多く、それだけ体の中での働きが大きいのだ。
朝食前に空腹時間をあけることでより効果的になる。

4つ目は血糖値がすぐに戻ることである。
インスリンの働きが非常に効きやすく、エネルギーを効率的に消費しやすい状態になる。
つまり脂肪を蓄積しにくく燃やしやすい状態を朝から作ることができるわけなのだ。

5つ目が睡眠中の脂肪燃焼を促進することである。
日中の活動時間帯は主に糖質をエネルギー源として活動している。
休息時間帯である睡眠時は実は脂肪を分解し消費してくれるのだ。
しかし朝食を抜いてしまうと脂肪の分解がされにくくなってしまうので注意が必要だ。

6つ目がセカンドミール効果である。
これは1日の最初の食事=ファーストミールが昼食つまりセカンドミールにも影響するということだ。
朝の食物繊維の摂取が1日を通して血糖値の上昇を抑制してくれるのだ。
そしてその効果は3食の中でも朝食が1番効果が大きいと言われている。

7つ目が血圧を下げることである。
朝はこれから活動をするために血圧が上昇する。
そして朝食を摂ることで血圧が下がるのだ。
そのため、朝食を抜いてしまうと血圧が下がりにくく高血圧になりやすいのだ。

これらが朝食を習慣化すべき7つの理由である。
つまりは朝食が一番影響力が高い、だからこそダイエットは朝食の改善から入ることが重要なのである。

続く

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