上手くいったこと
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!
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昨日はまだ体調が万全とはいえない状態でしたが、よろず支援拠点での相談対応に従事しました。もちろんマスクをして。
最近になく自分では上手くいったと思った事例です。
緊張MAXの相談者
昨日の相談者の方は、創業して5年。同業者や工務店からの下請け受注を広げることで業容は徐々に拡大してきた家具・建具製造の個人事業主の方。
でも最近では利益が出なくなってしまい、材料仕入代金支払いにも遅延が生じてしまっている状態。そんな状態をなんとか打開したいとの思いを話してくださいました。
初対面のわたしに、しかもそこそこ年の離れたプロの経営コンサルタントに話すのですから、誰だって緊張するのは当たり前。自分が逆の立場だったなら、自分もきっとおそらくそうなのだろうと。その相談者の方も、緊張MAXの状態で、頭に巻いたタオルの下から、汗がボタボタと流れ落ちるような勢いでした。
意味づけの解釈をしてお返しする
そしてその後もお聞きしていく中で、私にはその方の話しの中にどことなくうしろめたい気持ちがある様子が言葉の端々に感じられたのでした。その後ろめたさがどこからきているのだろうかと、わたしは気になりました。
一方で、現状を打開したいという相談者の意思も伝わってきたので、わたしからは、まずどうだったらいいのか、どういう状態が理想の状態かといった「ありたい姿」をお聞きすることにしました。
相談者が話された「ありたい姿」をホワイトボードに書き、現状とのギャップを図にして浮き彫りにしながら、
ではギャップを埋めるためには何が必要か、現状ではなにが足りないのかをお聞きしたところ、出てきた回答が、
「自分は経営というものができていないので、しっかりと経営を学びたい」
というものでした。そのとき、
あっ、ここか!
経営ができていない
事実、この相談者の方に、では「経営」について知っていることは何かありますか?とお聞きしてもしどろもどろでした。
日頃自分ではあまり意識したことのない、でも上手く商売ができている仲間が使っていた「経営」という言葉を用いて、なにかスペシャルな、それさえ手に入れることができれば自分もきっと上手くいくのだろうと期待を抱いていたのでした。
なので、「経営」という言葉を自分ごとに置換えるとどんな言葉になるのかの意味づけが、自分のありたい姿に近づけるためには絶対に必要な作業である点を理解していただき、一緒に言語化してお返ししました。
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お帰りになる際に、多少胸を張ってお帰りになる姿が印象に残りました。
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