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全体像を示す意味

みなさん、おはようございます。
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!

昨日は、埼玉県中小企業診断協会主催の『事業承継支援専門家養成研修』の第7回(最終回)がオンラインで行なわれ、参加しました。

これまでの6回を総括するかたちで、5つの演習問題を5つのグループに分かれ、各ブレイクアウトルームで各自の考えをまずは発表しあう。
その後、各グループを代表して発表者がまとめた内容の発表に対して、先生方がコメントする、といった形式で進められました。

昨日のnote投稿でも書きましたが、

私たちのグループでは「事業承継の全体像~初期相談」という課題でした。

そう、事業承継の全体像を示す

わたしたちのグループの意見は、どちらかというと事業承継という中に入っている盛りだくさんのコンテンツを、いかにコンパクトにわかりやすく、図表なども交えて伝えるかといった意見が多かったように感じました。

でも先生のコメントでは、

「ちょっと待ってください。経営者って、日々の業務をこなすのに懸命になっていて、頭の片隅には事業承継のことや漠然としたイメージはあるかもしれません。でも、そもそも何に悩んでいるのかうまく言語化できない経営者が多いのも現実なのです。
なので、話しながら課題抽出できることが非常に大事な能力なのです。

こと事業承継としていますが、一般的にも
「全体像を示す意味」について、すとーんと腹落ちできた気がしました✨

そして、全体像を示す場合の説明方法には特段決まった方法はないといいますが、
 ① いつ(When:承継時期)
 ② 誰に(Who  :後継者 )
 ③ 何を (What:経営の承継、資産の承継)
 ④ どのように(How:相談相手)
という、3W1Hのフレームワークに従うときれいに説明ができるとのアドバイスをいただきました。

そして、先生の締めのアドバイス

「専門家は、自分の得意分野に従って専門的なアドバイスをしたがりますが、ご相談の初期段階では、「いつ」「誰に」「どのように」についてを言及し、引き出せるようになると総合的なアドバイスができます。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「事業承継」に限らず、コンサルティングの初期対応にも通じる話しで、
今回の研修で一番ためになりましたし、印象に残ったことでした。


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