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日本での愛の不時着ブーム報道??その2

前回リジョンヒョク演じるヒョンビンさんばかりが
雑誌や新聞などに取り上げられていて
ちょっと記事を書いている人は、
ちゃんと不時着を見ている人なのか??
と疑問を持ってしまいました。

流行語大賞トップ10入りで
ヒョンビンさんがわざわざ
受賞のインタビューに答えてくれました。

その時の彼の発言にもあるように
「自分は不時着のキャスト、スタッフを代表して受けているのである」
と答えていらっしゃいます。

もう1人の主人公、
ユンセリを演じたソンイエジンさんも
代表になっても全然おかしくないのです。

ただ、今彼女は
ハリウッド映画のオファーを受け
その準備に忙しいだろうし
逆にヒョンビンさんは映画を撮り終えたばかりで
ちょうど時間があるのでしょう。

「愛の不時着」は
ヒョンビンさんとソンイエジンさん

この2人のケミ
(韓国でよく使われる相性の良い組み合わせの意)こそが
この物語の人気の最たる所以と
言っても言い過ぎではありません。

そして今日語るのは
「リリカップル」のもう一つのリ…ユンセリです‼️

韓国の大女優ソンイエジンさん扮するユンセリ

そもそもこの物語は
韓国の財閥令嬢のユンセリが
パラグライダーの事故で間違って
北に不時着してしまったことがことの始まりなのです。

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普通お嬢様が
子どもの頃から
良くない噂ばかりしか聞かなかった
北朝鮮というところに
不時着してしまったらどうなりますか??

どうしたらよいか迷い、泣き崩れ、
助けを求めますよね。
甘やかされて
周りが何もかもやってくれたお嬢様なら
なおさらサバイバルな行動は取れないはず。

しかしこのユンセリは違いました。

確かに韓国の中でも
指折り数えるしかいない
超ハイクラスなセレブです。

でも彼女は会社の経営者であり
経営のあらゆることを自分の裁量で決める
セリズチョイスという社名からも分かるように
いつも自分で道を切り開いて生きてきたのです。

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おいおい分かるのですが、
子どもの頃に心に傷を負っているので
他人を信じず、自分の力で生き、強くて負けず嫌い
考え方がポジティブなのです。

そんな彼女なので
例え絶対絶命な危機に遭遇しても
まず泣かない!弱音を吐かない
そして自分で助かる道を探しだすのです。
他にも北で子どもの弱いものいじめを見つけたら
いじめっ子をゲンコツで叱り飛ばすなどなど。

そんなユンセリなので
後々スーパーヒーローになる
ヒョンビンさん扮するもう一つのリ、
リジョンヒョクにただ助けられるのではないのです!!

イェジンさんの演技は緩急にとみ、なおかつ繊細で、
ユンセリという人間を、ただ強いだけでなく、
人間らしく愛らしい、
とても魅力的な女性に仕上げました。

コミカルな演技から涙の演技、
その幅の広さはもう神技と言えるほどです。

セリは頭の回転が速く仕事柄、
状況把握能力にも長けていて
コミュニケーション能力は超一流!!

初めの頃は北
と南の違いや勝手が分からないので
わがままばかり言って
皆に怪訝な顔をされますが、
次第にリジョンヒョク率いる隊員たちや
北の村のアジュンマ(叔母さまたち)
の心も引きつけ仲良くなり、
打ち解けられる関係にまで。

ただ男に守られるだけの女性主人公ではない、
強いしブレないし、
立場が変われば相手の男性をも守る。

セリの「復讐と恩返しはきっちりやる!」
という台詞がありますが、
とにかく前向きでへこたれないのです。
強くて美人でお金持ちで、
魅力的な性格の女性、
それがユンセリなのです。

そしてもう1人の主人公
リジョンヒョクの心まで掴んでしまいます。

初めから好意のサインを送っていましたが、
無邪気に自分の波瀾万丈な運命を
前向きに語るユンセリに、
ずっと心を閉して淡々と生きてきた
ジョンヒョクの心が動かされるのです。

私はこのコロナ禍で、
ユンセリみたいに生きてみたいと思いました。

先の見えない不安、
誰かに会いたいけど会えない、
でもポジティブに生きたら
何かいいことがきっとあるだろう!
彼女を見ててとても勇気づけられました。
こんな彼女だから
あんな素敵なリジョンヒョクを魅了したのだろうと。
不時着を見てから
急に女子力が上がった人が増えたようです。

そして大事なことはもう一つ、
このユンセリを演じた韓国の大女優、
ソンイエジンさんのことを忘れてはいけません。

日本では「頭の中の消しゴム」で
そのキャリアは日本でもとても有名なソンイエジンさん。
彼女の演技力がなければ
このユンセリは
ここまで魅力的にはならないだろうと
太鼓判を押せます。

「愛の不時着」の主人公は
ヒョンビンさん扮するリジョンヒョクと
ソンイエジンさん扮するユンセリの
リリカップルの2人なのです。

ですからヒョンビンさんだけを注目して
報道されるメディアの皆さん

ぜひこの2人をぜひセットで
取材されることをお勧めします。

以上、長くなりましたが、
日本における愛の不時着報道について
一言言わせていただきました。

ご静聴ありがとうございました。

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