小学館さんのIP戦略についての考察
先日書かせていただいた 鬼滅の刃の商標登録と集英社さんのIP戦略についての考察 という投稿。
特に派生もなく、1回だけの記事になってしまったのですが、そういえば……と思いまして、他社さんの様子はどうなのだろうか? と気になりまして、調べてみました。
今日は出版界の雄『週刊少年サンデー』を擁する小学館さんのIP戦略について調べてみました。
それではどうぞ!
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意匠登録全体では7件でした。
その中で最初に登録されたものは
意匠登録第1153974号(D1153974)
【登録日】平成14年8月2日(2002.8.2)
「電子計算機用マウスのカバー」
具体的な使用イメージが下部に掲載されていますが、そちらだけ抜粋したものがコチラです。
ちょっと意外だったのですが、何か付録にするなどで取得されたのでしょうかね?(ご存じの方がいらっしゃいましたら教えてくださいませ)
【創作者】の勝山健晴さんのお名前で検索しますと「ゼブラーマン」の映画に携わっている……という記述がありましたが、同姓同名の方なのでしょうか……。(ゼブラーマンの掲載が小学館さんの『ビッグコミックスピリッツ』なので、同じお方ではないかな……と思っていたりします)
ちなみに、お馴染みのキャラクターのカトラリーも登録されていました。
では、次は商標についてみていきましょう。
商標登録全体では963件でした。
最初に登録されたものは登録番号 第260710号
登録日 昭和10(1935)年 1月 7日の「小学館」でした。
その次が登録番号 第440867号
登録日 昭和29(1954)年 2月 24日に登録された「一年生」でした。
逆に、最新のものとしては……
出願番号 商願2020-61847
出願日 令和2(2020)年 5月 19日の「ほんやくコンニャク」でした。
その次のものが出願番号 商願2020-60121
出願日 令和2(2020)年 5月 14日の「魔王城でおやすみ」でした。
最後に、特許関係で面白いものがありましたので、いくつかご紹介をさせて頂きます。
特許登録全体では45件でした。
特開2008-5709(P2008-5709A)【発明の名称】虫とり網
特開2007-29356(P2007-29356A) 【発明の名称】釣り頑具
特開2004-78923(P2004-78923A) 【発明の名称】漫画編集支援装置
個人的には「漫画編集支援装置」の発見?!が一番の収穫でしたが、お楽しみ頂けましたら幸いです。
※件数については2020/7/21 22:00時点の数字を掲載しております。
※誤記や間違いなどございましたら、ご指摘頂けましたら幸いです……※
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