chap33「彼と結婚したいけど、いつも彼ママの影がちらつく。結婚してダイジョブかな」「いや、それママコンってやつじゃないか?」
結婚情報誌ゼクシィなどで取材受けると、
「マザコン彼氏に注意してね」とうながしております。"婚活"が注目され、女性がどんどんパートナーを探す時代。
マッチングアプリや街コン、最近はZOOMゴーコンなど、出会いの場は多方面に広がっています。そして「あっ!いいかも」と思える彼に出会ったとしましょう。つまり結婚していいかもと将来が描ける"理想の彼氏"ですね。
□理想の彼氏だから結婚していいよね・・
○会話がとぎれない
○気遣いがある
○趣味が似てる
○清潔感ある
○ルックスも悪くない
○安定した職業
○子供が好きって言ってる
○次男
etc
・・・・こんなふうに、結婚してもいいポイントを次から次に挙げていくのが女子心。そして、付き合ってみて、そこが揺らがなければ結婚を決めるわけです。コングラチュレーション!!
それなのに、ああ、それなのに、それなのに。
なぜ私が運営する夫婦仲相談所には、ダークでドロドロの悩み相談が寄せられるのでしょう。
「結婚してから気づきました」
って言いますが、
「では、これから二人で乗り越えましょう!」
ってスムーズにはいかないようです。
「あるあるの悩みは、夫の母親依存が半端ない!」っていうやつです。
いやいや、このママコン案件は、お付き合いのときにわかっているはず。
二人で行動を起こそうと話しているときにやたらと
「親に聞いてみる」
「親が、いやがるかも」
「親に小遣いもらってるから一応報告しないと」
「親はよろこぶと思うよ」
主語が「親」「おかん」「ママ」「かあさん」の言葉が出てきているはずです。「おかあさん思いの素敵なひと。うちの実家の親のことも大事にしてくれるわ」と素直に喜ぶところなんですが・・。
見誤ると、結婚後、イライラの連発になりますんで、そこんとこ見極めてね。
□彼氏のママコン度数ジャッジポイント7つ
○ママコン度数1:実家の雰囲気は母親中心で物事が回り、父親の存在感が希薄母親が子育てに深く関与し、その影響を大きく受けた可能性があります。
○ママコン度数2:母親とのコミュニケーションが多い コミュニケーション量は今の世の中、目に見えて把握できます。メールや電話、ラインなどが旦那様からも母親からもどちらからも多い場合は、妻よりも母親の方を信頼している可能性もあり。
○ママコン度数3:母親のことを大事にしていないふりをする 母親との依存関係を負い目に感じている人は、それを隠したいと思う傾向があります。したがって、母親がいないときにはあえて、母親など自分の人生に関係ないようなふりをすることがあります。逆に母親思いの人の方が、母親を大切にしていることを周囲から隠そうとしない傾向があります。
○ママコン度数4:家事全般が苦手母親が息子に対して献身的な愛情を注ぎ、「身の回りのことは全部やってあげる」状態で育つと、家事全般ができない男子、あるいはやっつけ家事しかしない男子ができあがります。
○ママコン度数5:決断力が乏しい自分の考えより「母親の価値観や判断」に影響され、それに依存している状態だと、自分で決断をすることが苦手です。決定時に心の中で「母さんに聞いたほうがいいかなあ」とオロオロしています。
○ママコン度数6:褒められたがる母親から「褒められること」が最大の喜びですが、それ以外の方からも褒められたい、認められたいという承認欲求が高い傾向があります。
○ママコン度数7:自分の考えや価値観より周囲の評価を気にする母親の考えや価値観を押し付けられてきた経験が多い場合、自己評価が低く、周囲の評価を気にするタイプになります。
結婚後、"夫は私と母親が対立したときは母親の味方をする"という相談を何度も聞きましたが、このタイプは離婚に振り切るひともいます。嫁姑バトルを繰り広げているのに、夫はスルーで「かあさんはもう年なんだから大事にしよう」と美辞を並べるということです。
さて、現実に「そうね、あなたの言う通り。わたしが目をつむるわ」と言えるのか、よく考えておきましょう。老後の介護問題や相続問題など、今はまだ表面化していない『大人の問題』も裏に隠れていますからね!
最近のお姑さん世代は、バブル期に男性陣に大事にされ、ワイルド・アクティブ・ミーハーと言われていた方々が含まれています。令和の婚活女子とはまったく違うヤング時代を過ごしていたので、そこんとこ観察してください。
婚活中のチェックポイントは、彼とめんどくさがらず話し合っておくことです。
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