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折り紙と家族の育くみ

幸せを呼ぶ折紙の秘密

夫婦でこの前、幸せ呼ぶ折り紙の秘密と言う本を読みました。折り紙って子供の時に「遊び」としての道具みたいなものだと思っていました。そして、それは今までずっと、そう思ってきました。鶴とか、袴とか、手裏剣とか。あと、一番覚えてるのが小学校の時に流行った「くす玉」って言うらしい。名前は、今知った(笑)12枚の折り紙で作る、24面体。なんでか、あれを必死に「キレイ」に折ることが一時のマイブームだったのを思い出しました。

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折り紙は、世界中でどこにも見られない日本の文化。その折り紙には、神道の秘伝として伝わった裏の歴史があったのです。表の歴史は、そう子供の遊び道具ですが、まさに、この紙の裏表の関係に、神と人間の裏表の歴史が隠れていたことを知って驚きました。

折紙を折る行為によって、手先の運動神経が発達し、頭脳の働きが活性化される、想像力・集中力が養われるといった副次的な効能がえられることはもちろん、無から有を創造する過程に関わることによって、折られた形象に内蔵する神秘の力が発動し、不思議なご利益を得ることも可能になるというようなことが書かれていました。

家族が育みあう新しい文化へ

実家族3人で、この本にあった荷舟というのを折ってみることにしました。災厄を捨て去るための折り紙なのだそうです。いろんな問題や嫌なことが起こりがちの時にこの舟を折ると効果があるそうです。実際にやってみた動画です。

実際にやってみて、これまで、ただただ、キレイに折ることがゴールだったのが、家族みんなで心キレイにするために、気持ちを込めて折るという意識に変わっていくと同時、すぐに、「折る」ことに意識がもっていかれてしまう自分にも気づきました。まさに、折った舟を見返して、自分達の心の歪みが舟に出ていました。この歪んだ舟では、家族や他のみんなを載せてしまったらすぐに沈んでしまうのだろうなと反省しました(笑)もっと、みんなが乗ってもみんなが笑顔になれる、心のキレイな大きな舟を家族みんなで作っていくために、オリカミを家族で育みあっていっていきたいと思いました。

世界中の家族が、こうやって、心をみんなで「キレイ」にしていこうというような行いを習慣にして、文化にしていくことが、今、この世界に真に問われていることなんではないかと感じました。

みんなで一緒に歩いて、育みあう新しい文化を一緒に作りませんか?

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