ゆいこ

こんにちは。 読んでくださってありがとうございます。 おはなしを書きます。 鍼灸マッサ…

ゆいこ

こんにちは。 読んでくださってありがとうございます。 おはなしを書きます。 鍼灸マッサージ師の卵です。 noteで皆さんと出会えて嬉しいです。 よろしくお願いします。

記事一覧

ひとりじゃなくなる日

雨が降り、風の強い日の夜は、自然と共にある事を感じる大切なじかん。

ゆいこ
3年前

好きなものは助けてくれる。

ゆいこ
3年前

ハッピーな日

ある日女の子が歩いていました。その子は大事そうになにかをかかえています。その子はどこかにそれを運ぶようです。 『ケーキを焼いたから一緒に食べましょう』 女の子は…

ゆいこ
3年前
1

全ての数字は1である。

ゆいこ
3年前

しずく

ある日ほとりに住む人が、池に悩みを打ち明けます。池はどうすることもできず、せめてと返事を返します。 『ポチャン』 人はしばらくとどまって、少しほほえみ、帰ります…

ゆいこ
3年前

しずく

池のほとりに住む人は、池をきれいにしてくれます。毎日供える食べ物は生き物たちの生きる糧。

ゆいこ
3年前
1

しずく

木の根と土の間から、しとしとしみだす湧き水が、やがて小さな池となり、生き物たちを見守ります。

ゆいこ
3年前

ひざし

風と空気は凍てついて、 背中に当たる、陽の光があつすぎる。 思わず日陰に逃げ込んだ。 まだまだ寒いが夏の兆し。

ゆいこ
3年前
1

桜島

桜の島🌸

ゆいこ
3年前
1

ねむけ

ネズミがねむってる。 くまもねむってる。 うさぎもねむってる。 春への準備をしているの。 ねむけは春への準備かな、それともただの寝不足か。

ゆいこ
3年前
2

脱走

行きたい。行きたい。 どかこは分からないのにこの気持ちだけが湧き出てくる。 行きたい。行きたい。 どうしてもこの衝動が止められない。 ぼくはどこに行こうとしてい…

ゆいこ
3年前

かぼちゃ

それは濃いオレンジであまみとにがみがありました。塩と砂糖でまろやかにして、最後に豆乳注いだら、あっという間にかぼちゃすーぷの出来上がり。

ゆいこ
3年前

歩く

心はいつも忙しく、景色はずっと変わりゆく。 地面はすべてを溶け込んで、 わたしはそこを歩いてく。

ゆいこ
3年前
1

おはよう。

そう言って朝を迎える。 返ってくる言葉は無い。 もしかすると声に出してすらいないかもしれない 繰り返す日々の目印。 繰り返す日々の祈り。

ゆいこ
3年前
1

うつはだっぴのいたみ

ゆいこ
3年前

あるところに、

おばあさんが住んでいました。 おばあさんは早くにおじいさんとお別れしました。 ある日息子が子どもを連れてきました。 おばあさんはとても困りましたが、 宝石のよう…

ゆいこ
3年前
1

ひとりじゃなくなる日

雨が降り、風の強い日の夜は、自然と共にある事を感じる大切なじかん。

好きなものは助けてくれる。

ハッピーな日

ある日女の子が歩いていました。その子は大事そうになにかをかかえています。その子はどこかにそれを運ぶようです。

『ケーキを焼いたから一緒に食べましょう』

女の子は言いました。

『ありがとう』

その子ははとても嬉しそうに返事をしました。

しずく

ある日ほとりに住む人が、池に悩みを打ち明けます。池はどうすることもできず、せめてと返事を返します。

『ポチャン』

人はしばらくとどまって、少しほほえみ、帰ります。

しずく

池のほとりに住む人は、池をきれいにしてくれます。毎日供える食べ物は生き物たちの生きる糧。

しずく

木の根と土の間から、しとしとしみだす湧き水が、やがて小さな池となり、生き物たちを見守ります。

ひざし

風と空気は凍てついて、

背中に当たる、陽の光があつすぎる。

思わず日陰に逃げ込んだ。

まだまだ寒いが夏の兆し。

ねむけ

ねむけ

ネズミがねむってる。

くまもねむってる。

うさぎもねむってる。

春への準備をしているの。

ねむけは春への準備かな、それともただの寝不足か。

脱走

行きたい。行きたい。

どかこは分からないのにこの気持ちだけが湧き出てくる。

行きたい。行きたい。

どうしてもこの衝動が止められない。

ぼくはどこに行こうとしているのだろう。

ぼくはここにいたいのに、ぼくはどこかに行こうとしている。

この衝動を人は何とよぶのか。

かぼちゃ

それは濃いオレンジであまみとにがみがありました。塩と砂糖でまろやかにして、最後に豆乳注いだら、あっという間にかぼちゃすーぷの出来上がり。

歩く

歩く

心はいつも忙しく、景色はずっと変わりゆく。

地面はすべてを溶け込んで、

わたしはそこを歩いてく。

おはよう。

おはよう。

そう言って朝を迎える。

返ってくる言葉は無い。

もしかすると声に出してすらいないかもしれない

繰り返す日々の目印。

繰り返す日々の祈り。

あるところに、

あるところに、

おばあさんが住んでいました。

おばあさんは早くにおじいさんとお別れしました。

ある日息子が子どもを連れてきました。

おばあさんはとても困りましたが、

宝石のように輝く赤ちゃんを見て涙を流しました。

おばあさんはその子をとても愛しました。

ですが、おばあさんには時間があまり残されていなかったので、その子が困らないようにとても厳しく育てました。

おばあさんが愛したその子は大人になりました

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