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相手の強みを活かすことは、あなたの背中を後押ししてくれますよ!! チームで一緒に向上していきましょう!![チーム編 #7]

できることとできないことを明確にし、できることに集中してもらったところ、本人のやる気が目に見えて上向きました。さらに、できないことや苦手なことはチームで補い合うことで、メンバー間の連帯感も増し、業績も上がったのです。

【コラム ある営業チームの変身】


相手の苦手としてるところって、すぐに気づきませんか?
相手が得意としているところって見つけにくくないですか?

あなたが見つけた相手の苦手なところは、あなたが得意なところです。
あなたにとって得意なことで簡単にできることなので、それがスムーズに進まないから「なんでこんなこともできないのっ!?」と感じてしまうんだと思うんです。

あなたが見つけた相手の得意なところは、あなたが苦手なところです。
あなたにとって苦手なことでスムーズに進まないから、簡単にやってのけてしまえる人を見て「すごい……」と感じてしまうんだと思うんです。
単純に感嘆の気持ちだけなら、ここでひと段落ですが、ちょこっとでも妬みの気持ちがのってしまうと「なんだあいつ……」みたいなところに転移しちゃいますので要注意!!

相手の「すごいなぁ!!」と思うところと、自分の「すごいですよねっ!!」と言ってもらえるところを掛け合わせたら、よりすごいことができると思いませんか♪

仕事はチームでやることが多いのではないでしょうか。
ひとりでできることには限界がありますし、チームメンバーの強みが掛け合わさったほうが、大きな成果をあげることができます。

でもチームで人が集まれば、簡単に成果をあげられるわけではありません(;^_^A
チームメンバーがお互いに「なんだあいつ……」と思い合っていれば、強みを掛け合わせるどころか、弱みを累乗していくことになり、成果がどんどん遠ざかっていくことになります。

働くということは、今は組織の決まりに則って、決められた時間に出勤・稼働する方が多いですよね。
大体勤務時間は休憩含めて8時間前後、一日の1/3を占めています。
そんな日常の大部分を占めるのであれば、環境が良いほうがいいですよね。
環境をよくする方法として、お互いの強みを生かすことによる環境向上がおすすめです!!
人それぞれの強みはすでにあるものです。
それのかけ合わせ方次第で、あなたの気持ちも上向きますよ♪


チームで働くといえば!! ということで今回はこちらのご紹介です。
宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話』 (長尾彰 著 学研プラス)
相手の強みを生かすということはリーダーじゃなければできないわけではありません。
お互いがお互いを活かすことを意識するだけで、空気がまるで変ってきますよ!!
「「私は」ではなく「われわれは」を考える」(経営者の条件 14p)ことにより、より一層相手の強みに意識が向くように思います。


チームの強みについて、両手を使って強みを考えてみようと思います♪
片方の手の指を拡げます。
指先が強み、指の谷間が得意じゃないところです。
みんな凸凹しています。
強みだけ持っている人も、得意じゃないところしかない人もいません。
もう片方の手の指を拡げて、両手を重ねます。
その時、指を少しずらしてください。
片手(あなた)だけだったときは凸凹していましたが、もう片方の手(チームのメンバー)と合わさったときは、凸だらけで凹は目立たなくなりました。
あなたと誰か、強みも得意じゃないところも全く同じ、という人と出会える奇跡はそう起きません。
あなたと目の前にいる誰かの強みも得意じゃないところも全く同じじゃないことが当たり前で、強みだけを掛け合わせることはいくらでもできます。
相手の強みだけ見ること、相手の得意じゃないところを自分の強みで補うことを考えれば、凹は見えにくくなります。
今チームがうまく動けていないな、と感じているならば、相手の強みだけを見る、ということができていない可能性があります。
相手の行動や心理状態、日々の仕事の様子から相手の良いところ探しをしていきましょう。
チーム全員でできたらなお良し( *´艸`)ですが、難しければまずはあなたから始めましょう。
「〇〇してくれてありがとう」と伝えてみてください。
メンバーがしてくれたこと、どんなに小さなことでも「あなたの頑張りを見ているよ、ありがとう!!」と感謝を伝えることを、メンバー全員でできるようになったら、そのチームの状況が好転する未来が見えてきませんか(*'ω'*)

仲間の強みは何ですか?
仲間が得意じゃないところは何ですか?
仲間が得意じゃないところを埋められるのは、誰の強みですか?
仲間の強みを掛け合わせることで、どんな未来がイメージできますか?
その未来をたぐり寄せるために、何から始めますか?


実践するドラッカー【チーム編】』 
chapter1 チームで働くということーチーム作りとマネジャーの仕事 p12
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サークル始めました♪
ドラッカーの本(スタートは「経営者の条件」おススメ♪)を使って、社内読書会を目指す方向が整ってくるので、成果が上がりやすくなるんです。
参加メンバーと、実際に一緒に働きたくなりますよ( *´艸`)


実践するドラッカーシリーズは、膨大な数のドラッカー先生の言葉を選りすぐり、5つのテーマ別にまとめられた書籍です。
編著者の佐藤等先生は、札幌を中心に全国各地でドラッカーの書籍を中心に読書会を開催されてきました。
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【チーム編】は、チームをあずかるすべてのマネジャーに向けて書かれており、ドラッカー教授のチームマネジメントの極意が1冊に凝縮されています。

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