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引越しを機に電車・バス生活→車生活に変えたらメリットだらけだった

ライターマガジン「日刊かきあつめ」の今回のテーマは、メンバーからのリクエストお題です。

昨年、千葉→茨城つくば市にプチ移住したため「つくばでの暮らしについて」というお題をいだたきました。

はじめはつくば市の特徴や住みやすさについて書こうかとも思ったのですが、引っ越して約半年、外出自粛気味に過ごしていたため、つくば市や茨城県については未だよくわかっていません。

そこで、引越してから最も変わった移動手段について書いてみようと思います。

引っ越す前は、電車・バスなどの公共交通機関による移動がメインでしたが、引っ越してからはほぼ100%車で移動するようになりました。

そこで、電車・バス生活と車生活との違いや、どちらも経験してわかったメリット・デメリットを紹介します。車生活にシフトしようか悩んでいる人は参考にしてください。

茨城にプチ移住した理由の一つは「電車が嫌い」

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大学も会社も都内にあり、フリーランスになってからの取材も東京がほとんどだったため、千葉県から東京に電車で通う生活が当たり前でした。

公共交通機関の発達した首都圏では、車よりも電車のほうが圧倒的に便利で安く済みます。都内で車を乗り回せるほどお金もなかったので仕方なく公共交通機関を利用していましたが、いかんせん電車という乗り物が苦手だった私。

満員電車が辛いのは言うまでもなく、時刻表に合わせ行動する必要があったり、重い荷物を持って移動するのが大変だったり、たまに変な人やゲロを吐く酔っ払いと乗りあわせなきゃいけなかったりするからです。

学校や仕事には行きたいし、友人とのお出かけや飲み会にもすごく参加したいのだけど、電車に乗るのが面倒くさい…と思って腰が重くなることもあったほどの電車嫌いでした。

「車メインのライフスタイルに変えたい!」という思いが日に日に強くなっていたのも、茨城に引っ越した理由のひとつです。今は、最寄り駅まで車で20分ほどの場所に住んでいて、プライベートのお出かけも仕事もほぼ100%車を使います。

車生活のメリット

まず、車生活になって良かったと感じたことは次の通りです。

■「いつでも、どこへでも」移動時間が自由になった
車には時刻表も存在しないし、始発・終電もありません。自分の好きなタイミングで出かけたり帰ったりできるため、電車の時刻表を見ながら行動するのが苦手な人間にとってはストレスが格段に減りました。待ち時間がなくなり、1日の時間を有効に使えるようにもなりました。

■肩こり・腰痛が軽減された
車なら、重い荷物や大量の荷物も楽に持ち運べます。電車で移動していたときは重い荷物を持ったまま数十分間立ち続けるのが日常だったので、いつも肩や首がひどく凝っていたんです。
引っ越してから仕事が増え、PCに向かっている時間が長くなったのにも関わらず、車移動になってからは肩こりや腰痛などの不調がかなり改善されました。

■交通費が安くなった
私が住んでいた千葉県の都市→東京都内への電車移動は、往復で1000円以上かかります。通勤定期のないフリーランスにとっては交通費が痛い出費でした。たまにタクシーに乗ることもあったので、月2~3万円は軽くかかっていたかなと。
車移動だと、1ヵ月に500km~1000km走行してガソリン代は3,000円~5,000円ほど。(ハイブリッドの軽自動車です)ここに保険料や維持費などを上乗せしたとしても、電車生活と比べてだいぶ安くなりました。田舎なので駐車場代もあってないようなものです。
1人分の交通費でも安くなったのですから、家族が2人・3人と多いほど交通費の総額はもっとお得になるでしょう。

■早め早めに行動できるようになった
車ならではの渋滞や道を間違えるといったトラブルを想定し、早めに行動できるようになりました。電車生活では、時間が読めるぶんギリギリの時間に家を出て焦ることが多かったのです。
車生活になって早めに家を出られるようになり、仕事や人との約束に遅刻しなくなりました。

■忘れ物が減った
車内にマスク・メモ・ペン・エコバック・傘・靴・予備の名刺など、忘れがちなものを積んでおけます。忘れ物が格段に減ったのも良かったことのひとつです。

■ラジオや音楽がスピーカーで聴けて楽しい
電車移動でもイヤフォンから音楽が聴けますが、車のスピーカーから音楽が流れてくるとやっぱり気分が上がります。車内で歌ったり軽く踊ったりできるのが楽しいです。

■ペットとお出かけできる
犬や猫とお出かけするには車は必須でしょう。ドッグランや公園はもちろん、買い物や旅行など、車ならどこへでもペットと一緒に行けます。車生活になって、取材に犬を連れて行くことも増えました。

車生活のデメリット

もちろん、電車のほうが良かったかなと思うこともあります。今までの電車生活と比較して感じた、車生活のデメリットは次のようなことです。

■移動中に作業できない
車の運転中は、読書やメールの返信、取材先の情報リサーチなどができません。車生活になって、移動中のスキマ時間は結構大切だったんだなと実感しました。自動運転技術が発達すれば、このデメリットも無くなるのでしょうが…。

■外でお酒が飲めない
お酒好きとしては、気軽に外飲みできなくなったのはとても残念に思っています。今は感染症の影響もあって外食を控えているため特に不自由には思いませんが、ときどき気軽に外飲みできていた時代が無性に恋しくなります。

電車・バスor車のどっちが自分に合っているかわからない人はとりあえずどっちも試してみたらいい

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電車・バス生活から車生活に変わって良かったこと・悪かったことをお伝えしてきました。

車のほうが良い!と主張している記事に思えるかもしれませんが、合う・合わないは人それぞれだと思います。住んでいる地域や働き方にもよるでしょう。

私の場合は、ライフスタイル・考え方・趣味趣向・仕事などが車生活にマッチしていたため、圧倒的に車生活のほうが快適に過ごせることがわかりました。

ただ、車生活が良いなと思えたのは、電車生活をしていた経験があったからこそだと思います。電車・車のどちらの生活も試した結果、自分に合うスタイルがわかったのです。

現在では、カーシェアリングなど、駐車場や車を所有せずとも気軽に車生活をお試しできるサービスがあります。電車生活・車生活のどちらも体験したい方は、そうしたサービスを利用して、自分にはどんな生活が合っているのか模索してみてはいかがでしょうか?

執筆:らいむ

編集:円(えん)

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