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【読書メモ#13】ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

こんばんは!

今回は『ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門』
という本の読書感想メモになります。

「ラテラルシンキング」という考え方は
論理的に物事を考える「ロジカルシンキング」と異なり、
常識を覆し、前提に捉われず、発想のワクを広げるような
一見「ずるい!」とも思える考え方になります。

「考え方の幅を広げたい!」と考えている方には
是非オススメしたい本です!
分量もそれほど多くないので、サクッと読めます!

■読もうと思ったきっかけ

バラエティ番組で
「ラテラルシンキング」という考え方が紹介されているのを見て
興味を持ったことがきっかけです。
放送後しばらくして本書が
AmazonのKindle Unlimitedの対象に入っていたので読んでみました。

■【メモ①】13個のオレンジを3人の子供に平等に分けるには?

突然ですが、
13個のオレンジを3人の子供たちに平等に分ける場合、
あなたならどうしますか?

・1人に4個ずつ与えて、余った1個を3等分にする
・秤を使って、同じ重量ずつに分ける など、
やり方はいくつかあると思います。

ただ上記2つのやり方だと
物理的に1個のオレンジを3等分したり、
秤を使っても同じ重量ずつ分けるのは
なかなか難しいですよね。。

そこで本書ではこの問題の解決方法として
13個のオレンジをジュースにして、
3人の子供に平等に与える
という方法を紹介しています。

「加工してはいけない」という条件はないので、
たしかにこの方法なら
子供たち3人も納得してオレンジを味わうことができそうですよね。

■【メモ②】ラテラルシンキングに必要な「環境」を作るための3つの能力とは?

ラテラルシンキングを身に着けるのに必要なのは
下記の3つの能力になります。

①疑う力
②抽象化する力
③セレンディピティ


①の「疑う力」とは固定観念を捨てること、
②の「抽象化する力」とは
特定の物事が何を目的としているのか、本質を見分けること、
③の「セレンディピティ」とは
偶然を偶然のまま見過ごさないこと、
が大事とのことです。

ちなみに私自身は
③の「セレンディピティ」については普段から心掛けていて、
思いついたり気になったりしたことは
細かくスマホなどでメモを取るようにしています。

■大事なのはゴールから逆発想すること

私達は、つい目先のことに捉われがちですが、
大事なのは
「最終的にどうなっていればいいのか」
という視点で発想すること
だと本書では述べられています。

当たり前やん!と思われるかもしれませんが、
私自身は仕事とか振り返ってみても
課題にブチ当たったときに
ついつい目先のことに捉われがちだなあと改めて思います。。

自戒の念も込めて、
ゴールから逆算して考える癖を
今後も意識していきたいと思います。

■まとめ

ラテラルシンキングは
最小限の努力で楽して目的を達成するための考え方なので、
この考え方をマスターすれば、
いま世の中で叫ばれてる
働き方改革であったり、生産性向上にも繋がるのではと
本書を読みながら考えていました。

そのためにはこの本を読んで、ただ面白かったと思うだけじゃなく、
疑う力や抽象化する力、セレンディピティというのを
普段から心掛けながら、今後も仕事に取り組みたいなと思います。

長文読んで頂き有難うございました。

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