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vol.16 !!法律違反注意!! ラベル&下げ札を作る。

経験ゼロの事務OLが、ひとりでアパレルブランドを立ち上げたお話。

「お洋服好きだから、自分のアパレルブランド作りたい!」


「できちゃった!」


 んなわけない。
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お洋服を買うと、洗濯表示や「お取り扱い上の注意」のラベル類が必ず付いていますよね。
実は、お洋服を販売する際にこの洗濯ネームがなければ、法律違反!
また表示方法に関しても消費者庁が定めた規定があります。

1. ブランドネーム
2. 洗濯ラベル
3.デメリットラベル(取扱上の注意を記載したラベル)
4. サイズタグ
5.下げ札(商品の値段、サイズ、混率などの情報が表示してあるもの)

⇈このあたりが大体の商品についてるもの。

品質に関わるこれらの表示は、購入してくださったお客様に商品を長く美しく愛用していただくために大切です。
(プラス、クレーム抑制の意味もあります!)

洗濯表示は法律で決まっているということは初めて知り、不安だったので消費者庁のコールセンターに電話して記載する文言の確認もしてもらいました。(親切な担当者さんに当たってよかった。)

洗濯ネームの内容は、メーカーさんから取り寄せた生地の試験データと消費者庁の定める規定とを突き合わせて決定していきます。
「お取り扱い上の注意」も生地や商品の特性に合わせて表示する内容を決めます。

私はお洋服にいっぱいラベルが付いてるのも、ベラベラと長いラベルが付いてるのも嫌いなので、なんとかコンパクトにしたくて。
でも記載すべきことは結構あって...うーん。

Fifty Sevenの商品には

・ブランドネーム
・洗濯ラベル
・デメリットラベル

の3種類を左サイドに小さく付けています。

もっと減らせる良い方法を模索したい。

ラベル・タグ類の生産は専門の業者さんにお願い。
作ること自体はそれほど難しいものではないけれど、見落としがちな工程かなーと思います。

こういった細かい工程が結構あって、なるほど〜って思いながらやってます!

つづく


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