共感 not アドバイス 「◯◯なんだね」
最初の乳歯がそろそろ抜けそうで、歯も気持ちもグラグラな長男。
笑ったり、怒ったり。
お兄さんになったり、赤ちゃんのようになったり。
まるで、山の天気のように変わりやすい。
年長で同い年の友人のところも、歯の抜け代わりで子どもの不安定さを経験したそうです。
子育て経験者のみなさん、いかがでしたか?
今朝、朝食を一緒に食べながら、なかなか食事が進まない長男とのこんなやりとり。
父「お腹いっぱい?食べられそう?」
息子「歯がグラグラして、食べられないんだよ」
父「じゃあ、奥歯で噛んだら?」
息子「💢 わかってるよっ!!奥歯でも噛めないの!!」
共感的コミュニケーション
知識としては理解していて、頭でわかっていて、なるべく実践しようとするけれど、僕にとってなかなか瞬発的に出てこないもの。
歯がグラグラしていて、イライラしている。
毎日の食事で、奥歯で噛むことなんか知っている。
そんな長男に対して・・・
「奥歯でかんだら?」
そうじゃないんですよね。
もし、自分がそんなアドバイスをもらったら
「知ってるし、もうやっとるわっ💢」と、イライラするだろうに。
巻き戻して、もう一度やりとりをするならば・・・
息子「歯がグラグラして、食べられないんだよ」
父「歯がグラグラして、食べづらいんだね」
これだけでいいんです。
あーしたら?
こーしたら?
は必要ない。
「痛かったんだね」
「もっと遊びたかったんだね」
「悲しかったんだね」
「◯◯だったんだね」
これだけでいいんだ。
もっというなら、言葉じゃなくて、
そっと手を添えるだけでいいんだ。
長男との3ヶ月に渡る「運動発達プログラム」を終えて、毎日noteで「たいそう」や「親の関わり」について書く機会は減りました。
先週、キタハラタツヤさんをお迎えして3日間の学びの場作りに関わり、
わが家に泊まってもらって一緒に過ごした時間があり、
また大事なことを再確認することができました。
わが家のエールプログラムの取り組みnote。
無料記事もありますので、ぜひご覧ください。↓
子どもの育ちに関わる仕事をしているので、「子どもの成長」についてはいつも学んでいたい。
6歳と4歳の息子が見せてくれている日々の姿は、きっと僕にたくさんのことを教えようとしてくれているのだと思う。
子どもが成長するように、僕もまだまだ成長していく。
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