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ポエ文(ポエぶみ)

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極めて誇張の入った日記的な文章を綴っていきます。
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2021年9月の記事一覧

ポエ文(ぶみ)その9

音楽に身を委ねている。目を閉じ、振幅をつかむと、歌声は私の身体になり、平行世界が起動した…

クイーカ
3年前
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ポエ文(ぶみ)その8

9月の風は、外側は冷たく、中で熱気が燻ぶっているような煮え切らない感触だ。それが体にぶつ…

クイーカ
3年前
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ポエ文(ぶみ)その7

およそ寝返りくらいの距離を走らせ生きてる喜びを見出した。キーを抜いてドアを閉めると、置き…

クイーカ
3年前
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ポエ文(ぶみ)その6

かなしみの雨が降っている。泥や澱を含んでいる。50日間を染め尽くした末、無色透明になっても…

クイーカ
3年前
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ポエ文(ぶみ)その5

好きなだけ果実を食い散らして、満足したら次へと進もう。時候の挨拶にもならないような扱いで…

クイーカ
3年前
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ポエ文(ぶみ)その4

微睡みの国の領土に半身突っ込んで、今日も呼吸の仕方を確かめる。境界線上を行き交うトビウオ…

クイーカ
3年前
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ポエ文(ぶみ)その3

苦しみを肩代わりしてくれる秋が、好きだ。大気は重くうなだれ、地面はささくれ、ため息が肌を撫でた。秋だ。残光は息を潜め、路地裏の水たまりに忘却された。妙に人懐こいこの気温は、他人行儀の季節とは一線を画していた。人はわかり合えない生き物だって言うけど、人類全員不幸になったら笑い合えるのかなって考えてみたよ。たとえ諦念を帯びたそれだとしても。正しさの半径はぐるりと一周して0度に戻った。何も見えないようで、何かがあると探したくなる癖が僕の足をむずむずさせる。空回りのステップを積み重ね

ポエ文(ぶみ)その2

 蝉の音、8時のバラエティ、Youtuber、みな必死に自分の音を鳴らしていて、生きることは必死…

クイーカ
3年前
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