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もうスペースがない?ベランダ菜園の隙間を有効活用!:ハーブ栽培

ベランダガーデニング・菜園を楽しんでいますが、もっといろいろな品種を育てたいのに、スペースがない!と悩んでしました。限られたスペースしかないベランダ菜園・ガーデニングの宿命かと思います。しかし、今回はその限られたスペースであるベランダの隙間を有効活用するべく、ハーブ栽培を始めました!


ベランダ菜園の隙間スペース

樹木などの大型プランターの株元

果樹などの樹木を大きな鉢やプランターで育てている場合には、その株元は土がむき出しではないでしょうか?ここでもう一品種を育てることができます!
株元で植物を育てることで、見た目が良くなることに加えて、育てる品種によっては土表面を覆うことで乾燥を防止したり(マルチング効果)、樹木に良い効果を与える(コンパニオンプランツ:成長促進や害虫除け)ことも期待できます。

壁や物干し竿からのハンギング

ベランダの壁や物干し竿の端も栽培スペースになります!園芸店や100円ショップでも売られているハンギングバスケットをフックで掛ければ、思ったよりも多くのスペースを生み出すことができます!

隙間活用でのハーブのメリット

半日陰でも育つ品種が多い

ある程度ベランダ菜園・ガーデニングを楽しんでいる場合、日光の当たる条件の良いスペースはすでに何かしらの植物が置いてあるのではないでしょうか。その結果、「隙間」と言えるスペースはひさしや他の植物の陰になってしまうような日照条件の悪い場所になってしまいます。
ハーブも基本的には日当たりが良い方が育ちますが、中には耐陰性のある(半日陰でも育つ)品種があります。また、日光がガンガン当たってしまうと、葉っぱや茎が堅くなって、おいしくなくなってしまうので、日陰で育ってくれれば、その方がおいしく利用できる品種もあります。

少量栽培でも楽しめる

普通の野菜栽培だと、ある程度まとまった量を栽培しないと、なかなか料理では使いにくいかと思います。しかし、ハーブは料理の香りづけにちょっと散らしたり、というような使い方ですし、毎日使うようなものでもないため、たとえ一株だけでも満足度が高いです!逆に、これだけのためにスーパーで買うのはな~、というようなものでもあるので、ちょっと欲しいからベランダから摘んでこよう!みたいなことができます😉

隙間スペース栽培でのおすすめ品種

私自身が「花より団子」の性格なので、基本的には料理用を育てていますが、室内で香りを楽しむポプリ用も合わせて紹介したいと思います。どれもある程度耐陰性のある品種になります。

料理用

  • ミント系(ペパーミント、スペアミントなど)

  • パセリ

  • コリアンダー(パクチー)

  • チャービル

  • チャイブ

  • オレガノ

  • レモンバーム

  • ローズマリー

  • タイム

ポプリ用

  • ベルガモット

  • ソレル

  • ラムズイヤー

  • ラベンダー

  • ローズマリー

実際の栽培の様子

ブドウの株元 X ローズマリー(ほふく性)、キウイフルーツの株元 X クリーピングタイム

わが家のブドウのプランターは大きさが約60cm x 30 cmと大きいので、株元にはかなり余裕があります。そこで、株元の両側にローズマリーを植えました。そのまま植えてしまってもいいのですが、ブドウとローズマリーの相性が分からなかったのと、今後の作業のしやすさを考えた結果、素焼きの4号鉢にローズマリーを植え、素焼き鉢ごとブドウのプランターに埋めました!これで、ローズマリーをどかしたい時には、素焼き鉢ごとスポッと抜けばいいので、楽ちんです!
また、品種はほふく性を選びました。成長すれば、ブドウのプランターの表面のローズマリーが覆ってくれて、グランドカバーの役割も期待できますし、花が咲けば見た目も良くなることを期待しています!

ブドウのプランター

(ブドウ栽培の記事はこちら↓)

キウイフルーツもブドウと同じサイズのプランターなので、こちらにはタイムを植えました。ローズマリーと同じ目的で、こちらもほふく性の品種であるクリーピングタイムを植えました。タイムで一般的なのは立性であるコモンタイムで、こっちの方が香りが強いため料理には適しているのですが、グランドサーフェスの役割を重視し、ほふく性にしました。こちらも花期になれば、ミニお花畑のようになるはず!

キウイフルーツのプランター。冬なのでタイムはほとんど枯れてます💧

室外機カバー壁面 X レモンバーム&コリアンダー

DIYした室外機カバーの壁面には、ハンギングバスケットでレモンバームとコリアンダーを植えてあります。どちらもそれほど高く成長する品種ではないので、この場所にぴったりです。

(自作した室外機カバーの記事はこちら↓)

また、実はこの2品種を選んだのは、この時たまたまタイ料理の本を読んでいて、この2品種が良く使われていたので。これを機にタイ料理に挑戦しようかとひそかに思っています😏

どちらもまだまだ始めたばかりなので、成長したところも今後記事にして紹介したいと思います!

最後まで読んでもらい、ありがとうございます。
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