![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79272617/rectangle_large_type_2_4a2181322a390a6691168c111a4e4a22.png?width=800)
成り立たないものを外していく
テレビを見ていたら、Z世代は動画を倍速で見て、どんどん消費していくらしい。前職でサッカーの試合をビデオテープに録画して、3倍速で見ていた大先輩がいた。あの大先輩は、早すぎるZ世代だったんですね。
長さが2cm、3cm、4cm、5cm の棒が1本ずつあります。この中から、3本を選んで三角形を作るとき、棒の選び方は何通りありますか。
今回取り上げるのは、場合の数です。場合の数をどんどん書き出していくのですが、図形の性質によっていくつかを外していく作業が必要になります。
4つの中から3つを選ぶ選び方は以下になります。
(2cm、3cm、4cm)
(2cm、4cm、5cm)
(2cm、3cm、5cm)
(3cm、4cm、5cm)
上記の4通りになります。
これで終わりなら、簡単なのですが、そうは問屋が卸さない。この上記4通りの中で三角形を作ることができない組み合わせがあります。
三角形の3辺の長さには以下の関係があります。
三角形において、2辺の長さの和は、他の1辺の長さより長い
上の4つの組み合わせを見てみます。
$${①}$$ 2cm+3cm>4cm
$${②}$$ 2cm+4cm>5cm
$${③}$$ 2cm+3cm=5cm
$${④}$$ 3cm+4cm>5cm
1、2、4番は2辺の長さの和が他の1辺より長いのに対し、3番は、同じとなり三角形を作ることができません。
答え.3通り
コンテンツを消費する…時代の流れかもしれませんが、コンテンツを作っていたものとしては、寂しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?