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システム開発未経験者がプロダクト開発に貢献できることとは

このたびようやく企業向けの自治体施策を集約するプラットフォーム、「47pass(よんななパス)」のローンチを迎えることができました。
昨年12月に事前登録のリリースを出し、約6カ月と事前登録頂いたユーザーの皆様には大変お待たせ致しました。

【リリース】
・PR Times
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000038375.html
・BRIDGE
https://thebridge.jp/2022/06/fromto-47pass-beta-launch

2022年度の自治体施策が次々と発表されているタイミングです。
まだまだ作り込みたい機能もありますが、まずはユーザーの皆さんが施策の見逃し・申しそびれのないよう、施策の掲載を優先していきます。
47pass」への登録とブックマークのほど宜しくお願い致します。

またプロダクト開発の思いや背景については先だって宮城のnoteを更新しておりますので、是非ご覧ください。

【宮城のnote】
https://note.com/miyahiro0730/n/n8da8bad34624

さて、今回はプロダクトリリースにあたり、"システム開発未経験者がプロダクト開発に貢献できることとは"、をテーマに書きたいと思います。

システム開発に携わったことがないけどベンチャーでやっていけるのかしら、といった不安を持つ方などに参考になればと思います。

■システム開発未経験…とは

まず、自分がシステム開発についてどの程度の理解があったのかを記載致します。

【未経験、を具体的に】
・プロダクト(webサービス・アプリ等)の開発プロジェクトに参加したことがない
・プログラミング言語をほとんど理解していない(Swift・pythonは初心者向け勉強会に参加した経験あり)
・ドットインストールやudemyの初心者向け講座を半分くらい分かる程度
・開発の進め方が分かっていない
・エンジニアの具体的なワークフローを理解していない

要件定義もしたことがない、開発の進め方も分からない、プログラミングもほぼしたことがない、とナイナイづくしです。
開発を加速させる・進めるという点においてはほぼ「戦力外」ということになります。

以前noteに書いた通り、この開発領域についてしっかり触れられるという期待値もあってFromToに身を置くことにもしたのですが、実務として開発自体を進めること、効率化させていくにはまだまだ力不足だなと感じています。

実際にプロダクトマネージャー/プロジェクトマネージャーに今からなれるのか?と周囲に聴いたところ、下記のような返答でした。

「一定程度開発の進め方、環境構築の知識、エンジニアとのコミュニケーション(背景知識や専門用語の共有含む)についてもキャッチアップにかなりかかるとのことで難しいのではないか」

そんな未経験者は開発にあたっては本当に無力なのでしょうか。
であれば、開発は分かる人たちのみに任せるのが良いものなのでしょうか。

■キャッチアップするよう努めたこと

ということで、シンプルに書籍でザザっと勉強することにしました。

方針としては、「一般的な開発の進め方について全体像をつかむこと」「エンジニアたちの仕事内容を理解すること」でした。
特に以下3冊の書籍については網羅性があり、大変有意義でしたので記載しておきます。多分、3冊のうち1~2冊読めば十分かなと思います(そもそも各所でのオススメ書籍を調べて手にとったので確からしい内容なのだと思いますが)

システムを作らせる技術
プロダクト・マネジメントのすべて
エンジニアリング組織論への招待

自分なりに、外せないなと思ったポイントは以下です。

・エンジニアリングとは極力不確実性を排除していくこと
・開発要件においては優先順位付けが重要

詳しい説明については省略しますが(いずれにおいても1つずつnote記事書けそう)、「思ったほどエンジニアは遠い存在ではないのだな」と得心しています。

理由は、過去広告代理店で業務をしていた経験に由来します。
営業職として、クライアントにクリエイティブ(TVCMの企画・ブランドコンセプト・デザインなど)を提案する機会も多かったのですが、その際にコピーライター・デザイナーとの協業をしたケースと大変似ていることに気づいたのです。

クリエイティブ開発にあたって、要件定義や方向性などについては営業職が大きな舵取りをする必要があります。
その際に、外してはならない要諦・NG項目などを共有していました。

概要を記載すると以下です。
最終的に達成したいゴールを共有する
・それに付随する必要な情報を共有する
・優先したいこと、筋が良さそうな方向性を示唆する

この構造は、エンジニアに対してもかなり似ているのではないかと書籍を読んで感じました。
彼らのワークフローとマインドを理解することで、これらの情報伝達の精度を高め、目指すゴールに向けて力を発揮してもらう環境づくり
をするということになるのだろうと捉えています。

ですので、「エンジニア」という専門性が高い職種であっても、本質的には専門職や各領域のプロフェッショナルの方々と協業する時と大きな差異がない、と解釈しています。

■具体的に何に気を付けるようにしたのか

「ユーザー目線、そして社内でのワークフローに立脚した目線でのリクエスト」、そして「なぜそのリクエストをするのかの背景の説明」に注力しました。

中田個人としての意見というよりも、サービスを利用するユーザーや実際に情報を更新していく作業を鑑みながら、なるべく「達成したいこと」を伝えます。それを「どのように実装していくのか」は開発チームへのご相談事項です。
※プロダクトマネージャーは、その両者をマージする立場なのかなと思っています

このうえで、プロジェクトマネージャーの役割とは、以下の視点を持ちながらプロジェクトを進めていくのだろうと解釈しています。
「技術的に実装が可能なのか」
      ×
「実装のためにかかる工数の見積もり」
      ×
「機能実装にあたっての緊急度」
自分自身に照らし合わせると、圧倒的に前者2点の経験が足りません。そして、「機能実装にあたっての緊急度」の整理については、可能な領域なのですが、まだまだ改善余地があると反省しています。

未経験者の自分が内的な意識を変えただけで、アクションがどの程度具体的に変わっているのかはまだ分かりませんが、今後少しずつでもレベルアップしていきたいです。

■(まとめ)システム開発で未経験者が貢献できること

我々のゴールはあくまで、「ユーザーにとって使いやすいプロダクトを作ること」です。
そのために未経験者が貢献できることとしては、以下になるのではないでしょうか。

・開発チームのワークフローを理解し、エンジニアリングにあたっての不明点を可能な限り解消する(曖昧なままにしない)
・ユーザーの意見を精度高く集約する
・実装ならびに更新する機能に緊急度を提示する

システム開発未経験であっても、本質的には「エンジニアのことを理解し、寄り添いながら彼らが100%力を発揮できるコミュニケーションをとる」ということは出来るのではないでしょうか。
そしてこの働き方は、対エンジニアだけに限らず、あらゆる人との協業においても重要だと思うのです。
「専門的なことは分からないからとりあえずお任せ」、というスタンスは本当にユーザーや自社のためになるのでしょうか。
特にエンジニアの専門性の高さと業務領域の範囲を鑑みると、遠い存在なように感じてしまいがちですが、そこをググっと身を寄せていくというスタンスは常に意識していきたいです。

いつか、「開発未経験者だったけどプロジェクトマネージャーになれましたが、何か?」くらいな記事を書けるよう頑張ります。

■(付録)

・この1カ月間取り組んだこと

※noteを更新する時に、それまで1カ月でやってきたこと、特に自分で引き取ってやってきたことや時間的に多く使ったものについて記載しています。シード期のスタートアップCOOって何をやってるのか、の参考になれば

・とある開発プロジェクトの設計・要件定義・チームビルド・キックオフ
・長崎市サテライトオフィス等利用補助金の申請
・自治体へのヒアリング/提案
・hubspotの活用(フォーム作成・コンタクトリスト整理)
・自治体向けLPのワイヤーフレーム作成
・広告媒体リサーチ
・事業説明資料の更新
・自治体施策の情報収集
・メルマガのデザインリニューアル作成、配信
・事業計画資料の作成
・ユーザーインタビューの設計
・人材採用にあたっての設計とヒアリング
・マーケティングの体制とアクションの見直し
・汎用業務アウトソース先の検討
・汎用業務の棚卸

業務の種類が増えてきてますね。遊撃する人らしくなってきました。

・Meety始めました

弊社ならびに弊社サービスにご興味を持たれましたら、カジュアルにお話できたらと思います!
まだ開設したばかりなので、いろんな方とお話してみたいです。
お気軽にご連絡ください!

【Meety:中田のカジュアル面談URL】
https://meety.net/matches/GZbNRMgfZcAm

【今回のブログ執筆BGM】
Dinosaur Jr./ Where You Been
https://open.spotify.com/album/5mJss6O9hjbeESfqoBX1xM?si=RgTyhphASHG6MhQws5TkdQ

※3900字くらい
※所要時間170分くらい


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