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【コラムvol.5】あしが疲れにくい、痛めにくい"簡易版"正しいシューズの履き方

この記事では一般の方向けに正しいシューズの履き方を動画と共に解説し、足が疲れにくく、痛めにくい履き方のテクニックをご紹介致します。
シューズを正しく履くことで、あしの姿勢の乱れを改善することが出来ます。普段疲れやすかったり、マメが出来やすいのは間違った履き方が原因で足と靴がミスマッチを起こしている可能性があります。
スポーツシューズではなく、スニーカーで撮影した動画もあるので日常生活でも生かしやすいかと存じます。
それではよろしくお願い致します。

あなたのあしが疲れる理由は靴の履き方にあるかも

足の形は人種や生活環境によって様々です。しかし足が疲れる理由には共通点があり、間違った足の使い方をしていたり、それにより硬くなった筋肉や弛んでしまった筋肉などの影響で、形状が変わり本来持っている歩行をスムーズに行うための機能が低下していることが要因の一つです。

なぜ間違った履き方をすると疲れたり、痛めたりするの?

間違った履き方をしていると、本来足が持っている機能を妨げたり、歩行の際に靴の中で足先をぶつけたりして、爪の変形や靴擦れなどに繋がります。痛みを避けるために庇うような歩き方になり、悪循環に陥ってしまいます。

シューフィッターのパーソナルトレーナーが勧める正しい靴の履き方

正しい靴の履き方のポイントを抑えることで、あしの悩みは軽減されることが多いです。細かく解説すると動画や記事内での説明以外にもたくさんあるのですが、ポイントを絞るのであれば今回の履き方が、誰でも当てはまる再現性の高い履き方になります。

①靴紐を解く
まずシューズを履く前には靴紐を緩める必要があります。きついまま足を入れると、この後の工程でうまく靴を足に合わせることが出来ません。紐はきちんと緩めてから足を入れるようにしましょう。
②ヒールカップに踵を合わせる
足を入れる余裕ができたら、シューズを履きます。奥まで足を入れたら、踵で地面を叩き、ヒールカップに踵をフィットさせます。よくあるのがつま先側で靴を合わせてしまうこと。
足の歪みは基本的に、踵の位置や角度によって生み出されます。足先がぴったりでも、踵がずれていると不具合が生じる原因になります。
③シューズのアッパーであし全体を包むようにする
踵を合わせたら、動かないように靴の表面で足全体を覆います。紐を締めてフィット感を出すのではなく、あくまでシューズのアッパーでフィット感を出すことがポイントです。
踵をはめ込むことで、ある程度本来あるべき足の形状に近づきます。良い足の形をキープするように足を包んでください。
④アッパーを合わせた後に、たわんだ紐を締めていく
靴全体が足に密着する感覚が得られたら、紐を締めていきます。靴紐単体で締めるのではなく、アッパーを足に押し当てながら紐を少しづつ締めてみてください。キツくしなくても、適度なフィット感が得られます。
⑤内側の第2,3ホール目の辺りを持ち上げる
下から順番に紐を締めていったら、紐の第2,3ホール辺りを少し内側から持ち上げていきます。舟状骨という土踏まずの頂点に当たるポイントを引き上げることで、正しいアーチ形状をサポートします。土踏まずのない足は、潰れたテントのような形状になり、クッション性能が落ちるため長時間歩くと痛みや、疲れが出てきます。テントを高くするイメージで調整してみましょう。
⑥蝶々結びはキツく締めすぎない
ここまで紐を締めていけば、おそらく最後には適度なフィット感を得ることが出来るようになります。最後の蝶々結びは強く引きすぎず、残りの紐の長さに合わせて、縛りましょう。

まとめ

今回の靴の履き方はかなりポイントを絞りましたが、かなりおすすめの履き方になります。
慣れてくると20秒くらいで出来るようになるので、たったの20秒であしから姿勢が整う、下半身の悩みが少しでも解消されると考えれば、コストパフォーマンスは高いです。

そもそも自分の足のサイズに合った靴を履く事が大切(ほとんどの方が自分の本当の足のサイズを知りません。)ですが、今できることから始めてみましょう。

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