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モノづくりは笑顔づくり

きっかけ

わたしがものづくりをするようになったのにはいろんなわけがあります。そのひとつを少しお話します。わたしは障がいのある娘を育ててきた関係でたくさんの同じようなお子さんのいるお母さんと知り合ってきました。だんだん自分の子どもの年齢が上がってくると、わたしは新米お母さんからいつしか先輩お母さんになってしまい、こんな時どうしましたか?こんな困ったことってありましたか?という悩みを相談されることが増えてきました。

そんな時ふと、ちょっと先に生きてるだけのわたしが、みんなの真剣な悩みにどうやって向き合えばいいんだろうと思うようになりました。ひとりひとり違う病状、違う状況、違う背景があるのに、わたしはこうしたよ、こうすればいいよなんて、自分のやってきたことがいつも当てはまるはずがありません。みんな不安で先の見えにくい育児をしている人ばかり。会話をすることで、悩み事が軽くなって心がちょっと楽になって、この難しい子育てを一緒に乗り切るにはどうしたらいいんだろうと思いました。

勉強しに行こう

そんな時、ふと見つけた心理カウンセラー養成講座の小さなチラシに、あ、これ、と心が動きました。学問ノススメとはよく言ったもので、わからない時や迷った時は学ぶことが大切だと、学校を卒業してからひしひし感じています。(笑)この学びから一筋の光が見えてくるように感じました。

子どもを学校へ送り出したら週に一度、学びの時間です。体調くずさないでよ~、お願いよ~。私の自由時間は子どもが平日学校に行ってる間と子どもが寝ている間だけ。時間の使い方をしっかり考えないといけないし、他の人のようにできなくて我慢することだってよくあります。

でも、学んでいるときや心が何かに向かっているときは、そんなこともへっちゃらになるから不思議です。そこでの学びは思った通りとても役に立ち、特に自分の気持ちをまっすぐに伝える大切さ、そのことが今では自分の軸になっていると感じます。

カウンセリングの練習で

講座では自分自身がカウンセリングを受ける体験も含まれていました。たまたまその時期、わたしにも悩みがひとつあったのでそれを運よく聞いてもらうことができました。いつも元気な人だって、ちょっとしたことでいつ状況が変わるかもわからない。心のケアの大切さを感じました。それと同時にわたしはやっぱりあることを確信しました。

実際に笑顔になる”モノ”

心が楽になることはとっても大事。でも、私のまわりのお母さんたちもわたしも、現実には普通の育児以上にたいへんな療育・介護が中心の毎日です。実際に助けてくれて楽にしてくれる、現実に存在するなにかが必要だと思いました。自分の生活に便利で役立って気分も上がる、そんなモノがあれば、毎日ちょっと笑顔、もうちょっと笑顔、もうちょっとのちょっと笑顔に自然となれるんじゃないか、そう思いました。

よだれかけに見えない、ふつうの服のように見えるよだれかけ、スタイチュニックはそんなモノのひとつとして生まれました。ほかにもきっとそんなものがあるはず。次は何が生まれてくるかな、そう考えるだけで、無限に笑顔の世界が広がってきます。

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