fromaooo

障がい者と介護者からアダプティブファッションをデザイン・製作する fromaooo (…

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障がい者と介護者からアダプティブファッションをデザイン・製作する fromaooo (フロマオ)です 当事者の困りごとには価値があるという視点から、笑顔を生み出すものづくりをしています 病気や障がいから気づく機能性、使ってみたいと思えるファッション性を同時に叶えたい

最近の記事

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大阪製品 fromaooo です!

    • ひとりひとりが輝ける

      はじまりは小さな行動から小さな自分だけのことが、他の人のためにもなる。そう思えたのは自然なことでした。とても自然に無理をせず、少しだけ踏み出してみた。またもう一歩踏み出してみた。とても自然にできる分だけ。 fromaoooの始まりは、わたし達親子だけのものでした。娘の困りごとであるよだれが目立たず、服が濡れず、素敵に見える、そんなものがあればいいなあと、ただそれだけのことでした。 とにかく、頭を、手を、動かそうこれまでのあたりまえを捨てることから始めました。いらなくなっ

      • そばにいますのソバニイマスク

        感覚過敏というつらさマスクをつける日常に、なんとなくみんなが慣れてきたなあと思っていたある日のこと。いや、とんでもない、マスクをつける日常にひどく困っている人がいるんだよ、ってそんなことを知りました。 わたしの友人には自閉症の娘さんがいます。その娘さん、マスクをつけるのをイヤがっているのだそう。もともと肌感覚が敏感で、洋服の生地が擦れるのが苦手な彼女は、制服のブラウスは年中半袖で通します。特に腕が擦れるのがイヤなので、長袖を着たくない。とはいっても風邪をひいたら大変です。わ

        • モノづくりは笑顔づくり

          きっかけわたしがものづくりをするようになったのにはいろんなわけがあります。そのひとつを少しお話します。わたしは障がいのある娘を育ててきた関係でたくさんの同じようなお子さんのいるお母さんと知り合ってきました。だんだん自分の子どもの年齢が上がってくると、わたしは新米お母さんからいつしか先輩お母さんになってしまい、こんな時どうしましたか?こんな困ったことってありましたか?という悩みを相談されることが増えてきました。 そんな時ふと、ちょっと先に生きてるだけのわたしが、みんなの真剣な

        大阪製品 fromaooo です!

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          思いやりdeつながる

          急がなくていいからねわたしは障がいのある娘と共に生活しながら、よだれかけに見えない、まるで服のように見える「スタイチュニック」を考え、作り、販売しています。最近は感覚が敏感な方に使ってもらえるよう、軽くてやさしい肌触りで息がしやすいマスクも販売しています。マスクがつらい人のそばにいて寄り添うマスクであってほしいという願いから、そばにいますの「ソバニイマスク」と名付けました。 障がいのある人などの困りごとを一緒になって考えてものづくりをするようになってから、わたしはとても不思

          思いやりdeつながる

          ピンチがひらめき連れてきた

          気付きと違和感長い介護をやってると、ちょっとした気づきや、当たり前だと思われていることに違和感を感じることがあります。感じていてもそれらは繰り返す日々の中で、まあいいかとあきらめたり、気づかなかったこととして目をつぶってしまいがちです。でも、それは仕方のないことなんです。だって、やらなきゃいけないことが他にたくさんあるんですから。毎日が流れ流れて続く続く、その繰り返し。だけどある日、そんな気づきや違和感について、じっくり考える時間をもらいました。思いがけない形で。そのお話です

          ピンチがひらめき連れてきた

          はじめまして。fromaoooって?スタイチュニックって?

          はじめまして!ごくふつうの主婦をやっていたわたしですが、ある日、障がいのある娘のために、よだれかけに見えない服のようなものを作りたい!というひらめきがハッと降りてきました。今は fromaooo というブランドを作り、よだれかけに見えないスタイチュニックというものを考え作り販売しています。 まず、なんでそんなひらめきがおりてきたかということをお話します。そう、ごくふつうの主婦なんですが、ちょっとひとと違うことを20年以上やっています。重度心身障がいのある娘とずっと一緒に生活

          はじめまして。fromaoooって?スタイチュニックって?