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今日の逸品 ~ミッソーニ革製品~

写真は、残念ながら本物ではないが、システィーナ礼拝堂の
ミケランジェロ作「最後の審判」の実物大の模写である。
所在地は、徳島の大塚国際美術館。古今東西の名画を、
陶板焼き・実物大で精密に再現している稀有な美術館である。
https://o-museum.or.jp/
※フラッシュ禁止だが撮影オールフリー。

ミッソーニは残念ながら、現在革製品は販売していないよう
なので、本日のお題は「イタリアの革製品」、として捉えて
いただくと有り難い。写真との関係は、システィーナ礼拝堂
のあるバチカン市国がイタリアの一角に位置する世界最小の
国家という、つながりである。

さて、本題。
名刺入れとサイドバッグを有しているのだが、とても気に
入っている。

まず、手触り。
独特の、柔らかい、手に馴染む手触りである。官能的、と
いった方が当たっているかも知れない。両製品とも10年以上
使用しているが、使い込むほどしっくりしてきている。
手触りだけでなく色合いも風味を増してくる。イタリアの
革製品には定評があるらしい。
http://italiazuki.com/2017/12/12/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E9%9D%A9%E8%A3%BD%E5%93%81%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F/

次に機能性。
名刺入れの方は、3箇所収納があり、プライベート、ビジネス、
自分、と使い分けでき、誤って他人の名刺を渡してしまうよう
な間違いを起こさせない。それぞれが20枚以上収納できる。
少し無理をして詰め込んでも、「しょうがないなあ」、と無理
をしてくれるような許容性がある。
サイドバッグの方は、さすがにPCやA4書類は収納できないので
プライベート用途だが、チャック付きサイドポケットが外側に
一つ、内側にも一つ、内側にはさらにIDカード入れ、ペンホルダー
二つ、携帯電話ホルダー一つ※ついており、真ん中の収納には
文庫本3冊程度は格納できる。痒い所に手が届く機能性である。
※当時まだスマホ発売前だったので。

さらにデザイン。
どちらも型押しでMISSONIのロゴが印字されているが、嫌みっぽく
ない、さりげないデザインである。特にサイドバッグは、内側全体
にミッソーニ独特のジグザグ模様がシックな色使いがあしらわれて
いる。まるで、奢侈禁止令がでていた江戸時代、豪華な絵柄を裏地
や長襦袢に忍ばせた、粋を感じさせるようなイメージが好ましい。

国内では本来なら街に「いかにも新入社員」、という方々が
溢れている季節であるが、今は見る影もない。一つ、アドバイス
したいのは、ビジネス小物は少し背伸びするくらいの品を身に
つけたら、ということである。「見た目が9割」などと言う言葉
が流行ったが、少なくとも手帳や安っぽい名刺入れを使用する人は、
シックな名刺入れを使う人と、第一印象的に相当なハンディがある
と思った方が良い。名刺入れは、相手からいただいた大事なモノを
預かる重要な道具である。また、中途半端な製品を買うよりは
長い目で見れば金銭的にもお得である。

イタリアでも感染者21万9千人越え・・・
お茶うがいの輪を広げてコロナを収束させたい!
https://note.com/from_free/n/nb68b68135e9e
https://note.com/from_free/n/n98097eb72720


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