今日の健康 ~負のスパイラルの起点を作らない~
日曜は、「今日の健康」。日替わりメニューになって
最初の「健康」の回なので、特に大事なことをお伝え
したいと思う。今回の記事は本人的には「畢生の大作」。
納得した方は是非拡散していただきたい。
写真はある年の初日の出。同じ太陽が昇る現象なのだが、
新年には特別な感慨が湧く。負のスパイラルの起点を
作らず早い時期に上(正)を目指しましょう、という
こじつけである。
さて、本題。健康に限らず、人間社会や世界において、
システム開発や建築から会社経営、人間関係にいたる
まで、多くの局面で「負のスパイラル」は発生する。
温暖化現象も恐らく負のスパイラルである。
現在、全世界の最優先課題である「コロナと闘う」、
でも然り。何故、「手洗い」「マスク」「うがい」
が優れた対策なのか。それは、個人から見て、負の
スパイラルを起点(手、口元、喉)で止めるからである。
・ウイルスの付着→放置→体内への侵入→炎症発生
→体力の衰え→免疫力低下→ウイルス増殖→炎症拡大
→体力の衰え→・・・
で負のスパイラルが発生し、放置すれば取り返しの
つかないことになる。私の推奨する「お茶うがい」も
肺炎を発症した後には手遅れである。集中治療室、
人工心肺などは明らかに負のスパイラルへの末期対応
である。
全ての「負のスパイラル」において、発生や悪化を
阻止するポイントはただ二つ。
・「起点」を作らない、作らせない。
・できるだけ早い段階で原因(真因)を取り除く。
奮闘している政府・官公庁・自治体の活動に水を
差したくはないが、緊急事態宣言、外出自粛要請、
一律〇万円給付なども負のスパイラル末期への対症療法
である。対応・対策は遅いフェーズになればなるほど
大規模になり費用対効果は低下し副作用は増していく。
これに関しては、2020年4月16日付け日経朝刊の
「大機小機」に卓見が載っていた。経済抑制だけでは
なく、「検査と隔離」に、もっと重点を置くべき、
というのである。隔離、という言葉の冷たい響きは
さて置き、これは負のスパイラルに対する真因除去
の対処として、大いに納得した次第である。
人間と共生したいウイルスの戦略は、
・初期感染→体内での増殖→二次感染
→無症状感染者量産→検査網すり抜け→感染拡大
→無症状感染者量産→・・・
という、(我々人類にとって)負のスパイラルであろう
から、現段階で社会的にこれを止める最も有効な手段
の一つは、いかに無症状感染者を早期に確実に検出する
か、ということである。
話が大きくなってしまったが、個人の健康にとって、
・起点を作らない
・負のスパイラルを早期に抑制
・正のスパイラルに転換
するにはどうしたらよいか、についてこれから毎日曜
に話題を提供していこうと思う。
「日出ずる国」の末裔として負のスパイラルに賢く
対処していきたいものである。
お茶うがいの輪を広げてコロナを収束させたい!
https://note.com/from_free/n/n98097eb72720
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