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umumのワールド修学旅行 第2話~ スウェーデン・ National museumで褒めてもらう 編~

自分で手配し、自分で訪問する
自分のための、世界での研修。
umumのワールド修学旅行記。

前回の記事はこちら
umumのワールド修学旅行 第1話~スウェーデン・届け私の想い 編~

アートに優しい所以を見たい聞きたい行ってみたいの一心で
スウェーデンの美術館や病院に体当たりで交渉し

国立美術館で子供達が活動するアトリエの見学&担当者の方のアポ
大学病院でのホスピタルアートの見学&担当者の方のアポ
現代美術館でのワークショップの同行見学

3つのアポが取れました
さらにスウェーデンは、ホスピタルアートに興味のある友人も同行することに!

そして!
2014年7月
いざ、ヨーロッパへ!!

ストックホルム、ついた〜!!



早速あくる日の朝
一つ目のアポ先に向かいます。

National museum(スウェーデン国立美術館)
ほんとについたわ...
と朝日が神々しい中、パチリ。


この日は美術館がお休みだったのに
アトリエの見学ならいいよ〜!と快諾してくださり
玄関で、「welcome~!!」
プログラムチーフが迎えてくれました。
いや、もう、ほんと
暖かさに感無量です。

案内されたアトリエは

お、おおお、、おしゃぴーーーーーーーー!!!!

高い天井、大きな天窓
瓶詰めの顔料、筆、モチーフ...
大興奮です。

鼻息あらくしていると
チーフが暖かいコーヒーを持ってきてくれました。
(ストックホルムは7月でもだいぶ涼しい)

日本で感じたアートの閉鎖性
そしてヨーロッパにきた理由。
飛行機の中で必死に調べた英単語はぶっとんでしまったけど
一生懸命パッション英語で伝えました。

「このアトリエはどのように運営しているの?」
「こんな素敵な空間がどこにでもあるの?」
と聞くと

このようなアトリエは
国内のほとんどの美術館に完備されており
利用料は無料

好きに絵を書いたりすることはもちろん
その時にやっている企画展の内容に応じて
ワークショップなどやっているらしい。
子供達が活動する写真も見せてくれました。

(肖像権についてのアンケート。スウェーデン語、さっぱり。
スウェーデンキッズ、かわいい。)


一番聞きたかったマネタイズ問題に関しては
「国の助成」。
以上。
うおおおお、予想はしてたけどやっぱりそうですか。
羨ましいとしか言いようがない...


日本の美術館にもワークショップなどの教育普及で
鑑賞を深めたり、表現できる企画が増えていますが
アーティストが講師になったり
頻度も少なかったり
やはりどこかスペシャル感が強いイメージ。
このアトリエで感じた
日常的に、いつでも表現体験していいよ感

日本にはないなあ...と思いました。

「日本の美術は独特で、私も大学時代すごく勉強したわよ。
西洋には絶対ない素晴らしいものがある。

そんな文化をもっているのに、もったいないわね」
と言われ、ぐさっ。

そして日本で自分が取り組んでいることを話すと
「Rayのワークショップはとても面白いわ!!
どんどんやったほうがいいわよ」
と褒めてもらえました。
こんなアートがイケてる国の
国立美術館チーフに褒めてもらえるなんて
自分、調子のります。


こうしてどきどきの2時間はあっという間に終わり
美術館をほくほくした気持ちで後にしました。

チーフ、本当にありがとう!!!!


外は湿度がなくて涼しい、素晴らしい昼下がり。
この濃厚な時間をちかくの教会で咀嚼しました。


贅沢な研修は、ホスピタルアート見学に続きます。

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東京を中心に、いろいろなところで
アートワークショップやアトリエを開催しています。

<近日開催>
◆7/20(FRI) 19:00~21:00
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次回のumumは、テーブルをとっぱらい
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ご依頼やご相談、お待ちしています◎

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