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人口予測にみる将来フランス語が超役立つ理由。

 英語が世界公用語なのは知っている。でも、その次に何か役立つ言語って何なのでしょう。これまで仕事を含め約30ヶ国訪問した筆者が、世界の将来予測を踏まえて、おすすめの言語を紹介させていただきます。
 結論から言うと、「将来仕事で役立つ可能性の高い言語」はフランス語です。それには2つの理由があります。

1.公用語として多くの国で使われている

 こちらは世界で公用語として使用されている言語ランキングです。フランス語は実は2番目なんです。
 フランス語が通じる国の数は、人気の第二外国語であるドイツ語、ロシア語、イタリア語などと大きな差があります。アラビア語も意外に多いですね。

世界で公用語ランキング(※出典は以下のサイト。)
1位 英語 59ヶ国
2位 フランス語 29ヶ国
3位 アラビア語 27ヶ国
4位 スペイン語 21ヶ国
5位 ポルトガル語 9ヶ国
6位 ドイツ語 6ヶ国
10位 ロシア語、イタリア語 4ヶ国   

2.フランス語圏は今後人口が爆発的に伸び、経済的にも大きな発展が見込まれる。

 続いて、2つの世界地図を見比べながら、フランス語圏の将来の経済発展の見込みをご紹介します。
 こちらの世界地図で色がついているのがフランス語圏の国々です。こう見ると西アフリカあたりに広く分布しているのがわかりますね。

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(出典はこちらのサイトより)

 以下の地図は、2019~50年までの人口増加率です。フランス語圏アフリカは爆発的に人口が増える見込みなんです。スペイン語圏の中南米やアラビア語圏の中東も緩やかに人口増となっていますがアフリカほどではありません。逆に中国やロシアなどは減少に転じています。これから最も若くて勢いのある地域の多くは、フランス語圏なのです。

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(世界人口推計2019年版 データブックレットより)

まとめ

 いかがでしたでしょうか。公用語として使われる国の多さ、今後の人口増の見込みから、フランス語は今後さらに実用的になる可能性が高い言語となると筆者は考えています。
 「できるだけ役立つ言語を学びたい」と考えている方や、「第二言語なんて何でもいい」という方は、ぜひフランス語を学んでみてはいかがでしょうか。

 もしろん、言語には優劣はありませんし、それぞれの言語がそれぞれの文化や個性を持っており、筆者はそれを否定する考えはございませんので、誤解のないようにお願いします。
 それでは皆さん、是非フランス語を使って周りと差をつけましょう!(ここが一番大変ですが。。)

カエル

アフリカのおもしろい写真を撮るために、カメラを購入させてください!