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カセットテープはBHF46がお気に入りだった

昭和44年早生まれ。カセットテープ世代。いろんな音楽をカセットテープに録音してラジカセで聴いていた。

カセットテープは、音質など性能のほか録音可能時間で選ぶ。AB両面(両面ってわかるかな?)合計の録音時間が30分、46分、60分、90分、120分のラインナップ。46分だけ15分刻みじゃなく半端な数字なのは「両面」だから偶数にしたものと思われる。

LPレコード(これもわかるかな?)を録音するときは46分テープが最適とされていた。LPレコード片面に収まる音楽の時間が最長でも23分以内だったんだろう。そういう情報誰かから教わったんだと思うけど、俺は誰に教わったんだっけ。ごくたまに46分テープでは収まりきらないのがあったように記憶してるが定かではない。あとから出てきた12インチシングルとか何分テープに録音すればいいのか困った。

いろんな会社がカセットテープを出していて、代表的なのは「TDK」「maxell」そして「SONY」。人によって贔屓があってね。俺は断然SONYが好きだった。

安い方からグレード順に「CHF」「BHF」「AHF」と、ここまで「ノーマル」規格。BHFの46分テープが400円とかだった気がする。AHFは500円オーバー。たしかね。

画像をアップしてくれてるサイトがあったので紹介。ほんと、ありがたい!

BHFはこれだ。そう、これこれ。懐かしいなあ。

「ノーマル」の上位規格に「クローム」「フェリクロ」そして「メタル」があって。だけど「ノーマル」ですら中学生には高価でね。なかなか手にする機会はなかった。

その後、モデルチェンジだの好みの移ろいだのあって一時「TDK」に浮気する。なんでだったかはよく覚えてない。浮気に理由はないんだろう、何事においても。

値段だけ考えるとBHFよりも安いCHFでいいのに、わからないとは言え音質が気になるならAHFだろうに。まんなかのBHFを選んじゃうところが俺っぽいなと。いわゆる「アンパイ」ってところだろう。無難なんだね。自分にとって。

カセットテープ、なつかしいな。


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