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人は見かけによらぬもの

見かけで判断しないでくれよってセリフ、自分でも言ったことがあるような気がする。定かではない。

思うに「人は見かけによらぬもの」というのは、見かけで判断しちゃう側にとっての教訓である。先入観や固定概念に凝り固まるのは良くないよって。見えてるところだけじゃなく見えないところにも心の眼差しを向けようぜって。

見かけで判断される側については、自分の見かけがどのようなものか自分でコントロールできるところが大きいのだから、相手の判断を非難する前に自分の見かけを自分でなんとかしなさいって言いたくなる。

自分が世界にどんな印象を与えているか。あまり考えることもなく生きている。自分の認識と他人のそれが大きく異ると知ったとき驚く。場合によっては事態を受け入れがたく怒りの感情まで湧き上がる。

自分が与えたい印象のことばかり考えて自意識過剰になることもあるだろう。他人がどんな印象を受けているかではなく、自分が与えたい印象について考えているところがミソ。悪い意味での自己本位。視野狭窄。

入試面接や採用試験などの試験対策で自分自身についての認識を深めようって取り組みがある。過去の体験を振り返って文章にしたり、自己分析のために他者と対話を重ねたり。

自分を客観視する。それが必要なことかどうかよくわかんないけど、せめて自分の見かけを自分はどう受け取っているのかは知っておいたほうが良いと思う。

鏡を見ろ。自分が写った画像を見ろ。見かけと本質は一致してるかい?

世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。